赤木屋珈琲。日本橋にて。

日曜日（10/14）の空は
雨混じりの曇りの天気。

移ってゆく雲の真下に
街々は影に覆われる。

午後から出掛けた。
地下鉄を乗り継いで
都会へ向かう。

茅場町の駅から
階段を上って
外に出ると

オフィス街は
平日の賑わいとは打って変わって
閑散とした風景が広がる。

首都高をくぐり三越方面を
目指しながら、コレド日本橋を横目に
交差点の四つ角に目的の
『赤木屋珈琲店』があった。

実はここの珈琲店
赤木屋証券という
老舗の証券会社が
営業をしているお店。

さらにこのお店は
ここ周辺の再開発のために
2年後の2014年に取り壊しが
すでに決まっているという
期間限定の珈琲店でもあるのだ。

確かに飲んだ日本橋ブレンドの後味の
香りの広がり方は半端ではない
品質の高さを感じた。
ものすごく優しい。

これぞ期間限定の
ポテンシャル。

セットだと60円で食べられる
カステラもしっとりしていて美味い。



まだまだ生まれ変わる途中の日本橋に
忘れられないひとときを印象付けられた
証券会社とその珈琲。

いつの日かの
期待されるであろう
新装開店の想像はしやすい
思いではあるのだけど
果たして？