2016年8月3日(水)
熊本と大分を結ぶJR九州豊肥線は熊本地震で大きな損壊を受け、肥後大津-豊後萩間が不通となった。7月9日から阿蘇-豊後萩間が開通し、現在は肥後大津駅-阿蘇駅間で不通となっている。豊肥線を走っていた九州横断特急も別府-阿蘇間3往復で運転再開された。宮地-阿蘇間は快速列車扱いで特急券はいらない。
熊本から新幹線で博多へ。博多からは特急ソニックで終点大分駅に11時6分に着く。大分駅の府内中央口広場の工事が終わってから初めて降りた。以前はゴタゴタしたイメージがあったが、広々スッキリして気持ちがいい。熊本駅の再開発はまだまだ先だがどのように変貌していくのだろうか。
(博多駅で、青いソニックと白いかもめ)
(大分駅府内中央口)
(大分駅府内中央口)
(熊本・大分のフェアがあっていた)
駅弁「一村一品運動大分づくし」を買って、11時58分発の九州横断特急に乗車。乗客は少なかった。13時40分宮地駅に着く。駅に着く少し前から雨が降り出したが駅に着いたとたんドシャ降りになる。
(九州横断特急)
(駅弁「大分づくし」)
(雨模様に)
(宮地駅前のどしゃ降り)
(宮地駅の時刻表)
豊肥線はこれまで風水害の災害が多い路線で、2012年の水害では最も被害の大きかった宮地-豊後竹田間の復旧に1年程かかった。宮地駅には、その時と1990年水害の模様と復旧の過程がパネル展示してある。線路が宙に浮いたり、グニャグニャに曲がったり豪雨の凄さに圧倒される。
それから4年後の今年、肥後大津-阿蘇間の復旧にはどれくらいの時間がかかるのだろうか。
(これまでの災害のパネル)
(これまでの災害のパネル)
(これまでの災害のパネル)
いつもは歩くけど、タクシーに乗りコンビニで傘を買って阿蘇神社へ。
1850年頃に建てられた阿蘇神社の楼門は、茨城鹿嶋市の鹿島神宮、福岡市東区の筥崎宮とともに三大楼門に数えられ、国の重要文化財に指定されている。高さが20メートル程ある楼門は、ぺしゃんこ状態に崩壊していた。拝殿や神殿も崩壊していた。
崩壊した楼門前に仮設の参拝所が設けられて、次ぎから次へと参拝者が訪れていた。
(崩壊した楼門)
(崩壊した楼門と参拝所)
(参拝所から楼門)
(参拝所から楼門)
(2015年1月5日撮影の楼門)
水基巡りの門前町は雨でほとんど人がいない。突き当たって左へ曲がりすぐに右に曲がると左手に旧女学校跡がある。昭和の戦前の建物の様だが校舎は無事だったようだ。
(水基巡りの門前町)
(雨で人通りが無く寂しそうな湧水)
(旧女学校)
(旧女学校)
雨も降っているので、水基巡りの散策は止めて阿蘇駅へタクシーで向かった。途中、雨もあがる。
(阿蘇駅)
(阿蘇駅の時刻表)
(阿蘇駅から阿蘇の山)
(阿蘇駅から阿蘇の山)
阿蘇駅に行くと、必ず寄るのが隣接している道の駅「阿蘇」のソフトクリーム売り場。阿部牧場、竹原牧場の2つの牧場の牛乳で作ったソフトクリームが売ってある。今日は牛乳本来の自然な甘さを活かした阿部牧場の方にした。竹原牧場はコクのある美味しさにこだわっている。
物産売り場では、パンやから揚げを買って、駅前にある坊中温泉夢の湯で温泉に浸かる。
(道の駅阿蘇)
(道の駅阿蘇)
(阿蘇駅前の温泉「夢の湯」)
露天風呂に入っていると、二匹のトンボがじゃれるように飛んできた。一匹が片方に言い寄っているようだが、片方は嫌っているよう。その片方が一匹が寄ってこないように水溜りの水を尻尾ではねている。一匹は離れてはねている様子を見いるだけ。そのうち片方が上へ飛んで行ったら一匹も追っていった。しばらくすると、一匹は一匹だけ下りてきて、露天風呂の周りを寂しそうに飛んでいた。
露天風呂は木陰の中にあって、のんびりしたかったけど後の時間もあるので早々に出る。汗を流すために温泉に入ったけど、この時期は汗をかくために入った感じになる。
入浴後、駅構内に入って、休業中の「火星」の写真を撮る。火星はJR九州「ななつ星」の朝食用のレストランとして阿蘇駅のホームに作られたが他の時間帯は一般のレストランとして営業していた。
(阿蘇駅構内レストラン火星)
熊本駅からの観光列車「あそボーイ」は運休しているが、クロちゃんの家は無事にあった。
(阿蘇駅構内クロ駅長室)
さて、熊本への帰りだが、不通の阿蘇駅-肥後大津間の代行バスがあるようなので時間を調べると、通学や通勤する人の便利のために早朝と夕方しかない。阿蘇駅17時10分発にはまだかなりの時間がある。
(代行バスの時刻表)
