この4、5年の間に引き受けた仕事では、いつも大変な思いをして、心身ともにボロボロになっていました。
なぜそうなったか?
安易に仕事を引き受けていたからだと思っています。
僕は、兎に角、依頼されたことは全部やらなければならないと考えていました。そして、何度か厳しい状況に直面し、健康を損ねて休職して。ようやく、仕事は断ってもいいのだ、ということに気がついたのです。
思えば、仕事を断ったことがなかったです。きっと、それまでは、出来るであろう範囲で上司が引き受けて、それから渡していたものが、丸投げされるようになったのだと思います。
今、新しい仕事がはじまろうとしています。話を聞く限り、厳しい案件だと思いました。ということで、今回は、出来ません、と断りをいれました。すると、僕一人に任せようとしていたものが、組織的に対応する方向に変わったのです。
僕が断ったからなのかどうか、実際のところは分かりません。でも、とりあえずは、良かったと思っています。
責任を持って出来る範囲を引き受ける
自分のやりやすい状況を作る
必要な成果を確実に出す
当たり前のことですね。こんな当たり前のことに気が付かないほど、僕は視野が狭かったのです。そして、自分は出来ている、と思っていたのです。僕がやっていたのは、最後の手を動かすところだけですね。
なんとも、まー