ヴィクトワールピサの巨体が
堂々とゴール板を過ぎた後に
マルカボルトを交わし
キャプテントゥーレに迫った
お馴染みの勝負服。
「あれ?ニシノなんて
このレース出てたっけ?」
いやいや…
金杯に続いて
また間違えてしまった…
…
中山記念(2011)ヴィクトワールピサ
12.8-11.5-12.0-12.2-11.6-11.4-11.7-11.1-11.7(JRA)
前半に12秒台が続いた
緩い流れの反動なのか
向正面からもうひたすら
11秒台のラップを刻む。
2段加速の比較的厳しい
流れといっていいのかも。
これを早目の進出
外からまくって
最後は0.4秒差…
なんというのか
世代間云々は今更
言いたくはないけども
かつての皐月賞馬(キャプテントゥーレ)
かつてのダービー2着馬(リーチザクラウン)
が置き去りにされてしまった。
あの個性派リーチザクラウンが
着狙いのチョイ差しの普通の馬に
なっていたんです。
何が言いたいのか?
つまりキャプテントゥーレに
とってもリーチザクラウンに
とってもこの舞台
この上ない最適化された条件
だったと思うんです。
内枠のアドバンテージ
を救いにとったとしても。
かたや
ドバイへ出発
かたや
シーズン本格前に
自由契約を宣告されたように…
とは大袈裟かもしれないですけど
キャプテントゥーレは
自分の自身の持ち味を生かした
スタイルがある。
しかし
リーチザクラウンの
持ち味とは?
脚質
距離適性とは?
西山牧場のオーナーの
ブログが面白い。
西山氏へ
前オーナーの
臼田氏から電話があって
「あんな後ろから
じゃダメだよ!」
だって(笑)
陣営も
誰もかれも
リーチザクラウンを
気にしている。
リーチザクラウンは
物語を背負っちゃってるんですね。
次はマイラーズカップみたいだが
やはりマイル路線なのか?
このままでは
ローエングリンの末路を
追ってしまう…
もしくは
かつてのキングヘイローのように。
それでも過去の両頭
最後の一瞬の輝きの
感動はあったのだから。
リーチだって。
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