こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
10月発売開始のヤマハルータRTX1200の機能を試しています。評価機を住商情報システム様より借用できたので新機能を中心に試してみます。
第二回は「ヤマハRTX1200を使ってみる(2):docomo接続成功!」ということで、ヤマハRTX1200のモバイル対応機能を試すために、docomoと高速接続した様子の紹介です。
なお、評価機の仕様は今後変更されると思います。下記の設定や接続条件は、筆者試験環境であり、一般的に同様の設定で良いかどうかまでは判りません。
docomoのHIGH-SPEED通信は、契約条件により高額の請求になることがありえます。接続試験でも同様です。docomoの契約条件、特にデータ通信量に応じた従量課金契約では必ず条件をご確認の上、接続してください。「つながる」ことと「課金がいくらになるか」は別のことなので重ねがさねご注意ください。
この記事でのdocomoとの通信契約に関して、ヤマハ様、住商情報システム様に情報提供を頂いておりません。筆者の調査と判断でdocomoと契約しました。この記事の契約内容は短期的な評価に特化したものであることにご注意ください。
■ヤマハRTX1200とdocomo携帯(実働)
docomoの携帯は「SH905i」。回線契約は「定額データプランHIGH-SPEED(2008年10月時仕様)」です。
音声通話の契約と併用ではなく、異なるHIGH-SPEEDデータ通信専用の契約をしました。即ち、電話機内のFORMAカードも電話番号も音声通話で使用するものとは違います。
(*) 契約条件は必ずdocomoショップでご確認ください。
■docomoと定額通信で接続できたときの設定
設定例集のFOMA設定を基にしましたが、接続先情報を契約条件に合わせて変更しました。自動接続にしています。これまでのPPPoEやISDN通信にmobile特有のコマンドが追加されています。
# RTX1200 Rev.10.01.03 (Mon Sep 8 19:53:59 2008)
# MAC Address : 00:a0:de:36:d1:94, 00:a0:de:36:d1:95, 00:a0:de:36:d1:96
# Memory 128Mbytes, 3LAN, 1BRI
# main: RTX1200 ver=b0 serial=D26001059 MAC-Address=00:a0:de:36:d1:94 MAC-Addr
ess=00:a0:de:36:d1:95 MAC-Address=00:a0:de:36:d1:96
# Reporting Date: Oct 14 22:35:44 2008
ip route default gateway pp 2
ip lan1 address 192.168.100.1/24
pp select 2
pp bind usb1
pp auth accept pap chap
pp auth myname takumi password
ppp lcp mru off 1792
ppp lcp accm on
ppp lcp pfc on
ppp lcp acfc on
ppp ipcp ipaddress on
ppp ipcp msext on
ppp ipv6cp use off
ip pp nat descriptor 1000
mobile access-point name mopera.flat.foma.ne.jp cid=2
mobile display caller id on
mobile auto connect on
pp enable 2
nat descriptor type 1000 masquerade
syslog debug on
dhcp service server
dhcp server rfc2131 compliant except remain-silent
dhcp scope 1 192.168.100.2-192.168.100.191/24
dns server pp 1
mobile use usb1 on
mobile type usb1 auto
■docomo HIGH-SPEED回線接続時の情報
これまでのPPの表示と変わりませんが「下り最大速度」の欄で接続した通信速度を確認できます。下記の例では下り3.6Mの通信です。たまたま、事務所でつながった速度です。
# show status pp 2
PP[02]:
携帯端末は接続されています
接続先: mopera.flat.foma.ne.jp
下り最大速度: 3648000 bps
発信側
通信時間: 11秒
受信: 8 回 [223 オクテット]
送信: 7 回 [283 オクテット]
累積受信: 8 回 [223 オクテット]
累積送信: 7 回 [283 オクテット]
累積時間: 11 秒
受信廃棄: 0 回 [0 オクテット]
送信廃棄: 0 回 [0 オクテット]
FCSエラー: 0 累計: 0
受信破棄: 0 キュー長: 0/20
送信破棄: 0 エラー: 0
PPPオプション
LCP Local: Magic-Number ACCM ACFC PFC, Remote: CHAP ACCM ACFC PFC
IPCP Local: IP-Address Primary-DNS(220.159.212.200) Secondary-DNS(220.159.2
12.201), Remote: IP-Address
PP IP Address Local: 220.210.8.197, Remote: 219.114.160.97
CCP: None
素晴しい!ヤマハRTX1200はインターネット側が高速携帯網に接続できる唯一のルータではないでしょうか。
「docomoハイスピード」は上りは最大384kbpsです。一般的な家庭向けインターネット接続用途の光回線、ADSL同様、上り速度は遅くなります。一般的なインターネットアクセスは下りが速ければ概ね問題ありません。
ヤマハRTX1200のFOMAによるモバイル接続機能を垣間見ることができました。いろいろな応用例が考えられます。実際にはdocomoのHIGH-SPEED通信網側の制限を含めて利用シーンを考える必要があります。
EMobileは残念ながら時間切れです。評価機を借用した時点では、接続に関する情報もありませんでした。ただ、周辺情報から推測するには、接続できるのもそう遠くない将来だと思います。
(*)この記事の作成・投稿はWindowsXPとFirefox3で行いました。
☆中小企業のIT活用に関する、ご質問・ご相談はお気軽にどうぞ!
