こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
ヤマハルータRT58iを用いて携帯電話事業者が提供する64k高速デジタル通信を試しました。この接続試験を行う前に「携帯端末の64kデジタル通信」をインターネットで調べたのですが、情報が少ないのでびっくりしました。使う方も少ないのでしょう。
「いまどき、64k高速デジタルなんて使い物になるのか?」とお思いの方もいらっしゃると思います。企業通信では、経路を複数持つことが必要です。
モバイルPCを通常はHSDPAにて高速パケット通信でインターネットを使い、会社にVPN接続します。何らかの理由により、HSDPAインターネット接続ができないときの迂回回線として64kデジタル通信を利用します。
SoftBankのHSDPAモバイルカード案内へ
携帯電話事業者は「64kデジタル」と表示している通信方法です。
64kデジタル通信は時間課金なので、接続時間に応じて課金されます。長時間接続で高額にならないよう十分ご注意ください。
今回の試験は、SoftBank Connect Card C01SをWindowsXPと組み合わせて使いました。
接続先は、弊社のISDN回線NTT/INS64を収容しているヤマハRT58iです。
ノートPC側からSoftBank Connect Card C01Sの64kデジタル通信を選択し発信します。ヤマハルータにはINS64経由で着信します。PHS時代と異なり、常に64k=1Bチャネル分を使います。
結果は、会社宛に電話することで64kのPPP通信ができました。SoftBank Connect Card C01Sのユーティリティソフト、WindowsXPのネットワーク接続機能両方で接続を確認しました。
一時代前のISDN/PHSでのアクセスポイントと同じように使えます。インターネット側が不通のときに使うだけですが、企業にとってはつながらないよりずっと良いです。64kデジタル通信でも、必要最小限の情報にアクセスできるよう、社内のアプリケーションへのアクセス設計が大切です。
☆ヤマハルーターとシンクライアント、仮想サーバで作るネットワーク入門開催!(5/12)詳細はこちら
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モバイルPCを通常はHSDPAにて高速パケット通信でインターネットを使い、会社にVPN接続します。何らかの理由により、HSDPAインターネット接続ができないときの迂回回線として64kデジタル通信を利用します。
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64kデジタル通信は時間課金なので、接続時間に応じて課金されます。長時間接続で高額にならないよう十分ご注意ください。
今回の試験は、SoftBank Connect Card C01SをWindowsXPと組み合わせて使いました。
接続先は、弊社のISDN回線NTT/INS64を収容しているヤマハRT58iです。
ノートPC側からSoftBank Connect Card C01Sの64kデジタル通信を選択し発信します。ヤマハルータにはINS64経由で着信します。PHS時代と異なり、常に64k=1Bチャネル分を使います。
結果は、会社宛に電話することで64kのPPP通信ができました。SoftBank Connect Card C01Sのユーティリティソフト、WindowsXPのネットワーク接続機能両方で接続を確認しました。
一時代前のISDN/PHSでのアクセスポイントと同じように使えます。インターネット側が不通のときに使うだけですが、企業にとってはつながらないよりずっと良いです。64kデジタル通信でも、必要最小限の情報にアクセスできるよう、社内のアプリケーションへのアクセス設計が大切です。
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