『RAD BROS CAFE』
訪問日時:10/13(日)11:30
バスクチーズケーキ
他でもない”バスク”と頭に名がつく、ピンポイントで限定された特別なチーズケーキを求めること。
それは即座に運動の始まりとなる。運動とは結局自転車を使って目的地まで15分間疾走することなのである。
そりゃそうだ。思いつきで近所のコンビニやスーパーにちょっとチーズケーキを買ってくる…とかとはまるでテンションが違うのである。
それにしても長袖は失敗した。汗ばむ陽気となってしまった。青梅街道を走る。今日は自転車だけどJRを使って行くときは道順として、高円寺駅の北口を降りて線路沿いに伸びる芸術会館通りを環七を渡るまで進もう。渡ったすぐ先に白とガラス張りが印象的なおしゃれな外観の建物が現れる。
11時半頃だけどほぼ満席だった。客層は若い人たちがほとんどである。もともと決めていたテイクアウト。なかなか頑丈で高価そうなケーキ箱に驚く。繊細なケーキを守る本気度が何気に伝わってくる。
さて帰宅。さっそくケーキをいただく。お皿に移そうと、おもむろに掴んで持ち上げたときの重量感。表面にフォークを入れた時の崩れない硬質な手ごたえ。口に入れたときに広がる焦げの香ばしさが激しく、もちろんチーズもしっとり濃厚で今までいくつもバスクチーズケーキを食べてきたが、なるほどここまでバスクとバスクじゃないチーズケーキの違いを知らしめているバスクチーズケーキはちょっとお目にかかったことがなかったことになりそうだ。
秋の季節。自転車での疾走感を再び楽しもう。バスクチーズケーキのために。