10月発売開始のヤマハルータRTX1200の機能を試しています。評価機を住商情報システム様より借用できたので新機能を中心に試してみます。
第二回は「ヤマハRTX1200を使ってみる(2):docomo接続成功!」ということで、ヤマハRTX1200のモバイル対応機能を試すために、docomoと高速接続した様子の紹介です。
なお、評価機の仕様は今後変更されると思います。下記の設定や接続条件は、筆者試験環境であり、一般的に同様の設定で良いかどうかまでは判りません。
docomoのHIGH-SPEED通信は、契約条件により高額の請求になることがありえます。接続試験でも同様です。docomoの契約条件、特にデータ通信量に応じた従量課金契約では必ず条件をご確認の上、接続してください。「つながる」ことと「課金がいくらになるか」は別のことなので重ねがさねご注意ください。
この記事でのdocomoとの通信契約に関して、ヤマハ様、住商情報システム様に情報提供を頂いておりません。筆者の調査と判断でdocomoと契約しました。この記事の契約内容は短期的な評価に特化したものであることにご注意ください。
■ヤマハRTX1200とdocomo携帯(実働)
docomoの携帯は「SH905i」。回線契約は「定額データプランHIGH-SPEED(2008年10月時仕様)」です。
音声通話の契約と併用ではなく、異なるHIGH-SPEEDデータ通信専用の契約をしました。即ち、電話機内のFORMAカードも電話番号も音声通話で使用するものとは違います。
(*) 契約条件は必ずdocomoショップでご確認ください。
■docomoと定額通信で接続できたときの設定
設定例集のFOMA設定を基にしましたが、接続先情報を契約条件に合わせて変更しました。自動接続にしています。これまでのPPPoEやISDN通信にmobile特有のコマンドが追加されています。
# RTX1200 Rev.10.01.03 (Mon Sep 8 19:53:59 2008)
# MAC Address : 00:a0:de:36:d1:94, 00:a0:de:36:d1:95, 00:a0:de:36:d1:96
# Memory 128Mbytes, 3LAN, 1BRI
# main: RTX1200 ver=b0 serial=D26001059 MAC-Address=00:a0:de:36:d1:94 MAC-Addr
ess=00:a0:de:36:d1:95 MAC-Address=00:a0:de:36:d1:96
# Reporting Date: Oct 14 22:35:44 2008
ip route default gateway pp 2
ip lan1 address 192.168.100.1/24
pp select 2
pp bind usb1
pp auth accept pap chap
pp auth myname takumi password
ppp lcp mru off 1792
ppp lcp accm on
ppp lcp pfc on
ppp lcp acfc on
ppp ipcp ipaddress on
ppp ipcp msext on
ppp ipv6cp use off
ip pp nat descriptor 1000
mobile access-point name mopera.flat.foma.ne.jp cid=2
mobile display caller id on
mobile auto connect on
pp enable 2
nat descriptor type 1000 masquerade
syslog debug on
dhcp service server
dhcp server rfc2131 compliant except remain-silent
dhcp scope 1 192.168.100.2-192.168.100.191/24
dns server pp 1
mobile use usb1 on
mobile type usb1 auto
■docomo HIGH-SPEED回線接続時の情報
これまでのPPの表示と変わりませんが「下り最大速度」の欄で接続した通信速度を確認できます。下記の例では下り3.6Mの通信です。たまたま、事務所でつながった速度です。
# show status pp 2
PP[02]:
携帯端末は接続されています
接続先: mopera.flat.foma.ne.jp
下り最大速度: 3648000 bps
発信側
通信時間: 11秒
受信: 8 回 [223 オクテット]
