オーボエの覚醒_北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏_三_響け!ユーフォニアム2 武田綾乃 宝島社
さよならコンクール(響け!ユーフォニアム_四)で府大会前日におけるトランペットソロ再オーデションの場面に感動したことを不覚かもしれないと思い、あのタイミングで香織が願い出ることはフィクションにおける演出なのではないかとケチをつけるが如くに検証を試みた(が己れの不覚具合を猛省)。しかし、フィクションにおいてはむしろ感情移入し易くなる演出、脚色はなされるべきで、変に現実性を追求する、またはその観点において物語の良し悪しを判断しようとすることは愚行(というわけで、さよならコンクールのレビューはトリプル不覚)以外の何ものでもないことを北宇治二年生のすれ違っていたものが重なったときの驚異的な推進力(合ってなかったベクトルがスカラーを増して重なり爆発力が増大)の物語を読み気付かされる。
優子、夏紀に前巻では登場していない(と思う)みぞれ、希美をあわせた二年女子四人組について感想の続きとして書きたいが他にも次期部長(未読な北宇治高校吹奏楽部のヒミツの話ー北宇治吹部だよりで書かれてそうな気配)や夏紀を表現する来襲・本心・覚醒に当たる言葉など的外れな試行思考などして遊びたいと思ってます。
ということで、熱い夏の感想を一言で済ませれば、
「あの優子、夏紀が一目以上置いている南中における希美の存在って、半端なかったんだ!。」ってところなのですが(北宇治吹部)だよりや(北宇治高校吹奏楽部の)ヒミツ(の話)の7つ目のお話「犬と猿とおかん」を読む限り、(特に)優子(、ただし優子のような存在が大人し組を引っ張っているのは事実で相互依存の関係)、夏紀のような人間を(大迷惑レベルに)浮かせない(で機能できるようにしている)のは南中出身ではない梨子(以外にもいるだろう)の働きも見逃せないと一楔打っておきます。
で希美ついてですが、先には「久美子は部長コースにのってしまったのか論」への展開を頭の片隅にもう少し書き足していきたいです。
その前に二年生問題に触れるなら葵ちゃんについても。(ようこその方の)コミック版第7話のトップページの
「北宇治吹部のやさしさ代表晴香と葵」というコピーが妙に気になっている。気に入っていると言ってもよいかもしれない。異なる考えの上下に挟まれた、あの学年のほとんどはやさしい人たちじゃないかと思っているが結局部長を引き受けた小笠原、結局部活を辞めた斎藤を代表とよくぞ書いてくれましたって!(ページをみて思う次第)。サックスパート三年として二人共、誰しもが持つ弱い部分そのままに他者と関わり、立場上の問題もあるが晴香は部内全体をまとめることに気づかい、葵は辞めて行った方を忘れられない。斎藤に関しては事実を引きずっているといった方がよいかもしれない。希美を含む(葵たちが知っているかは知らないが中学最後のコンクールで無念な思いをした)南中出身者の多くが退部していった事実を。
てなわけで、バリサクとテナーサックスの再会が読めてよかった!。
なんてことを書き始めると(個人的には)部活(に限らないが基本)なかよく派であるといったお断り事項が書きたくなる。もっと言うならなかよくやりながら結果を勝ち取れたらいいな派で心持ちが同じか否かは知ったこっちゃないが葵同様目指しませんに挙手である。
脱線ついでに好きな解の一つを紹介!。シャカリキ!のインターハイ予選にまともな分析ができる敗北を喫した結果、大人たちの戦いへショートカット。
"→♂♀←"「オススメ」のインデックス
響け! ユーフォニアム 2 北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏 (宝島社文庫) | |
武田綾乃 | |
宝島社 |
さよならコンクール(響け!ユーフォニアム_四)で府大会前日におけるトランペットソロ再オーデションの場面に感動したことを不覚かもしれないと思い、あのタイミングで香織が願い出ることはフィクションにおける演出なのではないかとケチをつけるが如くに検証を試みた(が己れの不覚具合を猛省)。しかし、フィクションにおいてはむしろ感情移入し易くなる演出、脚色はなされるべきで、変に現実性を追求する、またはその観点において物語の良し悪しを判断しようとすることは愚行(というわけで、さよならコンクールのレビューはトリプル不覚)以外の何ものでもないことを北宇治二年生のすれ違っていたものが重なったときの驚異的な推進力(合ってなかったベクトルがスカラーを増して重なり爆発力が増大)の物語を読み気付かされる。
優子、夏紀に前巻では登場していない(と思う)みぞれ、希美をあわせた二年女子四人組について感想の続きとして書きたいが他にも次期部長(未読な北宇治高校吹奏楽部のヒミツの話ー北宇治吹部だよりで書かれてそうな気配)や夏紀を表現する来襲・本心・覚醒に当たる言葉など的外れな試行思考などして遊びたいと思ってます。
ということで、熱い夏の感想を一言で済ませれば、
「あの優子、夏紀が一目以上置いている南中における希美の存在って、半端なかったんだ!。」ってところなのですが(北宇治吹部)だよりや(北宇治高校吹奏楽部の)ヒミツ(の話)の7つ目のお話「犬と猿とおかん」を読む限り、(特に)優子(、ただし優子のような存在が大人し組を引っ張っているのは事実で相互依存の関係)、夏紀のような人間を(大迷惑レベルに)浮かせない(で機能できるようにしている)のは南中出身ではない梨子(以外にもいるだろう)の働きも見逃せないと一楔打っておきます。
で希美ついてですが、先には「久美子は部長コースにのってしまったのか論」への展開を頭の片隅にもう少し書き足していきたいです。
その前に二年生問題に触れるなら葵ちゃんについても。(ようこその方の)コミック版第7話のトップページの
「北宇治吹部のやさしさ代表晴香と葵」というコピーが妙に気になっている。気に入っていると言ってもよいかもしれない。異なる考えの上下に挟まれた、あの学年のほとんどはやさしい人たちじゃないかと思っているが結局部長を引き受けた小笠原、結局部活を辞めた斎藤を代表とよくぞ書いてくれましたって!(ページをみて思う次第)。サックスパート三年として二人共、誰しもが持つ弱い部分そのままに他者と関わり、立場上の問題もあるが晴香は部内全体をまとめることに気づかい、葵は辞めて行った方を忘れられない。斎藤に関しては事実を引きずっているといった方がよいかもしれない。希美を含む(葵たちが知っているかは知らないが中学最後のコンクールで無念な思いをした)南中出身者の多くが退部していった事実を。
てなわけで、バリサクとテナーサックスの再会が読めてよかった!。
なんてことを書き始めると(個人的には)部活(に限らないが基本)なかよく派であるといったお断り事項が書きたくなる。もっと言うならなかよくやりながら結果を勝ち取れたらいいな派で心持ちが同じか否かは知ったこっちゃないが葵同様目指しませんに挙手である。
脱線ついでに好きな解の一つを紹介!。シャカリキ!のインターハイ予選にまともな分析ができる敗北を喫した結果、大人たちの戦いへショートカット。
"→♂♀←"「オススメ」のインデックス
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます