映画と渓流釣り

氷と雪の闘い終わる

2014ソチオリンピックが終わろうとしてます。
夏冬五輪サッカーW杯毎に急造のナショナリストを誕生させ、日の丸君が代に万感の想いを抱かせてくれる国民一体のお祭りです。
ただ、最近何とはなく不快に感じてしまういくつかのことをメモして置きましょう。
スポーツは、やってる当人が気持ち良ければそれでお終い。
これがアスリート(競技者)になるとちょっとややこしい。
1秒でも速く、1センチでも遠く高く、1ポイントでも多く、そして一等賞にならなければいけません。
オリンピックに国旗を背負い出場するということは、最大のステージで最高のパフォーマンスをする義務が課せられます。オリンピック出場の切符を手にするための努力は、選手やコーチ家族周辺環境等の応援があってこそですが、オリンピックに派遣させる費用も派遣させることのできる基本的な国力を維持しているのは我々市井の民です。
だからこそ物申す。
敗戦インタビューで、「自分なりには楽しめました」と平気で曰う輩に鉄槌をくだしたい。
謝れと言っているのではない。最高のパフォーマンスが出来て負けたなら拍手をしよう。実力の半分も出せないままヘラヘラ笑って自己完結するな。
わたくしたち国民も悪い。頭の悪いわたくしたちを扇動する安上がりなマスコミはもっとたちが悪い。
「感動をありがとう」などと気やすく涙するな。アスリートは観客を感動させるために競技しているのではない。先述したように昨日の自分を乗り越えて、一番になるために苦しく辛い準備をしているのだ、四年に一度しか出会えない一瞬の闘いのために。

四年後、もっと強くなってオリンピックの舞台に戻られますように。
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