振られたことのない者だけが負けヒロインに石を投げなさい、涙の数だけ湿っぽい 雨森たきび ガガガ文庫
(負けヒロインが多すぎる!2、負けヒロインが多すぎる!6)
断然にいい子だよ、ってのはどうだろう & 100m一本勝負
負けヒロインが多すぎる!2の~3敗目~
振られたことのない者だけが負けヒロインに石を投げなさい
で温水君の悪口は俺に任せてに対しこれで最後と八奈見さんは述べ続け、
じゃあ私が行こうかな(八)、私みたいな悪い子(八)、それは勘弁(温)てな具合に会話した結果、
ちゃんと着替えたぬっくんは大きなヒノキが何本もそびえ立っている空間に走る焼塩さんを見つける。もう……キスとかしてるんだ……?(焼)など他愛のない?話をしてから、
あたしを……頼りにしてくれて、あたし、悪い子だ(焼)
俺の話も一つ聞いてもらっていいか、隙あらばワンチャン、やりかねない雰囲気(温)
悪い女じゃん(焼)
新しい関係を作ることを選んだ、新しい距離感を今もずっと探ってる。自分の好きって気持ちも、側にいたいって気持ちも否定したくないから(温)
その話から、あたしはなにを受け取ればいいんだろ(焼)
その子に比べたら焼塩は断然にいい子たよ、ってのはどうだろう(温)
少し元気が出たよ(焼)
合宿時より成長しているぬっくんは両手を差し出し、その手を掴んで立ち上がる焼塩さんであった。成長といっても多少なので
そーゆーとこだなー(焼)、どういうことだよ(温)、教えてやんないし(焼)なんて、いつもの感じに。八奈見さんが玄関の外で待っているのもいいな! この後の~4敗目~焼塩檸檬は口を開いたで卒業した小学校で焼塩さんと綾野くんが小学生から高校受験までの想い出を語るシーンもお気に入り。二人は本当にお似合いだから朝雲さんの気持ちや行動も頷ける。でも、大三角が分からず、さそり座のアンタレスを教えてもらって、同じ空を見上げながら、自分と光希は違う星を見ていると自分を納得させる焼塩さんなのであった。綾野君と温水君の関係性もいいなと感じる。自己肯定感が無いというか存在してないから、
俺たち友達なんだ(温)、ちょっと泣きそう(綾)、ふつつか者ですが今後ともよろしく(温)、プロポーズの返事かよ(綾)と前回はプロポーズをする側で、今回はされる側だ、など一冊目を踏襲するまとめ方は笑える。中学より人と接する機会を通して少しずつ成長してる温水君は誰だって少しだけ悪い子でいいはずだ、と考え、行動に移せるようになってるから、(アニメと異なり)小指同士腕振ってる感じの素敵な見開きイラストを読者は拝めるのだ!
