極楽とんぼ倶楽部

わたしの大好きなごはん(お米)、日本酒、美方郡香美町小代のことを語ります。

日本で最も美しい村連合とは

2012年10月16日 | 私のふるさとの情報
近年、日本では市町村合併が進み、小さくても素晴らしい地域資源を持つ村の存続や美しい景観の保護などが難しくなっています。私たちは、フランスの素朴な美しい村を厳選し紹介する「フランスで最も美しい村」活動に範をとり、失ったら二度と取り戻せない日本の農山村の景観・文化を守る活動をはじめました。名前を「日本で最も美しい村」連合と言います。

私たちは、小さくても輝くオンリーワンを持つ農山村が、自らの町や村に誇りを持って自立し、将来にわたって美しい地域であり続けるのをお手伝いします。
具体的には、「日本で最も美しい村」のシンボルマークを、日本のみならず世界的にも観光地や文化地域としての目印にするのが目標です。フランスでは既にガイドブックや地図に載るほど有名な活動に成長しています。
自然と人間の営みが長い年月をかけてつくりあげた小さな、本当に美しい日本は、いまならまだ各地に残されています。それらを慈しみ、楽しみ、そして、しっかりと未来に残すために。

自らの地域を愛する皆さんにご協力いただきながら、2005年10月に7つの村からスタートしました。



小代村の誕生

2011年04月30日 | 私のふるさとの情報
小代村の誕生

大化の改新により全国を国、郡、里に分けられ但馬は山陰道八カ国の一つとされ、8郡59郷に分けられた。
小代は、但馬8郡59郷のうち七美郡小代郷とされ、初めて小代の名が誕生する。

参考
但馬8郡(朝来郡、養父郡、出石郡、気多郡、城崎郡、美含郡、二方郡、七美郡)
七美郡5郷(兎塚、七美、小代、射添、駅次)

小代民謡(4)

2011年03月17日 | 私のふるさとの情報
養蚕農家の糸挽歌。養蚕農家の妻や娘が座繰り機で繭の糸繰りをしながら唄う民謡。


一.思案ぞこない したもなわしだ
    倅の糸なら 繰り戻さずに
  倅の糸のよに 繰り戻されりゃ
    わしもこのよに 苦労せぬ

二.嫁にゃ行きます 世話しておくれ
    しゅうと 小じゅうとのない所へ
  しゅうと小じゅうとは そりゃある覚悟
    とかく 継子のないとこへ
  来いといわれて その行くよさは
    足の軽ろさよ うれしさよ

小代民謡(3)

2011年03月17日 | 私のふるさとの情報
木挽き、出稼ぎ(杜氏)を唄った民謡です。

一.妻と言われりゃ 名はよいけれど
    一期おなごとあ 浅ましい

二.山の奥でもよ 三軒家でも
    住めば都よ わが里よ

三.木挽さん達や 一升めしくろて
    牛が寝たほど ばばたれた

四.木挽さん達や 夜ひるひきゃる
    夜は島田の 袖ひきゃる

五.酒屋百日 大名暮らし
    前に六尺 たてならぶ

六.酒屋男は あひるかかもか
    あさも早よから 水の中

七・酒屋男は ほたるの虫は
    しまいかねて 火をともす

八.今朝(けさ)の洗い場は 三石六斗
    君を休ませ わしがでるよ

九.宵には酛取る 夜中にゃ甑(こしき)
    朝の洗い場の 水つらさ

十.今朝の洗い場は 誰方でござる
    わしの殿御あ(とのご)で なけにゃよいが

小代民謡(2)

2011年03月17日 | 私のふるさとの情報
一.わしが小代の 代官所なら
   よなべ臼ふみ やめさしょに

二.寝たい ねぶたい 朝ねぼしたい
   朝のお膳の すわるまで

三.ひいておくれよ 一番びきを
   二番びきなら 誰でもひく

四.わしはお前に ひきまわされて
   ついて回るも えろうござる

五.秋の庭仕事は 日の暮れるもの
   忍び夜妻よ 気をせくな

六.臼ひきしたら 門(かど)にでてみやれ
   花の十九が 待ちゅござる

小代民謡(1)

