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Windowsとオープンソース(1)

2008-12-17 07:47:13 | Windowsの備忘録


Windowsとオープンソース(1)


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。

Windows上でのオープンソース・ソフトウエアはあまり知られていません。しかし、UNIX系OS(基本ソフト)で広く普及している「無いと困る」ようなソフトは移植版がありますし、「Windowsも備えているが使いにくくて困る」ようなソフトは代替版が普及しています。例えばシステム管理者がよく使う「TeraTerm」はオープンソース・ソフトウエアです。

これから何回かのシリーズで、Windows上のオープンソフト・ソフトウエアを紹介していきます。紹介漏れのご指摘や間違いも沢山あると思います。コメントや連絡フォームでご連絡いただければ助かります。

とっかかりとして、ざっと気づいたものをご紹介すると、

■オフィスソフト
ブラウザ:Firefox
電子メール:ThunderBird
オフィス:OpenOffice.org

■通信系ソフト
ターミナルエミュレータ:TeraTerm,PuTTY,Poderosa
SSH:TeraTerm,PuTTY

■ミドルウエア
Webサーバ:Apache
データベース:MySQL,FireBird,PostgreSQL
UNIXエミュレータ:cygwin

などでしょうか。

オープンソース・ソフトウエアは、ライセンスに基づいてソースが公開されています。「フリーソフト」と「同意ではありません」。オープンソース・ソフトウエアを使うときは、そのライセンスに基づいて使用します。「オープンだからどう使っても良い」ということではないのでご注意ください。

「フリーソフト」は定義が緩やかですが、特に日本では「無償のバイナリーソフト=無料で手に入る実行形式のソフトウエア」をパソコン文化の中で使っていた経緯もあり「日本語でのフリーソフト≠オープンソース」では無いことに注意が必要です。



(*)この記事の作成・投稿はMac OS XとFirefox3.0.4上で行いました。


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2 コメント

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SSH2の使えるターミナルアプリ (sy)
2008-12-17 08:37:19
 いつも楽しく、かつ勉強させてもらいながら拝見させて頂きます。

 表題の件でいくつか。

 ターミナルアプリなんですが、PoderosaもSSHは使えますので(むしろこっちのほうの対応が売りでした)、仲間はずれは寂しいです(笑。

 で、SSHには通信の一部がデコードできてしまうという脆弱性が見つかっていますが、TeraTermではRC版、Poderosaでは非公式パッチが出てこれに対応しています。
返信する
PoderosaでSSH2 (谷山 亮治)
2008-12-17 18:16:38
早速のコメントありがとうございます。

Poderosaはしばらく使っていたのですが、そのときはSSH接続しなかったので、SSH機能の存在に気づきませんでした。

ポート転送部が独立のプログラムとして使えるのは良いですね。

http://ja.poderosa.org/
がホームページ、ダウンロードページです。

引き続き、よろしくお願いします。
返信する

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