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映画と渓流釣り

世は歌につれ


ネットニュースなんかでは、昭和歌謡の巨匠とか矮小で誤った紹介のされ方しているけど、筒美京平の偉大さはもうあの時代を一緒に生きてきた人にしか分からないのかもしれないな。残念なことだけど。

昭和の時代流行歌とは老若男女問わず誰しもが口ずさめる歌であったし、いつまでも記憶に残り消費されるものではなかった。そのこと自体は社会環境が違うので良し悪しを語るものではないし、往々にしてノスタルジックな感傷もある。

それまで日本の歌謡曲(J-POP)は伝統的な演歌かジャズベースの楽曲がほとんどだったけど、筒美京平がアイドルたちに提供した曲はどれもがアメリカサウンドを微妙に取り入れた新しい歌謡曲だった。今K-POPと言われる韓国のポップスがやっていることを40年前に筒美京平はやっていたことになる。

ここにいちいち作品をあげないけど、これもあれもそれもそうだったのか!と驚くことばかりだ。
筒美京平の作る音と共に大人になった我々世代、その世代が作った音を聞いて育った現在の才能によって今後も、日本の歌謡曲(J-POP)は連綿とつながってゆく。

わたくしの青春時代を彩ってくれた筒美京平氏に
謹んで哀悼の意を





筒美京平が一番愛していたかも知れない太田裕美の傑作を歌う


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