負けヒロインが多すぎる!6~2敗目~
涙の数だけ湿っぽい
陸上部一同?から、うちの檸檬と別れてください! なんてお願いされ、部長同士で話をしながら焼塩の一番のファンを自認する倉田さんを信用しようと決めた温水君。お地蔵様を探していた小鞠さんとエンカウント(かつチェーンが外れる)。お前は、いつも人のことばかり心配してると心配されながら部誌を渡すタイミングは卒業式の日より国公立組の発表後のが無難かもなど話し合い、焼塩さんの寄稿も視野に入れる温水君と小鞠さんの二人であった。また、温水兄は妹佳樹の視力の良さを痛感したり、温水部長は紙袋のアイデアを思いついたり、先輩たちの卒業を心の中で祝福したりしながら、帰宅部に誘われたことについて何度も何度も考えていた。
卒業式後、来週が前期の合格発表でダメなら直後に後期試験があるから、入試試験勉強継続中の玉木先輩から第2ボタンやら後世の部室に残すべきラインナップやら小鞠ちゃんを支えてくれやらから耳に挟んだ焼塩さんの件も尋ねられる。焼塩さんも月之木先輩の助けもあって休んでいる陸上部の先輩と話ができ、ぬっくんに返事を聞かせてほしいとメッセージを送った。
大事な話といえば非常階段ってわけでもないだろうが
どうして、辞めたいんだ?(温)、
あたしが出ればその分誰かが出られなくなる、なんかキツイ(焼)
皆の枠を犠牲に出場したところで全国には通用しないで予選落ちがいいとこと続ける焼塩さんはさらに、
ケイコは、ミスズは、ノノちゃんは、コーチの目が届けば、あたしがいなくなれば、あたしが好きなのって、走ることだからさ、一人でも趣味で続けれるし、部活とか成績とか、ブレてる、放課後は、遊びに行ったり、塾行ったり、普通の女子高生、一人じゃ怖いの(焼)、
なぜ俺なんだという言葉を飲み込んだぬっくんに
望んでるのなら応援するけど(温)、
と言われても迷いに迷って、少し疲れてしまいもう頑張る自信がないと吐露する焼塩さんは
そんな自分が・・・、仲間の・・・(焼)、
やっぱ反対だ、俺のワガママだ、お前も、もっとワガママでいいだろ、走るのが嫌になったら、辞めればいい、楽しく走るのも好きで、速くなるのも好きで、周りが放っておいてくれなくて、やりたいこととズレてきて、それで焼塩が仲間と離れて好きな部活を辞めなきゃいけないって、納得いかないっていうかさ、文句、傷つく人、仕方ないじゃん、試合、ぶっちぎってきたんだし、勝敗がついて当たり前、なんだろうと焼塩の実力だ(温)、
勝手なことを言っている自覚はあるけれど人一倍努力してる焼塩さんの陸上部で誰の手も届かないくらいな感じで走る姿は魅力的であることを必死に訴えるぬっくん! に
勝負しようよ、100m一本勝負(焼)
さっきまでと違って大会なんて、どこかで負けるために走るなんてネガティブな台詞も可愛げのある笑みで語りながら勝負に負けたら文芸部も陸上部も本気でやってみせると告げ、
あたしが勝ったら、ぬっくんはあたしと一緒に帰宅部に入るの(焼)、
明るく笑いながら焼塩さんは自分の青春を寄こせって事態も悪くないと思えたのだろう、持ちタイムが16秒ちょっと?!なぬっくには高1男子の平均タイムと焼塩さんの自己ベストの差をハンデとして・・・・・・疲れ知らずな体力のために思考を惜しまない平常運転の焼塩さんに戻る!
一人で深刻に陥りがちな人間を完全に引き上げるのは難しいけど、ちょっとばかり上向きにさせるために本音の気持ちをぶつければ自ら淵から上がってくる感じなのだろうかと読みながら登場人物たちの高校生活が羨ましくなってしまう箇所である。
さて、この勝負、どうなるか。八奈見さんや小鞠さんはどう絡むのか。
