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船は欺いた(あざむいた船)The Ship Who Disappeared

2024-10-12 11:08:34 | 今月のお薦め_XX.20XX
船は欺いた(あざむいた船) The Ship Who Disappeared_歌う船 アン・マキャフリー 創元SF文庫

立て続けで起きている頭脳船の失踪についてテロンとヘルヴァは見解の相違からいつもの言い合い的議論になっていた。
このことに限らずアクシオンのテロンにうんざりしていたヘルヴァ。彼は昔ながらの絶対的権威、頭が固く独断的、鈍感で規則に盲従して視野が狭い、想像力や直感で思考プロセスを彩るようなことは一瞬たりともない、毎度の議論?ではいきなり説教モードに入ることがあった。また、外殻人は信頼できないと平然と述べてはヘルヴァなら十分もかからずに終わるチェック作業に、いつも午前中のほとんどつぶしてしまうのがテロンであった。
理論の点数で合格しただけなどとテロンが<筋肉>になることを反対していたナイアル・パロランに対してプロファイルを見る限りしっくりいきそうと評していたのは他でもないヘルヴァ自身であったから今更であるがパロランの評価は的確だった省みる。
十ずつ区切りながら、ゆっくりと千まで数えるなどお釣りがくるほど落ち着き払い、改めて別れる決意を固めるとだいぶ気が楽になるヘルヴァ。
(といった導入から)
タニア・ボレアリス星系第四惑星ダレル宇宙港職員もあらゆる指示をヘルヴァに伝えるほどテロンを軽んじているがかえってテロンの扱いを面倒にする悪い流れでもあるからヘルヴァはパロランの独善的な対応に備え、個人的に信号を送って、集束ビーム回線を開いておくように合図した。
(そのようなタイミングで)アンシオラスのヒホンから乗船許可の要請。拒否するヘルヴァに無理に割り込んで許可するテロン・・・


ネタバレ注意報を発動して、もうすこし続きの展開を書くか否か迷うところであるが
とりあえずここまで

賢者同士による頭脳戦、心理戦、電子戦が錯綜、
老練な中毒者の精神攻撃と歌う船の音響攻撃が互いの急所に迫り!抉るのはどちらか?

ヒホンV.S.ヘルヴァの決着を見逃すな
、それから誰かのいびきも聞き逃すな

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