ISPを変えて不都合が起きたのは、その不都合がWi-fiだけではなくなったためだ。いまや、メールソフトも不要な環境となっていて、もちろん仕事でネットを使うことがなくなったのが第一だが、あとは遊びと個人的な趣味の世界に浸り、そのついでにネットで遊んでいるのである。
Ubuntu13.10でフレッツ・スポットに登録しているメールアドレス変更をしようとしたら、何故かubuntuからは断られた。IPv6の問題だとサーバはいう。実はNoScript+RequestPolicyを組み込んでいたブラウザの問題だった。ヴェリサインのセキュアコードがflet.comだけではなくwww.flets.comという別のサーバシステムにクロスサイトスクリプトされていたというお粗末。それでブラウザが応答を返さないので、サーバが「お前は誰だ」状態になってしまったようだ。
裸のubuntuに裸のfirefoxだと問題なく接続できた。その代わりと言っては何だが、clamavというlinuxのウィルス検知エンジンを搭載しているclamtkでは「脅威」と検知される。設定を終え、clamtkから好かさすぞのスクリプトのキャッシュと思われるものを削除する。
クロスサイトスクリプトは諸悪の根源に見えるのだが、なぜか大手のメディアなどでも平気で使う。そのたびに、オレのようなガチガチにセキュリティで固めたブラウザからの接続は、接続はしたけど、何も画面が表示されない、という状態になる。なるほど、見せられたものではないのか、などと思ってしまうのである。
いろいろなにか不可解な事柄が起きる昨今の私事なのだが、世も何やらオリンピックで騒がしい。こういう時は本当に光TVである。過剰にメダルメダルと期待をして、メダルが取れないと勝手にがっかりするというような、マスコミの思惑通りには、なかなかスポーツは行かないものなのだ。