送信: 7 回 [283 オクテット]
累積受信: 8 回 [223 オクテット]
累積送信: 7 回 [283 オクテット]
累積時間: 11 秒
受信廃棄: 0 回 [0 オクテット]
送信廃棄: 0 回 [0 オクテット]
FCSエラー: 0 累計: 0
受信破棄: 0 キュー長: 0/20
送信破棄: 0 エラー: 0
PPPオプション
LCP Local: Magic-Number ACCM ACFC PFC, Remote: CHAP ACCM ACFC PFC
IPCP Local: IP-Address Primary-DNS(220.159.212.200) Secondary-DNS(220.159.2
12.201), Remote: IP-Address
PP IP Address Local: 220.210.8.197, Remote: 219.114.160.97
CCP: None
素晴しい!ヤマハRTX1200はインターネット側が高速携帯網に接続できる唯一のルータではないでしょうか。
「docomoハイスピード」は上りは最大384kbpsです。一般的な家庭向けインターネット接続用途の光回線、ADSL同様、上り速度は遅くなります。一般的なインターネットアクセスは下りが速ければ概ね問題ありません。
ヤマハRTX1200のFOMAによるモバイル接続機能を垣間見ることができました。いろいろな応用例が考えられます。実際にはdocomoのHIGH-SPEED通信網側の制限を含めて利用シーンを考える必要があります。
EMobileは残念ながら時間切れです。評価機を借用した時点では、接続に関する情報もありませんでした。ただ、周辺情報から推測するには、接続できるのもそう遠くない将来だと思います。
(*)この記事の作成・投稿はWindowsXPとFirefox3で行いました。
☆中小企業のIT活用に関する、ご質問・ご相談はお気軽にどうぞ!
そうですね。有線LANを無線LANに変換する形ですね。近年機種が増えた、出張用の超小型無線LANアクセスポイント一時的に使う機会が増えています。ルーターのUSBポートから給電できるので、とても便利です。ホテルもネット接続は当然ですが、Wi-Fiの方が複数デバイスを同時接続できるので便利ですね。
Buffalo製「WLAE-AG300N」を導入し、モバイル端末間無線LAN設定後に、無線LANコンバーターからのLANケーブルをLAN3若しくはLAN2インターフェイス接続する方法です。
RTX1200は、通常通りLAN3/LAN2よりNAPT変換させればOKです。
俗にいう無線LANから有線LANに変換するコンバーターを使う方法です。
EMobileの切断間隔は、通信事業者側からの定期切断で、ヤマハルーター側からの切断ではありません。
携帯網を使う以上は定期切断は避けられませんね。
今後ともよろしくお願いします。
RT107eはEmobileとPCIのルータを組み合わせての利用です。ブロードバンドが利用できずISDNの地域のためこのような構成です。Emobaileは定額制で500kbpsほどのスピードでして安定しています。
IPSecでの接続ログを見ますと6時間毎にDownして即、UPしてグローバルIPが変化しています。業務で使用していることから6時間より8時間などに変更したいのですが設定コマンドを探しているところです。
川崎-長崎市間でリモートアクセスVPNをよく似た環境で使っています。ADSLも局との距離が遠く、上り10Mbps程度です。条件はあまり良くないとは言え、どうしようもないほど悪くない条件です。
当初、WindowsXPパソコン(ADSL)と事務所RTX1500(Bフレファミリー)間でPPTP VPNで事務所のパソコンを使っていました。リモートディスクトップの画面が時々フリーズしていました。その為、かなり業務にも支障がありました。
ネットワークの込み具合かとも思い、数ヶ月使い続けたのですが、接続が安定しない頻度が高くなったので、WindowsXPパソコン側の家庭用のルーターをRT107eに変更しIPsec VPNに切り替えたところ、接続は安定し、状況が改善しています。RT56vを使って内線まで作りました(笑。
もっと条件が悪く上り384k程度の区間でも不定期に使っていますが、やはりヤマハ・ルータ間でPPTP VPNにしています。こちらは内線電話が目的ですが、時々通信も行います。
スループット云々を細かく気にしている訳ではありませんが、ネットワークの組み方は、通信の品質に大きく影響しています。
「中を見せたくない」のであれば、別セグメントにして分離する方が簡明な対策ができます。PCを第三者が使うのであればなおさらです。
