tako(タコ)のアコギな日々

アコギや機材に関する事などを書いています。

【アコギメーカーについて語る④】個性的すぎるエレアコ、Ovation(オベーション)!

2020-01-14 12:32:00 | アコギメーカーを語る
ども、アコギをオモチャにする男、takoです。


アコギについて語るシリーズの第4弾!
今回はOvation(オベーション)です。





画像を見ていただいてわかる通り、もはやアコギでは無いです笑。生音についても(最上位のアダマスは弾いたことないけど)、正直物足りないですね。
見た目の奇抜さも然り、裏側はリラコード(Lyrachord)というガラス繊維強化プラスチック(グラファイト、というのは厳密に言うとちがうそうです)を使用した丸い形状であり、他のアコギとは明らかに違う事がわかります。
このメーカーは最初から"エレアコ"を作る前提で設計しているということが、随所でわかります。



スピーカーを通した音については、ハッキリ言って好みが別れます。大前提として、思い浮かべるアコギの音ではないです。アコギの音でもなく、エレキの音でもない、オベーションの音、とよく言われます。なんかブリブリしてる音でアコギの音を鳴らした時のエアー感は皆無ですね笑
その独特の音はファンもいるほどです。

アコギの音にエフェクターなどを通したい人にとっては、これほど加工しやすい音を出すエレアコは無いだろうなと思いますね。
ちょっと特殊な事をやりたい人にとってはすごく良いエレアコだと思います。



モデルなってのお話をしますと、
今、市場で売られているのはセレブリティエリート/エリートプラス、というシリーズとなります。
概ね8〜20万円ぐらいの価格で売られています。







様々な色があって、ホントに迷いますよねー笑

その他、セレブリティスタンダード、やlegendというシリーズもあるのですが、ぱっと見普通のアコギに見えるので、これだとオベーションを買う意味がないよねーって個人的には思っちゃいます笑





なお、オベーションの最上位クラスのシリーズに概ね50〜90万円ぐらいで、アダマスというものがあるんですが、現在日本国内で取り扱いが無いそうで、中古を探すしかないようです。僕はまだ本物に出会ったことはありません笑。一度は試奏してみたいですねぇ。



↑ヘッドもアダマス特有のものとなっています。カッコいい!







はい、というわけで、個性的すぎるエレアコ、オベーションについてのお話でした!

過去の記事はこちら



ではでは!




【アコギ 初心者向け】リズム感の練習に必須!メトロノームを語る!

2020-01-12 12:09:00 | アコギ初心者向け記事
ども、アコギをオモチャにする男、 takoです。


今回はリズム感を養うために必須のメトロノームについてのお話!

メトロノームの種類から、オススメまで、個人的な意見を基に解説していきます!



まず、メトロノームには2つの種類があります。
・振り子式
・電子式

それぞれのメリットとデメリットを解説します!

振り子式


真ん中の棒が左右に触れながら、チーン、カッ、カッ、カッ、と音を鳴らしリズムを刻む、THE・メトロノームですよね。
振り子式の1番のメリットは振り子の動きを目で見ながらリズムをとれるところです。
何か動きに合わせて、リズムをとるって1番リズム感を養う上で効果的です。
バンドの中でも、みんな立ち止まって弾いてるわけではないですから、メンバーの動きを見ながら合わせる練習としても良いです。
デメリットとしては、繊細な機材なので、持ち運びが容易ではない、というところと、平らな場所でないと使えない、といったところでしょうか。



YAMAHAやSEIKOの振り子式メトロノームが一般的ですね。







あと、これ↓はとあるアーティストさんが使ってたものなんですが、コンパクトなサイズで持ち運びしやすそうで、かつオシャレだったので、これもオススメです。↓




電子式メトロノーム


電子式メトロノームは、電子音(クリック音)でテンポを刻むメトロノームです。
メリットは、振り子式とは違い、場所を選ばず持ち運びも容易なところです。




また、電子式には様々なタイプのものがあり、用途や場面に合わせて様々な種類から選べます。
譜面台や洋服に挟むクリップタイプなどもあります。アコギ用なら、クリップタイプのチューナーにメトロノームが内蔵されているものも多いです






