セイナルボンジン

時代を逆行する大きなお友達ブログ。宇宙戦艦ヤマトや東映特撮ほか。

兄尊

2005-09-30 21:44:41 | 落書き
マジンガー、ゼェエーッツト!!

水木一郎兄貴を描いてみました。
あのステージパフォーマンスは、完璧という以外の言葉が見つかりません。


近年、一気に芸人化が進んできたような気がしてならないのですが、
雛壇でタレントさんと一緒にトークするのは、ちょっと辛いものがあります。

ベストアルバムのタイトル『兄尊(アニソン)』は、
まさに言いえて妙だと思いました。

人生狂騒曲

2005-09-28 22:38:11 | 映画
お茶についてる「ヤマトフィギュアキャンペーン」はほぼ終了の模様。
しかし、たまに、忘れられたようにサイダーにくっつけられたのが1、2個残っていたりするので、見かけるとつい買ってしまいます。
あんまり好きじゃないんだけどなあ、サイダー。


昨日は「モンティパイソン 人生狂騒曲」を見ました。
モンティパイソンといえば、超豪華吹替キャストが有名なイギリスのコメディ。レンタル店で一個だけあったパイソンのDVDを見つけ、喜んで借りてきました。

2004年のDVD発売に合わせた新録版で、山田康雄が安原義人、納谷悟朗が納谷六郎に変更になってる・・・あと古川登志男が飛田展男に。
うわー!!org
出演者は確かにいい仕事してるんだけど、この割り切れなさは何だろう!!

残りのメンバーはオリジナルと一緒で、特に青野武さんはブチ切れキャラから、一瞬にして気弱な表情に変わるなど、芸幅の広さを見せ付けてくれてます。飯塚昭三のオバサンキャラも妙にハマります。
しかし、広川太一郎はちょっとずるいと思うんだなツンツン。ウケたけどツンツン。

コメディ映画としては、ちと取っ付きづらいです(^^;)とにかくエログロナンセンスから、(文字通りの)ゲロの大スペクタクルなど、ブラックなネタのごった煮状態。英国紳士って、結構えげつないなぁ^^;
特に凄かったのが、カトリック教徒のミュージカルシーンで、100名に及ぶ子供やダンサーが歌い踊る絵面こそ爽やかですが、その歌詞は・・・とても女の口からは言えない(汗)

何だかんだで若干引きつつも、それなりに楽しむことはできました。
自分にとっては、涙を流して大爆笑という作品ではないですが、その黒さが妙に印象に残ってしまう、中毒性のあるものかも知れません(笑)
また見たいなあ、Nudge・Nudge(ちょんちょん)。

お熱いのがお好き

2005-09-25 00:04:18 | 映画
今週見た映画は2本。
一本がロジャー・ムーアボンド最終作「007/美しき獲物たち」。このシリーズは
メイキングや、音声解説(これは4倍速で字幕だけ読むって感じ^^;)も含めて面白く、結構ハマってます。

で、もう一方がダンディコンビの片割れ、トニー・カーティス目当てで借りた『お熱いのがお好き』。競演はマリリン・モンロー、ジャック・レモン。偶然ギャングの殺人現場を目撃したバンドマンのカーティスとレモンが、追っ手から逃れるために、女装して女ばかりのバンドに潜り込む、というコメディです。
今年見た中で1,2を争うくらい面白かったです。
「モノクロ撮影なのは、女装がカラーだとキモいから」という噂には妙に納得しましたけど(ホントか?)

マリリン・モンローの映画を見たのはこれが初めてでしたが、なるほど、スクリーンの彼女は伝説になるだけのことはあると思いました。小悪魔系のお色気は、永遠のセックスシンボルですね。この頃は精神的に不安定で、舞台裏はボロボロだったらしいけども(^^;)

DVDには、カーティス=広川太一郎、ジャック・レモン=キンキンの吹替版も収録されていたのですが、これがまた猛烈に素晴らしい!!(感涙)
元が非常に完成度の高い作品なので、例の暴走アドリブは無しですが、お二人の芸達者ぶりは存分に楽しめます。
特に広川カーティスは「地のキャラ」「女装」「ホラ吹き富豪」の一人3役。すげぇ。

また、映像特典としてトニー・カーティスのロングインタビューが収録されていました。パッと見、老けたなー!という感じでしたが、映画の話が始まったとたん、目がキラキラ輝いて往年と変わらないダンディ振りを発揮。身振り手振りにユーモアを交えて当時の思い出を語ってくれる、サービス精神あふれるステキな方でした。
ロジャー・ムーアもカーティスも、「年をとったらこうなりたい」と思わせる、いい年齢の重ね方をされてますね(^^)

お茶に踊らされて

2005-09-22 22:35:19 | ヤマト
セブンイレブンの「おーい お茶」をがぶ飲みしてる、全国のヤマトファンのみなさんにエールを!!