リモートデスクトップを使うのであれば、SoftEtherを入れてVPNしようが、ルータなどGW機でVPNしようが、LANを知ることができる可能性が高いと思います。そのLANを通じて通信している訳ですから。その為には、第三者用のセグメント分離します。セグメント間のセキュリティはヤマハルータのフィルタで制御することになります。第三者用PCから社内方向にはいけないが、社内からはそのPCにリモートデスクトップできるなど運用に応じたフィルタを考えます。
基本的に企業内ネットワークは全体を見通すことができるようにつくります。その意味でSoftEtherを導入し「通信装置無関係のVPNを引き込む」ことは避けたほうが良いです。一般的には、後で何処と何処がつながっているのか判りにくくなります。
実はグループアクセス用にネットワークの構成を
考えているのですがGAライトの制限もあり
<現在>
①社内に2つのネットワークが存在している。(BフレッツHFとベーシック)
(A)GAライトで10拠点を閉域網として接続
(B)上記GAライトと接続していないネットワーク
<近い将来>
②①以外の一拠点(業務委託先)を(B)の限定されたPC(一台)に接続させたい。
当初、ソフトイーサ社のDesktopVPNもしくはPacketixVPNで
②業務委託先(ADSL8M)のPCから一台のPCにダイレクトに接続させようと思っていました。
ですが、谷山さんの書き込みを拝見しているとYAMAHAルーターがソフトイーサのソフトウェアVPNよりも
スループットが期待できるのではと感じてきました。
業務委託先には、(B)内のLAN内を見せたくないというのがあり「PC to PC」接続が出来ないかを模索中です。
ipsecでVPN接続をしてやりこのVPNにたいしてセグメントの違うIPをDHCPで振ってやる。
ADSLしか提供されていない地域からの接続なので、スループットができるだけ良くしたいと思っています。
②では、①(B)のPCから業務委託先のローカルプリンタへ出力する予定もあります。
これまで、②にデータをおいて①へデータをシンクロさせていたのですが回線が遅いため限界を感じていました。
今年の1月か2月には①にデータを置き、リモートアクセス等で(B)のPCを操作してもらうことにしました。
方向性は決まってきたのですが、その手段を決めかねています。
最近多く投稿させていただいて、その都度回答していただいており誠に恐縮ですがアドバイスいただけないでしょうか?
いつもアクセスありがとうございます。
GAライトとGAプロの速度の違いを経験したことはありません。GAプロで構成するネットワークを作ったことがありません。
ただルータ技術の面から見ると違いは大きいと思います。
1)VPNを使うか使わないか
ネットワーク型接続のGAプロではルータのVPNが不要です。ネットワーク的なオーバーヘッドがきわめて少ない接続方法です。グループアクセスで最高速を期待するなら、理屈の上ではこの方法です。
もちろんプロでも端末型が使えますのでその際はGAライトと同じ考慮が必要です。
2)GAライトはアドレス変換が必須
GAライトでは「アドレス変換」を使うので、その部分がオーバーヘッドです。ただ、インターネットVPNでも同じアドレス変換を使うので、この機能はどのルータでも豊富な実績があります。ルータ屋としても真っ先に速度向上対策を行うところなので、理屈でオーバーヘッドがあったところで運用上影響があるとは思えません。
3)カプセリング
GAライトではルーターの持つ「トンネル」機能で拠点をLAN接続します。トンネルにするためにはVPNの機能を使い、ここが速度に影響します。この機能が充分に速いルータを選ぶことが大切です。同じ機種でもIPsec、ipipとpptpでは通過するパケット長が違いますし、処理の内容と違います。もともと暗号化処理のないipipが有利です。またヤマハRT107e、SRT100、RTXシリーズでは、ipipでもファーストパスが実装されています。
グループアクセスでもヤマハの青い機種を使うのはこのように「作りこみの違い」があるからです。通信は日常的に使うので「GA接続でも良いルータ」を選択することがとても重要になりますね。「GAだから安いルータで良いんです。」というのは間違いです。
あとは、通信の実体に合わせた構成になりますね。インターネット向けをGA網を通過させるのでれば、インターネットVPNを作るときと同じルータを使います。
コメントありがとうございます。
おっしゃるように本社はBフレベーシックで行こうと思います。
では、表題の違いを感じたことはありますでしょうか?
