OpenOffice.org のデフォルトフォントの変更
こんにちは。OpenOffice.org 3.2を試しています。
Windows XPへのインストールと、Linux/OpenSUSEへのインストールを行いました。OpenOffcie.orgのデフォルトフォントをIPAフォントに変更する方法の紹介を兼ねて、導入手順をまとめてみました。
OpenOffcie.orgの日本語版のインストールにはいくつかの段階があります。
1.環境の構築
-IPAフォントのインストール
OpenOffice.orgやその他のソフトで利用する「標準フォント」をインストールします。IPAフォントをOpenOffice.orgのデフォルトフォントとしてWindows、Linux、OpenSolarisで使うことで、異なる基本ソフト間での表現のばらつきが軽減されます。
「Windowsではいらない」ではなく「Windowsでも使う」ことにします。
2.OpenOffice.orgのダウンロードとインストール
-OpenOffice.orgのダウンロード
-JRE/Java実行環境のインストール
JRE(Java Runtime Environment、Java実行環境)のインストールは、1.に含める内容ですが、OpenOffice.orgのインストールプログラムにJREのインストールが含まれているものがあり、その利用が便利です。
3.日本語環境拡張(Default Settings For Japanese)のインストール
Linuxではこの拡張をインストールすればIPAフォントがデフォルトに替わります。また数多くの日本語に関する設定が含まれておりOpenOffice.org上で日本語を使うなら、Windows/Linux/OpenSolaris等基本ソフトに関わらずこの日本語環境拡張機能は必須です。
4.その他拡張機能・テンプレートのインストール
OpenOffice.orgが配布する機能拡張モジュールやテンプレートを導入します。
先ずは3.まで完了すれば、日本語での文書作成がとても楽になります。私もこれまで3.を省略し、各種パラメーターファイルを調整していましたが、3.の導入で何も考えなくても使いやすさが向上しました。これまでのことは何だったのかと思ってしまいました。既にOpenOffice.orgをお使いの方で3.日本語環境拡張(Default Settings For Japanese)をインストールしていない方は、直ぐにインストールした方が良いです。
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