個人的に良いなと思うのが、イヤホンタイプの電子式メトロノームですね。
楽器を弾きながらだと、メトロノームのクリック音って聴こえにくいんです。
しかし、イヤホンタイプなら、耳に直接クリック音が聞こえるので、楽器の音量を気にすることなく、リズムをとることが出来ます。


↑これ、複数台あれば、赤外線でクリック音を同期させる事も出来るそうです。バンド練習なんかの時にはすごく使えそうですね。


しかし、個人的には電子式メトロノームは苦手です。というのも、デメリットとして、振り子式とは違い視覚的にリズムをとることができず、完全に耳でリズムをとることになります。
早いテンポならいいですが、テンポ60ぐらいの遅いテンポだと耳だけだとわからなくなります。
耳だけで、テンポをとるのって意外と難しいんですよ。




というわけで、2種類のメトロノームについて解説しましたが、ざっとまとめると、それぞれのメリット・デメリットは以下のような感じです。

・振り子式メトロノーム
メリット
…視覚的にリズムをとることができる
デメリット
…繊細なので平面など使える場所が限られており、持ち運びも慎重にする必要がある

・電子式メトロノーム
メリット
…使える場面は選ばず、持ち運びは容易。様々なタイプから選べる。
デメリット
…視覚的にリズムをとることが出来ないので、やや合わせづらい



個人的な結論としては、

初心者で1人でリズム感の練習をするのであれば、視覚的にもリズムの感覚を覚える事が出来る振り子式がオススメです。


というわけで、今回はメトロノームについてのお話でしたー


ではではー!



【特殊奏法 アコギ】僕が影響を受けたギタリストたち④

2020-01-11 10:54:00 | 影響を受けたギタリスト
ども、アコギをおもちゃにする男、takoです!

さて、僕が影響を受けたor憧れているギタリストのご紹介、第4回です。

過去記事はこちら!






Antoine Dufour




聴いていただいてわかるように、技術と曲のセンスがホントに神がかっています。
アコギのソロインストで出来る最大限のパフォーマンスと言えるでしょう。
ただただ圧巻です。






Ian Ethan Case





ダブルネックの18弦ギターを使いこなす唯一無二のギタリストです。
どうやって弾いているのか、見ていても全くわからないです笑
とにかくこの方も圧巻です。





Grayson Erhard




特殊奏法を用いながら歌うシンガーソングライターです。
歌声も渋くて好きなんですが、よく見ていただければわかるかもしれませんが、ライトハンドでのタッピング・ピッキングの技術が素晴らしいです。




Daniel Padim





オリジナル曲も素晴らしいですが、いくつか発表しているカバー曲のクオリティが素晴らしく高いです。
一つ目の動画のコールドプレイのカバーは初めて見た時、かなり衝撃を受けました。



Marcin Patrzalek




イケメンな上にギターが上手いなんて、嫉妬しかありません笑
もともと、クラシックギターの出身のようで、クラシック曲のカバーなども多々発表しています。




はい、というわけで、超絶技巧のギタリストたちのご紹介でした!

また次回!ではではー!!




【アコギ オススメCD紹介②】マイケル・ヘッジス 「ベスト・オブ・マイケルヘッジス 〜ビヨンド・バンダリーズ〜」

2020-01-08 13:10:00 | オススメアコギCD紹介
ども、アコギをおもちゃにする男、takoです。


アコギタリストの名盤CDを紹介するこのコーナー。




第2回のご紹介は、特殊奏法の第一人者、マイケルヘッジスのベストアルバムです。



マイケル・ヘッジス 
ベスト・オブ・マイケルヘッジス 〜ビヨンド・バンダリーズ〜



1997年不慮の事故により43才でその生涯を閉じたギタリスト、マイケル・ヘッジズのベスト・アルバムです。

とある年配のギタリストの方に聞くと、YouTubeも何も無かった時代、マイケルヘッジスのCDを聞いてもどういう風に弾いているのかわからなかった、とのこと。今でこそ、動画などがあるので彼の生前の演奏動画などが確認出来ますが、この音源を聴くだけでは、たしかにどのように弾いているのか想像もつかないです。