端末払い出しとLAN払い出しは速度の影響は出るとお思いでしょうか?
GA(グループアクセス)網をVPN網として使い、一箇所でInternet接続する形は多いと思います。
この場合、独立したBフレを二本持つのか、一本で済ませるのかは悩むところです。
GA網から社内のインターネット向けの通信がまとまって来るのを、同じ回線で捌くと当然帯域を圧迫しますし、Bフレファミリーなど家庭用回線では定常的な広帯域の上りの通信は帯域制限がかかるようです。Bフレファミリーの上りの経験値は10Mbps前後でしょうか。この辺りにBフレベーシックの存在意義があります。
当方の構築では、大方のパターンとして、本社はBフレベーシック、拠点はBフレファミリー系です。大事な拠点はBフレベーシックですね。
引き続き、よろしくお願いします。
これで方向性が見えた気がします。
ただひとつ、GAライトで現在運用しているのですが
フレッツ網内のGAでしか使っていない環境なのでipip接続を用いています。
社内には、2つの切り分けしたネットワークがあり1つが前述のフレッツ網、もう1つがこの書き込みをしている外部とつながるネットワークです。
自分が唯一、この環境を模索していると行き詰まってしまうことが多々あります。
谷山さんの助言に救われた気がします。
ありがとうございました。
こんにちは。いつもアクセスありがとうございます。
今回のご質問には複数の要素が混ざっています。
1)RT57i-RTX1000のVPNをRTX1200-RTX1100に変更したときの速度と安定性改善の程度
2)Bフレ回線種別のVPN通信速度への影響
先ず、経験的な回答です。
1)の件ですが、これはPPTP VPNからIPsec VPNに変更するのであれば、通信速度と安定性は向上します。機種が新しくなればはっきり判ると思います。基本的にはヤマハルーター間でのインターネットVPNによるLAN間接続はIPsecを基本としています。
2)Bフレッツのベーシックとファミリー
これは、上りの伝送量が多いとろ、信頼性を求められるところはBフレベーシックを選んでいます。企業のインターネットVPNでもハイパーファミリーを使っているところは沢山あります。
今回のご質問のケースですと、
1)PPTP VPNからルータを機種変しIPsec VPNに変更する
を実施し、変化を確かめた上でさらに通信速度向上を期待するのであれば「回線種別の変更」を実施するほうが良いでしょう。
引き続き、よろしく願いします。
すみませんが、もしご存知であればご享受していただけないでしょうか?
NTTのBフレッツの「ハイパーファミリー」と「ベーシック」ですが、このタイプの違いで速度であったり安定度は変わってくるでしょうか?
セッション数の違いは認識しています。
ヤマハルーターRT57iとRTX1000を使って、拠点間をハイパーファミリーで結んでいますがどうも共有フォルダを開くのが遅くなってしまい困っています。
今回RTX1200を購入して、
RTX1200 - RTX1100(1200が出る前に買ってしまいました)で(Bフレッツベーシック)結ぼうと考えていますが、スループットの向上を期待しています。
効果はあると思われますか?
たくさんの機会に接している谷山様のご意見をお伺いできたら幸いです。
EMobileを接続の試験ですが、年内は手元の評価用のRTX1200が出払っており試験ができそうにありません。
下調べは終わっているので、機材があれば直ぐに試すのですが。
試験でき次第、結果はブログでお知らせします。
RTX1200とEMobileの接続例を探しているんですが、なかなか見つかりません。
ぜひ接続試験の結果を公開お願いします。
私のほうでもいろいろ試しているのですが、なんせ初YAMAHAルータな為、うまくいっていません。
仕様的には、一般的なUSBシリアルなのでなんとかならんかなぁ。と思っているのですが。。。
難しいですね。
コメントありがとうございます。
今週末にRTX1200にEMobileの接続試験を始めます。
結果をこのブログで公開します!
引き続きよろしくお願いします。
そうですか。
RT58iは、なんちゃってUSBなんですね。
RTX1200で谷山さんのようにモバイル環境を実現してみたいです。
ちゃか
いつもアクセスありがとうございます。
RT58iのUSBに携帯端末を付けて通信することはできません。次期RT59i(勝手な名称)では是非USB経由の通信に対応していただくよう、お願いしましょう!