熊本-大分間の特急バスは1日7往復ある。15時42分発に乗れそうなので、待つことにする。しかし、大分からのバスはなかなか来ない。
バスのターミナルで阿蘇の火山灰で作った「わが灰くまもん」を売っていたので買った500円。
(熊本-大分間のバス時刻表)
(「わが灰くまもん」キーホルダー)
(「わが灰くまもん」が出来るまで)
(阿蘇登山バスと定期観光バスは運休中)
(市内を廻るバス)
(市内を廻るバス)
バスは25分程遅れてやっと来た。阿蘇駅で5、6人乗ったらほとんど満席状態になった。いつもはこの路線のバスは空いている。大きな災害があると「絆」が叫ばれるが、無縁の人たちも結構いる。自分の荷物を隣りの座席に置いて席を占拠する人たちのことだが、このバスでも平然としている人たちがいる。
いつものバス路線国道57号線を熊本へ向かうと、赤水駅を過ぎてしばらくすると左手にあの阿蘇大橋がある。そこは通れない。赤水駅の手前の信号から右に曲がって外輪山へと上る。バスは一旦赤水駅まで行って引き返す。
赤水駅には列車が停まっていた。回送列車が地震にあい立ち往生していたが、その列車だと思う。
(赤水駅の手前から右折し57号線迂回路へ)
(赤水駅に停まっている列車)
上る車は渋滞。この坂は眺望のいいところだけど、雨がまた降りだし、雄大な景色は見れない。
(外輪山を上って行く)
(傷んだ田んぼではボーリングがあっていた)
(上って行くが渋滞)
(外輪山からの眺め)
外輪山の上へ出て、左に曲がり通称ミルクロードへ。
バスは肥後大津駅に着く。多くの乗客が降りた。阿蘇熊本空港を経由し熊本市内へ入ろうとする頃からドシャ降りの夕立が・・・。
(左に曲がりミルクロードへ)
(肥後大津駅)
水曜日で雨も降っていたので阿蘇は観光客も少なかった。阿蘇へは熊本からも大分からも公共交通機関を使って行くことが出来る。今しか体験できない阿蘇へ足を延ばす人が増えてくれればと思う。雨も降っていたのでタクシーを使ったが、宮地駅、阿蘇神社、阿蘇駅、内牧温泉はバスで廻れる。
熊本-博多-大分-阿蘇-熊本と家を出てから帰り着くまで約12時間。大分駅で買ったカボスハイボールと道の駅阿蘇で買ったから揚げで夕食。一日の旅を終える。
熊本と大分を結ぶJR九州豊肥線は熊本地震で大きな損壊を受け、肥後大津-豊後萩間が不通となった。7月9日から阿蘇-豊後萩間が開通し、現在は肥後大津駅-阿蘇駅間で不通となっている。豊肥線を走っていた九州横断特急も別府-阿蘇間3往復で運転再開された。宮地-阿蘇間は快速列車扱いで特急券はいらない。
熊本から新幹線で博多へ。博多からは特急ソニックで終点大分駅に11時6分に着く。大分駅の府内中央口広場の工事が終わってから初めて降りた。以前はゴタゴタしたイメージがあったが、広々スッキリして気持ちがいい。熊本駅の再開発はまだまだ先だがどのように変貌していくのだろうか。
(博多駅で、青いソニックと白いかもめ)
(大分駅府内中央口)
(大分駅府内中央口)
(熊本・大分のフェアがあっていた)
駅弁「一村一品運動大分づくし」を買って、11時58分発の九州横断特急に乗車。乗客は少なかった。13時40分宮地駅に着く。駅に着く少し前から雨が降り出したが駅に着いたとたんドシャ降りになる。
(九州横断特急)
(駅弁「大分づくし」)
(雨模様に)
(宮地駅前のどしゃ降り)
(宮地駅の時刻表)
豊肥線はこれまで風水害の災害が多い路線で、2012年の水害では最も被害の大きかった宮地-豊後竹田間の復旧に1年程かかった。宮地駅には、その時と1990年水害の模様と復旧の過程がパネル展示してある。線路が宙に浮いたり、グニャグニャに曲がったり豪雨の凄さに圧倒される。
それから4年後の今年、肥後大津-阿蘇間の復旧にはどれくらいの時間がかかるのだろうか。
(これまでの災害のパネル)
(これまでの災害のパネル)
(これまでの災害のパネル)
いつもは歩くけど、タクシーに乗りコンビニで傘を買って阿蘇神社へ。
1850年頃に建てられた阿蘇神社の楼門は、茨城鹿嶋市の鹿島神宮、福岡市東区の筥崎宮とともに三大楼門に数えられ、国の重要文化財に指定されている。高さが20メートル程ある楼門は、ぺしゃんこ状態に崩壊していた。拝殿や神殿も崩壊していた。
崩壊した楼門前に仮設の参拝所が設けられて、次ぎから次へと参拝者が訪れていた。
(崩壊した楼門)
(崩壊した楼門と参拝所)
(参拝所から楼門)
(参拝所から楼門)
(2015年1月5日撮影の楼門)
