ちょうど一年ほどauひかりの10G回線を使っています。とても快適なのですが、先週後半に回線速度が遅くなり始めました。
「何だろう??」と、PCの足元のLAN経路の見直しやONUとホームゲートウエイ(HGW)の確認を行っても、理由が判りません。とうとうネット上のパブリックDNSへのping応答に欠落が見えるほどになりました。
「足元の問題か?」と、調べてもHGWとPC間のpingでは欠落は起こりません。ネット抜けの問題と想定して、HGWを初期化して再起動しましたが、やはり現象変わらず。やがてネット通信が全くできなくなり、HGWも電源ランプのみの点灯に変わりました。お手上げです。
auひかりのサポートセンターに連絡すると、障害対応工事の手配を中一日でしていただけました。
工事ご担当の方が来られ、まずは光伝送の品質確認を行い「光の強度が下がっている」とのこと。光コンセントを一旦回線から外して、回線を若干切り詰めて、再接続工事をされましたが、現象変わらず。
「これは屋外ですね」と引き込み経路の確認に移りました。実はこの光回線は東京電力のころから随分長く使っています。ほんの10分くらいで「確認お願いします」とのこと。確認すると正常に戻っています。よかった。
電柱から来ている光回線を宅内に引き込むために外壁に中継器があり、そこで光が減衰していたとのことでした。原因も判り解決です。
光コンセントの接続工事を初めて見ましたが、今は道具も良くなり「あっと言う間」に再接続されました。
実は、この10Gネット回線には、技術教育用の環境配信サーバーがつながっています。技術研修参加者の環境統一のためデスクトップ配信を行っています。障害に備えてNTT回線と二重化しており、どちらかで配信します。
いつもアクセスありがとうございます。光回線の物理障害は初めての経験でした。引き続きよろしくお願いします。