はんかくさいんでないかい。

八つ当たりブログである。だから誤爆はある。錯誤もある。情報の正確性も保証しない。でも、変なことは変だと言いたいのである。

様々に錯綜する世界を統べる・・・のか?

2015年12月08日 | 

世界はプログラム化され、その結末もある帰結点に向かって時空全体がたなびいてゆく。この小説におけるGODは、モナドの管理者であり、複雑に絡み合うパラメーターである意思のようなものを持つ人間が、モナドの領域から外れる事を防ぐために存在しているようだ。

つまり、神はとは一種の監視プログラムであり、宇宙の時空というカーネルの上で動くモナド=シェルを管理する存在であるとも言える。

この物語は、モナドという哲学用語を、プログラム言語で置き換えた存在があることが契機になっているのだろう。

夢と現実の境界を取っ払った「パプリカ」や、物語世界と現実世界が混在しながら大団円を迎える「朝のガスパール」のような実験的なもの以上に、七瀬三部作の最終巻である「エディプスの恋人」に近い匂いがする。考えてみると、「虚人たち」の頭が破裂するような作品も、「心狸学・社怪学」などのような洒脱な作品も、「虚航船団」のような文房具と鼬の戦いのような、ほとんど比喩や暗喩を飛び越えたような作品も、楽しませて頂いた。

筒井さんには、ずいぶんお会いしていない。お会いする機会もどうやら無いのかも知れないが、本当にお世話になった。小説「朝のガスパール」の中に登場人物として扱われた時には、実は腰が抜けるほど驚いたのである。凡庸な人間であるオレなどでは、とても考えつく事すら無いであろう、沢山の物語体験をさせて頂いたし、断筆騒ぎの折には、秘密朗読会などの裏方などもして、少しはお役に立てたのだろうか、などとも思う。

まるで、こう書いていると筒井さんへのお別れの言葉のようだが、決してそんなつもりではない。むしろ、筒井さんよりも先にオレの方が危ない。だから、オレ自身の存在が危うくなる前に、覚書として記しているのである。


12月7日(月)のつぶやき

2015年12月08日 | 日記

【全・予告編】スターウォーズ/フォースの覚醒 予告編1~3弾まとめ goo.gl/7ZOJ40


サイエンスZERO「太陽の未来!?宇宙…2015年放送 ln.is/www.youtube.co… @YouTubeさんから


サイエンスZERO「太陽の未来!?宇宙…2015年放送 goo.gl/DEMCjQ


ブログをちょっと再会してみた。何時休止するかはわからない。 goo.gl/AaT3eT


Buddy Guy - Full Concert - 08/14/94 - Newport Jazz Festival (OFFICIAL) goo.gl/vGpVbo


The Blues Brothers - Full Concert - 12/31/78 - Winterland (OFFICIAL) ln.is/www.youtube.co… @YouTubeさんから


The Blues Brothers - Full Concert - 12/31/78 - Winterland (OFFICIAL) goo.gl/kVyHYy


世界はモナドの領域なのか。超越者である神は、そのモナドの傍観者、或いはモナドによる帰結への管理者なのだろうか。読了してもなお、疑念だけが渦巻く。
これ、嫌いな人は決定的に嫌うんだろうなぁ。
モナドの領域 7net.omni7.jp/detail/1106604…



The Blues Brothers - Full Concert - 12/31/78 - Winterland (OFFICIAL)

2015年12月07日 | 日記

The Blues Brothers - Full Concert - 12/31/78 - Winterland (OFFICIAL)

ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドがバッタモンだとしても、このバックバンドは「ホンモノ」であるから、限りなくホンモノに近い演奏が聞ける。バッタモンでも、ここまで心酔していると、限りなくホンモノなのだ。エリック・クラプトンがB.B.キングにブルーズギタリストとして認められているように。


Buddy Guy - Full Concert - 08/14/94 - Newport Jazz Festival (OFFICIAL)

2015年12月07日 | 日記

Buddy Guy - Full Concert - 08/14/94 - Newport Jazz Festival (OFFICIAL)

まだ、水玉オジサンだった頃の20年ほど前のバディ・ガイである。元気だよなぁ。本当に。

第二階ブルースフェスティバルには、故ジュニア・ウェルズとともに初来日だった。バックバンドに息子が入っていたのはご愛嬌だけどねぇ。

そのおおよそ二十年後のライブの模様である。相変わらずの歌とギターである。

このYouTubeでの映像がOFFICALとなっているのは、つまりはこれもプロモーションなのだろう。


宇宙 未知への大紀行 第7集 ~ 銀河を揺るがす謎の天体 ~

2015年12月07日 | 日記

宇宙 未知への大紀行 第7集 ~ 銀河を揺るがす謎の天体 ~

YouTubeには何故かこうした宇宙関連番組の動画が公開されている。こうした番組を見ると、人間の卑小さもよく見える。人間の作った社会などが本当に平たく言えばゴミにいか見えない場合もある。省みる事の一助となるのだ。
もちろん、宗教的信念から、こうした宇宙関連番組を忌避するヒトも多いのだろう。

特異点であるブラックホールが銀河の中心ならば、我らも含め、宇宙はすべて特異点の周囲を回る「ゴミ」なのかも知れない。

ビッグバン理論は、実は仏教的ですらある。無のゆらぎから星々が生まれる。そして死んでいく。色即是空空即是色の世界だ。

SF作家の故アーサー・C・クラークは、晩年をスリランカで過ごし、仏教に帰依した。その原因が、宇宙を見つめての事だと思えるのは、実に納得しやすい。仏教は人間を過大に評価しない。輪廻転生の中のひとつの形態として考えている。素粒子が集まり原子などの物質が生まれ、そこから拡大している宇宙が、やがて野放図に拡大していって、拡大速度が光速に至るところで宇宙が粉々に素粒子に戻ってしまうというビッグリップ理論もまた、宇宙を輪廻のひとつの形態として考えれば、理解がしやすい。

それぞれの銀河の特異点がビッグリップによって生まれた素粒子の海の特異点となり、新たなビッグバンの元となって、違う宇宙が生まれる。そんな事を考えると、死すべき定めの人間のひとりとしては、誕生と死の連環が、全てに於いて存在することによる平穏を得られるような気がするのだが、果たして本当の事はわからない。