能登半島地震、津波で亡くなられた方々のご冥福と被災された方々の1日も早い安寧を心から祈り上げます。
しばらく、長らく ブログをお休みしていましたが、地震、津波、原発、飛行機事故と次々起きる災禍に、再開を決めました。流れ過ぎゆくニュースの海の中での備忘録、記録の意味もあります。
最初の記事は昨年2023年9月27日の対馬市長の最終処分場の文献調査を受け入れない5つの理由を転記することにしました。
高レベル放射性廃棄物最終処分場の受け入れについては北海道の寿都町(すっつちょう)と神恵内町(かもえないちょう)の二つが受け入れ表明していますが、どちらも町民の分断を生じています。
対馬市長の受け入れ拒否の理由は以下の通り。
1)市民の合意形成が不十分であるということ。
2)風評被害の懸念。関係者からの意見を勘案すると観光、水産業への風評被害が少なからず発生すると判断した。
3)「文献調査だけ」という考えに至らなかった。調査結果によって適地と判断された場合、文献調査を受け入れた以上、次の段階に進まなという考えには至らなかった。
4)市民に理解を求めるまでの計画、条件が揃っていなかった。安全性や事故が発生した時の対応や避難計画など、市民の不安を払拭できるまでの計画ではなかった。
5)将来的な想定画の要因による安全性、危険性が排除できなかった。将来的に市民に影響、危険性がある最終処分施設の調査地として手を挙げる判断には至らなかった。
この後、10月11日、15日と続けて、
鹿児島県枕崎市長、宮崎県木城町長も「受け入れず」と表明しています。
これを再開最初の記事にしたのは、もしかしたら動いていたかもしれない珠洲原発(能登)のことがあったからです。
1975年くらいから話が始まって原発計画凍結の2003年に至るまでの長い年月、反対運動を続けてきた方達のおかげです。
志賀原発の方も心配ですが、2011年3月11日の福島原発事故を受けて12年間運転停止していましたので、今のところ大事には至っていません。これもまた動いていたら、大変なことになっていたと思います。
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