そもそものツワブキ志望理由に対する現状を考えると2卷後の焼塩檸檬が目標を分からなくなっていったのも頷ける。同時に部長をはじめとする地頭いい子の比率が高いであろう地元no.1公立進学校における陸上部にとって天性のアスリートが現れた奇蹟を大切にしたい気持ちも素敵。焼塩メソッドの発展版に期待大!! である。
さて、2卷のやはりスタンプラリーのチェックポイントなのだろうか、長い指で締め直されるネクタイや長い一本の黒い髪の毛(と返されてないハンカチ)、車に乗った男女5人の焼塩さんの絵日記や八奈見さんの小説『君におはよう』、あとがきあとの引き出しの裏に隠していた妹テーマのラノベの数々の行方がのんほいパークデートにつながるんだっけ
や
6巻水族館デートの焼塩さんを八奈見さんと替えることでアニメ12話ののんほいパークデートが速やかに制作されたのかなぁなんて詰まらない推測をしたり、ツワブキの誇る12Kコンビからデートについて問われ、温水君が八奈見さんに対して、よかろう、ならば戦争だって描写が堪らんや小鞠ちゃんが大泣きした(真相)などなどについて機会があれば別途で書きたいところです。
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(負けヒロインが多すぎる!2、負けヒロインが多すぎる!6)
断然にいい子だよ、ってのはどうだろう & 100m一本勝負
負けヒロインが多すぎる!2の~3敗目~
振られたことのない者だけが負けヒロインに石を投げなさい
で温水君の悪口は俺に任せてに対しこれで最後と八奈見さんは述べ続け、
じゃあ私が行こうかな(八)、私みたいな悪い子(八)、それは勘弁(温)てな具合に会話した結果、
ちゃんと着替えたぬっくんは大きなヒノキが何本もそびえ立っている空間に走る焼塩さんを見つける。もう……キスとかしてるんだ……?(焼)など他愛のない?話をしてから、
あたしを……頼りにしてくれて、あたし、悪い子だ(焼)
俺の話も一つ聞いてもらっていいか、隙あらばワンチャン、やりかねない雰囲気(温)
悪い女じゃん(焼)
新しい関係を作ることを選んだ、新しい距離感を今もずっと探ってる。自分の好きって気持ちも、側にいたいって気持ちも否定したくないから(温)
その話から、あたしはなにを受け取ればいいんだろ(焼)
その子に比べたら焼塩は断然にいい子たよ、ってのはどうだろう(温)
少し元気が出たよ(焼)
合宿時より成長しているぬっくんは両手を差し出し、その手を掴んで立ち上がる焼塩さんであった。成長といっても多少なので
そーゆーとこだなー(焼)、どういうことだよ(温)、教えてやんないし(焼)なんて、いつもの感じに。八奈見さんが玄関の外で待っているのもいいな! この後の~4敗目~焼塩檸檬は口を開いたで卒業した小学校で焼塩さんと綾野くんが小学生から高校受験までの想い出を語るシーンもお気に入り。二人は本当にお似合いだから朝雲さんの気持ちや行動も頷ける。でも、大三角が分からず、さそり座のアンタレスを教えてもらって、同じ空を見上げながら、自分と光希は違う星を見ていると自分を納得させる焼塩さんなのであった。綾野君と温水君の関係性もいいなと感じる。自己肯定感が無いというか存在してないから、
俺たち友達なんだ(温)、ちょっと泣きそう(綾)、ふつつか者ですが今後ともよろしく(温)、プロポーズの返事かよ(綾)と前回はプロポーズをする側で、今回はされる側だ、など一冊目を踏襲するまとめ方は笑える。中学より人と接する機会を通して少しずつ成長してる温水君は誰だって少しだけ悪い子でいいはずだ、と考え、行動に移せるようになってるから、(アニメと異なり)小指同士腕振ってる感じの素敵な見開きイラストを読者は拝めるのだ!
