映画と渓流釣り

スターウォーズ初日

仕事帰り、奥様と長男しん君と三人で川崎ラゾーナの映画館で、エピソード8を鑑賞。前評判がかなり高かったので、どんな展開があるのだろうかと期待していたのだけど……。

我々家族のようにこのサーガを愛しているなら我慢できるけど、初見では辛かろうと思う。二時間半もの長尺で、その殆んどの画面が暗く派手な戦闘シーンは少なく、それも作戦失敗の負け戦さばかりじゃお祭り騒ぎ出来ないなこりゃ。それでもファミリーの内輪話を垣間見る好奇心としてなら楽しめるかもしれない。

4~6話の中継であり、私的ベストと思っている5話と対比されるから、難しいだろうと同情はする。5話で描かれたレジスタンスの戦いや恋バナもなぞっている(地味だけど)。決定的に弱いのは、思いも寄らぬ暴露話が無かった事だ。主人公の女の子レイの出自が明かされると皆んな思っていただろうから、二時間半もやってオアズケかよ!?って気持ち、凄く凄く分かってしまう。

旧三部作と云われる作品群と同じ人物配置なのに、中々こちらの整理が付かない。ルーク、レイア、ソロ、ダース・ベイダー、皇帝に対し、カイロ・レン(ベン・ソロ)の立ち位置が未だあやふやに感じてしまうからか。これまた仕方ないけど、描写も若き主要四人を中心に尾鰭を付けるから、シーンの断絶が激しくじっくり感情移入する暇がない。
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