2011年03月17日 | 私のふるさとの情報
兵庫県美方郡香美町小代地域の民謡で春の農作業の様子の唄ったものです。

一.五月一日泣く子がほしや
    オーサ デタカイヤ
  畦に腰かけ オイオイ
    乳のましよ
  五月一日たんぼで暮らす
    オーサ デタカイヤ
  次の一月 オイオイ
    野で暮らす

二.わしがはじめて 田の草とれば
    ナギやオモダカ みな残る
  さまの心は 言わいでも知れる
    身振りそぶりで すぐわかる
  けさの草刈り どなたがお先き
    可愛いとのごが つゆはらい

嫁入り唄

2011年03月16日 | 私のふるさとの情報
兵庫県美方郡香美町の小代地域で昭和50年ころまで結婚式で唄われていた「嫁入り唄」です。
「門出」花嫁の家を出るときに唄われ
「道中」は花嫁宅と花婿宅の道中に唄われます。
そして花婿の家に到着して「嫁渡し受け取り」が唄われます。
唄うのは、菅笠、紺の股引にワラジばき、青竹作りの息杖(いきづえ)姿の若者です。

門出  
  蝶よ花よと 育てた娘
  今日は他人の 手に渡す
  今日は日も良い 日がらも良いし
  連れて行きます 花嫁を
  さらば行きます 双親さまよ
  長のお世話に なりました

道中  
  目出度めでたが 三つ四つ五つ
  五つ重なりゃ 五世の松
  お前百まで わしや九十九まで
  共にしらがの 生えるまで

嫁渡し受け取り  
  来たぞ来たぞ 殿御さんの宅に
    据えて納める 末までも
  連れてきました 花嫁さんを
    納めますぞえ 床の間に
  貰い受け取る 荷物とともに
    往(い)なしゃせもせにゃ 帰しゃせぬ
  主人大国 お内儀(かみ)さん恵比寿
    こんど来た嫁 福の神

イカナゴくぎ煮の季節到来

2011年03月02日 | 私のふるさとの情報
瀬戸内に春を告げるイカナゴの群れ。3月3日に漁が解禁になります。
イカナゴのくぎ煮作りに あなたも挑戦してみませんか!?

◎ おいしいくぎ煮 の作り方


○ 上手に仕上げるポイント
a.鮮度の良い、いかなごを選ぶこと。
b.煮汁を手早く捨てること。
c.手早くさますこと。
d.大きく厚手の鍋を使用すること。(1回に1kgが限度)

○ 材料
イカナゴ ・・・・・・・・・1kg
濃口醤油 ・・・・・・200cc
砂糖(きざら) ・・・・・・・230g
酒 ・・・・・・・50cc
みりん ・・・・・・150cc
土しょうが ・・・20g~50g

1.イカナゴの用意
イカナゴを洗い、しっかりと水を切る。土しょうがは皮付きのまま細かく千切り
にする。
2.鍋の用意
鍋よりひとまわり小さいアルミホイルに指で多めの穴を開けた落しぶたを作って
おく。 2.鍋の用意
鍋よりひとまわり小さいアルミホイルに指で多めの穴を開けた落しぶたを作って
おく。
3.したごしらえ
調味料と土しょうがを合わせたものをしっかり煮たたせる。
4.鍋に入れる
煮たったところに、イカナゴ1kgを一度に入れ 、イカナゴの間にだしが均等に回
るように素早く手でかき混ぜる。
5.火加減の調整
2の落しぶたを入れ、強火で一気に煮 立たせ、 吹きこぼれない程度の火加減で
煮る。この時、イカナゴにアワがまんべんなくかぶさっている状態にする。はし
等で絶対にかきまわさない。
6.火を止める
アワが鎮まり、イカナゴの間に小さなアワが出るくらい煮汁が減った時、中火~
弱火にして落としぶたを取る。煮汁の残りの量を確かめながら煮つめ、少しの煮
汁が残っている状態で火を止める。
7.仕上げ
煮上がったら、平ざるにかえして残り汁を切り、すばやく冷ます。※好みにより 白ゴマをかけてください。