負けヒロインが多すぎる!6~2敗目~
涙の数だけ湿っぽい
陸上部一同?から、うちの檸檬と別れてください! なんてお願いされ、部長同士で話をしながら焼塩の一番のファンを自認する倉田さんを信用しようと決めた温水君。お地蔵様を探していた小鞠さんとエンカウント(かつチェーンが外れる)。お前は、いつも人のことばかり心配してると心配されながら部誌を渡すタイミングは卒業式の日より国公立組の発表後のが無難かもなど話し合い、焼塩さんの寄稿も視野に入れる温水君と小鞠さんの二人であった。また、温水兄は妹佳樹の視力の良さを痛感したり、温水部長は紙袋のアイデアを思いついたり、先輩たちの卒業を心の中で祝福したりしながら、帰宅部に誘われたことについて何度も何度も考えていた。
卒業式後、来週が前期の合格発表でダメなら直後に後期試験があるから、入試試験勉強継続中の玉木先輩から第2ボタンやら後世の部室に残すべきラインナップやら小鞠ちゃんを支えてくれやらから耳に挟んだ焼塩さんの件も尋ねられる。焼塩さんも月之木先輩の助けもあって休んでいる陸上部の先輩と話ができ、ぬっくんに返事を聞かせてほしいとメッセージを送った。
大事な話といえば非常階段ってわけでもないだろうが
どうして、辞めたいんだ?(温)、
あたしが出ればその分誰かが出られなくなる、なんかキツイ(焼)
皆の枠を犠牲に出場したところで全国には通用しないで予選落ちがいいとこと続ける焼塩さんはさらに、
ケイコは、ミスズは、ノノちゃんは、コーチの目が届けば、あたしがいなくなれば、あたしが好きなのって、走ることだからさ、一人でも趣味で続けれるし、部活とか成績とか、ブレてる、放課後は、遊びに行ったり、塾行ったり、普通の女子高生、一人じゃ怖いの(焼)、
なぜ俺なんだという言葉を飲み込んだぬっくんに
望んでるのなら応援するけど(温)、
と言われても迷いに迷って、少し疲れてしまいもう頑張る自信がないと吐露する焼塩さんは
そんな自分が・・・、仲間の・・・(焼)、
やっぱ反対だ、俺のワガママだ、お前も、もっとワガママでいいだろ、走るのが嫌になったら、辞めればいい、楽しく走るのも好きで、速くなるのも好きで、周りが放っておいてくれなくて、やりたいこととズレてきて、それで焼塩が仲間と離れて好きな部活を辞めなきゃいけないって、納得いかないっていうかさ、文句、傷つく人、仕方ないじゃん、試合、ぶっちぎってきたんだし、勝敗がついて当たり前、なんだろうと焼塩の実力だ(温)、
勝手なことを言っている自覚はあるけれど人一倍努力してる焼塩さんの陸上部で誰の手も届かないくらいな感じで走る姿は魅力的であることを必死に訴えるぬっくん! に
勝負しようよ、100m一本勝負(焼)
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あたしが勝ったら、ぬっくんはあたしと一緒に帰宅部に入るの(焼)、
明るく笑いながら焼塩さんは自分の青春を寄こせって事態も悪くないと思えたのだろう、持ちタイムが16秒ちょっと?!なぬっくには高1男子の平均タイムと焼塩さんの自己ベストの差をハンデとして・・・・・・疲れ知らずな体力のために思考を惜しまない平常運転の焼塩さんに戻る!
一人で深刻に陥りがちな人間を完全に引き上げるのは難しいけど、ちょっとばかり上向きにさせるために本音の気持ちをぶつければ自ら淵から上がってくる感じなのだろうかと読みながら登場人物たちの高校生活が羨ましくなってしまう箇所である。
さて、この勝負、どうなるか。八奈見さんや小鞠さんはどう絡むのか。
そもそものツワブキ志望理由に対する現状を考えると2卷後の焼塩檸檬が目標を分からなくなっていったのも頷ける。同時に部長をはじめとする地頭いい子の比率が高いであろう地元no.1公立進学校における陸上部にとって天性のアスリートが現れた奇蹟を大切にしたい気持ちも素敵。焼塩メソッドの発展版に期待大!! である。
さて、2卷のやはりスタンプラリーのチェックポイントなのだろうか、長い指で締め直されるネクタイや長い一本の黒い髪の毛(と返されてないハンカチ)、車に乗った男女5人の焼塩さんの絵日記や八奈見さんの小説『君におはよう』、あとがきあとの引き出しの裏に隠していた妹テーマのラノベの数々の行方がのんほいパークデートにつながるんだっけ
や
6巻水族館デートの焼塩さんを八奈見さんと替えることでアニメ12話ののんほいパークデートが速やかに制作されたのかなぁなんて詰まらない推測をしたり、ツワブキの誇る12Kコンビからデートについて問われ、温水君が八奈見さんに対して、よかろう、ならば戦争だって描写が堪らんや小鞠ちゃんが大泣きした(真相)などなどについて機会があれば別途で書きたいところです。
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