今朝、パンが無くて。
でもどうしても食べたくて。
さすがにパンをすぐ作るのは無理だったので、ホットケーキ作った。
たまに食べると美味しいわ。
ホットケーキミックスが発売されたのは、私の生まれた頃、約60年前なんだとか。
7〜8歳頃に母が作ってくれたのが、最初の記憶かなぁ。
田舎だったし、その頃の流通を考えれば、それ以前は手に入らなかったんじゃないかなー。
村のナンデモ屋さんでは、きっと売ってなかったと思う。
テフロン加工のフライパンなんて無い時代。
温めたフライパンに油をひいて、
一度濡れ布巾の上で、ジュッと温度を下げてから、ホットケーキのネタをお玉で流し込む。
そうすると、キレイなキツネ色に焼ける…というのを小学生の高学年の頃には自分でやっていて。
忙しい母の代わりに妹と弟の分までオヤツに作ってたわ。
娘の受験の時、勉強を見てもらってた家庭教師さんに、途中でお茶とお菓子を出してたんだけど。
その時、お菓子を買って置くのを忘れて、ホットケーキを焼いて出したら、『久しぶりに食べて、とっても美味しかったです〜♥』と女子大生の先生に感激されたっけ。
ショートケーキでもドーナツでもなく、ゆうたら素朴なオヤツ、ホットケーキ。
私の年代より下の人たちには、
1つ2つは、ホットケーキにまつわる幼い頃の思い出があるんじゃなかろうかと、しみじみしながらホットケーキを食した今朝。