◎ くぎ煮のだし巻き

○材料
卵3個
だし汁(卵の量の1/4)
くぎ煮適量
塩少々・薄口醤油少々・砂糖少々

○作り方
①. 卵はよく溶きほぐし、冷めただし汁と調味料を混ぜ合わせる。
②. 卵焼き器を熱し、油を薄く塗り、中心にくぎ煮が来るようにだし巻きを焼い ていく。

◎ イカナゴのから揚げ

○ 材料(4人前)
イカナゴ200g
市販のから揚げ粉40g
片栗粉 60g

○ 作り方
①. イカナゴを洗い、よく水を切る。
②. ビニール袋の中に、から揚げ粉と片栗粉を入れて、よく混ぜる。
③.②のビニール袋の中に、イカナゴを少しずつ入 れ、袋をふって、まんべんなく粉をからませる。
④.イカナゴについた余分な粉をふるいおとす。
⑤.④のイカナゴを180~190℃の油でサッと揚げる。
※お好みにより塩やレモン汁をかけてアツアツをお召し上がりください。

◎ イカナゴあつあつ釜あげ

○材料
イカナゴ
塩水
ポン酢

○作り方
①. 新鮮ないかなごを用意し、さっと水洗いしておく。
②. 大きな鍋に湯をわかし、塩を入れる。(4%程度の塩水)
③.沸騰したお湯に、イカナゴを入れ、浮かび上がってきたらザルですくい上げ
る。
(注  湯2リットルに対し1カップ程度ずつ作ってゆき、お湯の温度を下げない
のがコツ)
④.取り上げたイカナゴを、温かいうちにポン酢をかけてお召し上がり下さい。
※釜あげをさらに天日で2~3時間干すと「かなぎちりめん」の出来上がり。大
根おろしでお召し上がり下さい。
(いかなごの大きさ、天気により干す時間は異なります)

◎ イカナゴのサラダ

○材料
イカナゴの釜揚げ200g    マヨネーズ40g
カイワレ大根1パック     ねりわさび適量
ラディッシュ3個

○作り方
①. かいわれ大根を洗い3cmに切り、水を切る。
②.マヨネーズとわさびを好みの味にあわせる。
③.いかなごの釜揚げとかいわれ大根に、②のマヨネーズをあえて出来上がり。
☆イカナゴの釜揚げはマヨネーズと相性抜群!  どんなサラダにも合います。

◎イカナゴの吸い物

○材料
生イカナゴ200g      薄口醤油小さじ1
ミツバ少々          塩・酒少々
水4カップ

○作り方
①. イカナゴを水洗いしておく。
②. 水を鍋に入れ沸騰させて、イカナゴを入れアクをすくいながら煮る。
③.イカナゴが煮あがったらしょうゆ、塩、酒を加えて味をととのえる。
④.おわんに盛り、きざみミツバを入れる。
※お好みでワカメ・とき卵等を入れても美味しく召し上がれます。

すごいお米「但馬村岡米」

2011年01月03日 | 私のふるさとの情報
米食味鑑定士協会の米・食味分析鑑定コンクールに最近の5年間で4年も総合部門金賞を受賞している凄いお米が但馬村岡米。特に22年の第12回コンクールでは2818検体で13検体が金賞受賞しているなかで、JAたじま村岡米生産組合の2人が受賞。そのお米がなんと5キロ2980円と超お得な値段でJAたじまオンラインショップ「地米屋」で購入できる。香美町村岡区のスーパー「ナカケー」でも時々売っている。
食べてみてそのおいしさに驚きです。○○産コシヒカリ超えの美味しさ。