今後、通信端末はつけっぱなしも多々あると思うので、USBポートは2つ以上つけて欲しいですね。
引き続き、よろしくお願いします。
谷山 亮治
はじめまして。
ちゃかと申します。
いつも参考にさせていただいております。
そのお陰で私の会社ではすっかり
YAMAHAルータが必須と相成りました。
ところでRT58iもUSBポートがついていますが
RTX1200のようなインターネット側が高速携帯網に接続はできないものでしょうか?
あれは単なるファームやらバックアップやらさせるだけのものなのでしょうか?
ご存知でしたらお教えください。
RTシリーズでも同様に使えたらよいのですが。。。
docomoの定額高速パケットサービスは、通信事業者による通信切断を含む利用制限があります。ざっくり言うと、長時間の通信量の多い伝送はできない仕様で網側から切断するようです。企業ルータで期待するのは「長時間の通信量の多い伝送」なので、どの程度実用になるかまだ判りません。
通信機器としてのルータにとっては、接続相手が回線提供者であるIIJかdocomoかは関係ありません。単に「FOMA網」であるだけです。当方の設定もその線で設定を試みたら「繋がった!」と言う段階です。
ご指摘の通り、IIJのMVNOサービスの様に同一インフラでの異なる通信サービスの提供形態があります。利用者側は「通信回線仕様を良く理解して」申し込むのですが、実際にはユーザ側での回線の仕様の把握がむずかしいですね。どんなタイミングで切断されるかまでは、使ってみないと判りません。
docomoの通信ソフトが通信を維持するために「何かをやっている」のだとするとルータは「そのまね」をする必要がありますが「そんな面倒なことをするならIIJと契約する」というのも現実的な解だと思います。2008年10月現在では、docomoは一契約(SIM一枚)での音声通話(一般的な携帯電話)と、定額高速パケットを併用できるサービスの提供はありません。定額高速パケット通信をするには「新たな回線契約」が必要なのです。別の回線契約が必要ならIIJの方が判りやすくて良いですよね。
お金が無尽蔵な方は音声通話と「定額でない高速パケット通信」を一契約で実現できます。これは「定額」ではありません。ルータなど、携帯端末ではないものを常時接続でこの契約で繋ぐと、課金がいくらになるか判らないので絶対に止めた方が良いです。
docomoのPCカードでの定額高速パケット通信はお客様にお勧めしていますし、実際にご利用いただいています。こちらはPPTP VPNでモバイルVPNです。VPNサーバーにはヤマハRTX1100を使っています。
IIJのサービス(ドコモのMVNO)では、アクセス制限がないようので納得なのですが、ドコモが一般向けに提供している定額サービスは、専用接続ソフトを入れないと通信ができないようで、Windows以外のLinuxやルーターなどで通信ができない、という認識でいたのですが、RTX1200にはそのあたりのプログラムが組み込まれているのでしょうか?
docomo HIGH-SPEEDの定額プランでの、回線接続、PPP接続、グローバルサイト間とのPINGおよび、ブラウジングの動作を確認しています。ご指摘の点を踏まえての接続確認です。
docomoHIGH-SPEED定額サービスの接続情報の詳細は、今後の勉強会等でお知らせすることになります。
本日15日の住商情報システム様のパートナー向け発表会では「IIJモバイルサービス/タイプD」でデモンストレーションが行われました。こちらは、公式情報として発売開始とともに設定例が公開されます。
残念ながら、今回はヤマハRTX1200の評価期間の時間切れで、VPN接続の試験はできていません。また、docomoが行う各種通信制限がどのように影響するかの検証ができていません。
追って評価するので、またお知らせできると思います。
引き続き、よろしくお願いします。
質問ですが、RTX1200では、ドコモの定額プランで実際に通信はできましたでしょうか?
RTX1200について情報がないのですが、mopera.flat.foma.ne.jp については、接続は通常のダイアルアップでつながるものの、ドコモが提供している接続ソフトを使わない場合(そちらが認証を行っているらしく)外部との通信ができないようなのですが、そのあたりもクリアされているということでしょうか?
そうであれば、PPTPなどは通信できることが好評されているので、出先と本社でVPNなどが簡単に組めそうですね。