Microsoft Office for iPadは日本未対応(2014年3月28日現在)
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日は2014年3月27日にMicrosoftより発表になったOffice for iPadは日本国内では利用できないことを紹介します。
iPad版Microsoft Officeがインターネット経由で使う形で発表されました。ところが「日本向け対応は前向きに検討中(2014年3月27日)とのことで、利用開始時期は不明です。
注意が必要なのは「日本語iPad版がサービス開始未定」ということです。以下の発表資料を見ると他のプラットフォーム、即ちAndoridやiPhoneでは動作します。
世界におけるモバイル アプリの使用可能状況(Microsoft)
世界的に見ても、日本のように提供されない方が希なので、Microsoftにとって日本はもはや小さな市場なのかもしれません。あるいは、パッケージ版がちゃんと販売できているので、むしろその方が良いということも考えられますね。
技術的にはiPhone,WindowsタブレットやAndroidタブレットには、提供を開始するので、純粋にiPadの日本語表示等に難があることも考えられます。
iPad版がなくてもWindowsタブレットやAndroidタブレットでも動くので、選択肢はあります。Microsoft Officeの提供方法がオンライン主体になるのも、極近い将来です。
一方、Microsoft Officeの置き換え相当品のオープンソース・ソフトウエアLibreOfficeも実用的な品質になっています。Linuxのように「数えることはできないが、浸透する」プロダクトです。Microsoftは「黙っていても市場は狭くなる」ことを切実にとらえ、提供形態をネット化し、より多くのデバイスでの利用を可能とすることで乗り越えようとしています。