現在では、マイケルヘッジスの奏法はかなり解明されていて、たくさんのギタリストその奏法を取り入れられていますが、逆にそんな時代にあえて奏法に注目せず音源のみで聴いてみると、彼の高い音楽性に気づかされます。決してポップではないので、万人受けはしませんが、曲の一つ一つに深い造詣と高い芸術性が感じられます。
彼は本当にアコギタリストとして職人であった事がわかります。


このベスト盤は、本当に贅沢で豪華です。「マイケルヘッジスと言えば…」という曲が全て網羅されています。
マイケルヘッジス初心者の方は、これ一枚で本当に充分でしょう。





以下、僕のお気に入りの曲をご紹介していきます。


トラック2
エアリアル・バンダリーズ
Aerial Boundaries
マイケルヘッジスを語る上では、外せない名曲。
右手と左手で違うメロディを演奏し続けるという、ソロギターインスト界に衝撃を与えた作品でもあります。

実は、マイケルヘッジスのTAB譜が発売されており、そのなかにもこの曲が収録されていました。↓


約1年ほど練習しておりますが、なかなか弾きこなす事が出来ません…。まだまだ頑張ります…笑




トラック5
リチュアルダンス
Ritual Dance
疾走感あふれるアップテンポな楽曲。
1,2弦をCにチューニングして、独特のエコー感を出しているのも素晴らしいです。
「奇跡のシンフォニー」という映画で、女性ギタリスト、カーキ・キングがカバー・演奏した事でも少し話題になりました。







トラック16
ドリームビーチ
Dream Beach
ドリームビーチ、というタイトルがピッタリな、深く広い世界観を見事に表現している一曲です。
どうしても、ソロギターインストの曲って、音数をとにかく多くして華やかにしたいんですけど、この曲を聴けば、そんな固定観念は取り除かれます。作曲をしている人にこそ聞いてもらいたい名曲です。






はい、というわけで、アコギの名盤CDのご紹介、今回はマイケルヘッジスのベスト盤でした!


ではではー!



【特殊奏法 アコギ】僕が影響を受けたギタリストたち③

2020-01-07 12:35:00 | 影響を受けたギタリスト
ども、アコギをおもちゃにする男、takoです。

さて、僕が影響を受けたor憧れているアコギタリストをご紹介するこのコーナー。
第3回となります!


過去記事はこちら↓



Calum Graham





アコースティックギターの名手ドン・ロスが認めた実力者です。
確かな演奏力と楽曲のセンスは多くの人を魅了しています。





Daniel Voth




一連の宇宙をイメージした楽曲に魅了されてしまいました。
どうやったって、タッピングでこんなに綺麗に弾けないですよ笑



Sean de Burca




パーカッシブな演奏が映えるギタリストです。
タッピングやボディヒットなどそこまで複雑な奏法は無いものの、そのリズム感はなかなか真似出来ないですね。


C-hope




非常にポップな楽曲を特殊奏法を織り交ぜながら弾きこなすギタリストです。
こういう曲作ればもう少しtakoにも女の子ファンが増えるのかなぁ?笑



Sam Westphalen





ほぼ、左だけで弾いて右手でパーカッションを刻むこの奏法。唯一無二の奏法ですねー。
ピックアップもどうなってんのか、ボディヒット音も非常に心地いいです笑



はい、というわけで、憧れのギタリストのご紹介でしたー!

ではではー。





〜ライブのお知らせ〜
2020/1/24(金)
「濃味。vol.2」
@メロディア東京