先般、お客様のプロバイダ契約の見直しがありました。ダイナミックIPから固定IPへの切り替えです。
新しい固定IPのプロバイダの手配ができ、設定を変更したのですがつながりません。何度も試し、プロバイダさんにも相談しましたが、とうとう、その日はつながりませんでした。
プロバイダさんには接続要求も来ていないとのことで「回線のONUかルーターが悪いのでは」と。でも、切り替え前はダイナミックIPでつながっているので、ONUもルーターも悪くありません。
その晩にプロバイダ様から連絡をいただき「回線種別が違っています」とのこと。NTTフレッツ光のマンションとファミリーの取り違えでした。お客様はマンション内に事務所を引っ越されたので「マンション」で申告されていましたが、実際には事務所まで戸建てと同様の光回線が直収されており「ファミリー」だったのです。
理由が判り、再度「ファミリー」でプロバイダ契約を行い、後日設定したところ、見事一発で接続できました。PPPoEですが、回線速度も上下200Mbps以上と十分な速さでした。
近年、プロバイダ契約によっては、概ねどの回線でもつながることが一般的で、盲点になっていました。
いつもアクセスありがとうございます。「通信障害は物理層から」の原則を改めて肝に銘じた次第です。引き続きよろしくお願いします。