12.5-11.1-12.7-12.5-11.9-12.1-12.4-11.8-12.9(JRA)
もうこれははっきり言ってエスポワールシチー佐藤哲三騎手の
やりたい放題というか、途中ペースを速めてるのに、向う正面で
引きつけておいて3コーナー突入してさらにまた余裕のスパート。
600から400への0.6秒の落差に後続馬はついて行けず、2番手以下
の先行馬は崩れ、自分の競馬に徹した好調馬シルクメビウスが伸び、
自在性を引き出す名手C.ルメールのゴールデンチケットが3着に食い込む。
スタートしてティズウェイが競りかけたところで、全く動じることも
なかった佐藤哲騎手、コーナーワークの不利を察し、しかも馬なりの
エスポを見て強引に行くのを止めたティズウェイの騎手。
そんな場面を直後で見ていた有力馬達。
心理的にはもうそこで勝負が決まったということだろうかな…と。
つまり人気を背負った逃げ馬の実力を伴った勝ち方の見本とも。
父ゴールドアリュールにそっくりな馬体、そして走り方。
もう次走以降の国内でのレースは海外参戦のステップになりそうですね。
人気のもう一頭ヴァーミリアンは存在感が全くなく、ただ周って
きただけという結果に、残念という思いが強いが、フェブラリーS
同様、中央のスピードに全く対応できなくなっているということなのか。
馬券作戦的な教訓としてはどうなんだろう。
こういうダートの大舞台では血統的に芝でも走れるような種牡馬が
やっぱりいいんでしょうね。
バリバリの米国血統は来ない。
やはり…ミスプロのインブリなんか出る幕なし(泣)