水基巡りの門前町は雨でほとんど人がいない。突き当たって左へ曲がりすぐに右に曲がると左手に旧女学校跡がある。昭和の戦前の建物の様だが校舎は無事だったようだ。
(水基巡りの門前町)
(雨で人通りが無く寂しそうな湧水)
(旧女学校)
(旧女学校)
雨も降っているので、水基巡りの散策は止めて阿蘇駅へタクシーで向かった。途中、雨もあがる。
(阿蘇駅)
(阿蘇駅の時刻表)
(阿蘇駅から阿蘇の山)
(阿蘇駅から阿蘇の山)
阿蘇駅に行くと、必ず寄るのが隣接している道の駅「阿蘇」のソフトクリーム売り場。阿部牧場、竹原牧場の2つの牧場の牛乳で作ったソフトクリームが売ってある。今日は牛乳本来の自然な甘さを活かした阿部牧場の方にした。竹原牧場はコクのある美味しさにこだわっている。
物産売り場では、パンやから揚げを買って、駅前にある坊中温泉夢の湯で温泉に浸かる。
(道の駅阿蘇)
(道の駅阿蘇)
(阿蘇駅前の温泉「夢の湯」)
露天風呂に入っていると、二匹のトンボがじゃれるように飛んできた。一匹が片方に言い寄っているようだが、片方は嫌っているよう。その片方が一匹が寄ってこないように水溜りの水を尻尾ではねている。一匹は離れてはねている様子を見いるだけ。そのうち片方が上へ飛んで行ったら一匹も追っていった。しばらくすると、一匹は一匹だけ下りてきて、露天風呂の周りを寂しそうに飛んでいた。
露天風呂は木陰の中にあって、のんびりしたかったけど後の時間もあるので早々に出る。汗を流すために温泉に入ったけど、この時期は汗をかくために入った感じになる。
入浴後、駅構内に入って、休業中の「火星」の写真を撮る。火星はJR九州「ななつ星」の朝食用のレストランとして阿蘇駅のホームに作られたが他の時間帯は一般のレストランとして営業していた。
(阿蘇駅構内レストラン火星)
熊本駅からの観光列車「あそボーイ」は運休しているが、クロちゃんの家は無事にあった。
(阿蘇駅構内クロ駅長室)
さて、熊本への帰りだが、不通の阿蘇駅-肥後大津間の代行バスがあるようなので時間を調べると、通学や通勤する人の便利のために早朝と夕方しかない。阿蘇駅17時10分発にはまだかなりの時間がある。
(代行バスの時刻表)
熊本-大分間の特急バスは1日7往復ある。15時42分発に乗れそうなので、待つことにする。しかし、大分からのバスはなかなか来ない。
バスのターミナルで阿蘇の火山灰で作った「わが灰くまもん」を売っていたので買った500円。
(熊本-大分間のバス時刻表)
(「わが灰くまもん」キーホルダー)
(「わが灰くまもん」が出来るまで)
(阿蘇登山バスと定期観光バスは運休中)
(市内を廻るバス)
(市内を廻るバス)
バスは25分程遅れてやっと来た。阿蘇駅で5、6人乗ったらほとんど満席状態になった。いつもはこの路線のバスは空いている。大きな災害があると「絆」が叫ばれるが、無縁の人たちも結構いる。自分の荷物を隣りの座席に置いて席を占拠する人たちのことだが、このバスでも平然としている人たちがいる。
いつものバス路線国道57号線を熊本へ向かうと、赤水駅を過ぎてしばらくすると左手にあの阿蘇大橋がある。そこは通れない。赤水駅の手前の信号から右に曲がって外輪山へと上る。バスは一旦赤水駅まで行って引き返す。
赤水駅には列車が停まっていた。回送列車が地震にあい立ち往生していたが、その列車だと思う。
(赤水駅の手前から右折し57号線迂回路へ)
(赤水駅に停まっている列車)
上る車は渋滞。この坂は眺望のいいところだけど、雨がまた降りだし、雄大な景色は見れない。
(外輪山を上って行く)
(傷んだ田んぼではボーリングがあっていた)
(上って行くが渋滞)
(外輪山からの眺め)
外輪山の上へ出て、左に曲がり通称ミルクロードへ。
バスは肥後大津駅に着く。多くの乗客が降りた。阿蘇熊本空港を経由し熊本市内へ入ろうとする頃からドシャ降りの夕立が・・・。
(左に曲がりミルクロードへ)
(肥後大津駅)
水曜日で雨も降っていたので阿蘇は観光客も少なかった。阿蘇へは熊本からも大分からも公共交通機関を使って行くことが出来る。今しか体験できない阿蘇へ足を延ばす人が増えてくれればと思う。雨も降っていたのでタクシーを使ったが、宮地駅、阿蘇神社、阿蘇駅、内牧温泉はバスで廻れる。
熊本-博多-大分-阿蘇-熊本と家を出てから帰り着くまで約12時間。大分駅で買ったカボスハイボールと道の駅阿蘇で買ったから揚げで夕食。一日の旅を終える。
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