今日の戦果はさらばの古代&雪と、永遠にのコスモタイガー(先がフニャ~と曲がってるのが悲しい)でした。


ところで、先日ついに『宇宙戦艦ヤマト』の劇場版DVDを購入しました。
あくまでダイジェスト版だと解っていながらも、久々に目にする映像のヤマトに猛烈に感動している自分に驚き(笑)
勢いで、TVパート1のBOXも注文してしまいました。
フフフ、いいんですよ。遅かれ早かれこうなることは解っていたのだから・・・ッ!

最初の劇場公開時に作られたという「スターシャ死亡編」もやっと見ることができました。ヤマトがイスカンダルに着いたときは既にスターシャが死亡しており、ホログラムのメッセージが語りかけてくる、という流れです。
ホログラムのスターシャもまた、普段とは違う色気があっていいかな、と思う反面、TV版を覚えているだけに、内容的には物足りなさを感じました。
やはり、ヤマトは「やりすぎている」くらいのテンションがちょうどいいと思います。
それに、この「死亡編」だと守兄さんも行方不明のままで、石津嵐版(*)に次ぐバッドエンドになっちゃいますしね(笑)

(*)豊田有恒原案、石津嵐作の小説版ヤマト。女王スターシャは偽りの存在、真田佐助さんがガミラスに改造人間にされた島君に撲殺されるなどなど、いろんな意味で衝撃的なヤマトオブダークサイド(笑)
学生のときに市立図書館で借りました。また読みたいなあ。

空飛ぶランドセル男

2005-09-20 23:55:49 | 映画
小学校2年生の頃、発明絵画コンクールで「人工知能搭載ジェット噴射付ローラースケート」と言うアタマ悪い絵を描いて賞を貰ったことがありますが、同レベルの発想(笑)の特撮映画を発見しました。
『ロケッティア』(91年アメリカ)です。
ディズニーが贈る、超王道冒険活劇!
吹替的には、主人公の青年が山寺宏一で、相棒の”自称”天才エンジニアが青野武。
うーん、王道だ!

舞台は1930年代のアメリカ。
駆け出しのパイロット・クリフが、偶然ランドセル型のロケットパックを入手して、仮面のヒーロー・ロケッティアが誕生。ロケットパックをめぐり、ギャングやナチを相手に大冒険を繰り広げる!
コミックが原作なだけに、かっこいいんだか悪いんだかの微妙なコスチュームや、超ベタベタな展開はある意味必然でしょうか。
古きよきアメリカを思わせる、昔の航空機や飛行船などがふんだんに登場するので、それらが好きな方なら、かなり楽しめると思います^^航空王ハワード・ヒューズが、非常に粋な役どころで登場しますよ。

自分的にウケたのが、表の顔は銀幕のスター、だが正体は…というコッテコテの悪役を楽しそうに演じたティモシー・ダルトン(ムーアの後007やってた人)。彼のボンドはそんなに好きではなかったのですが、この映画で好感度2割増しです。2枚目の悪人顔だしね(笑)
ヒロイン(ジェニファー・コネリー)に、「乳首が硬くなるぞ」とセクハラ発言するシーンには吹きだしたけど(ちなみに字幕では「目の保養」でストップ。さすが戸田先生=笑)

ブンブン空を飛び回る派手な特撮もありますが、全体に漂うのんびりさがどこか懐かしい、ちょっとノスタルジーに浸れる一本でした。

ぼくらのギャバン

2005-09-12 00:45:09 | 映画
往年のハリウッドスター、トニー・カーティスに興味を持ったのでレンタルショップに出かけ、お兄さんに「『絞殺魔』ありますか?」と精一杯さわやかに尋ねてみたのですが、リアクションは微妙でした。
結局置いてなかったし。

かわりに、ジャン・ギャバン主演の「現金に手を出すな」を借りてみました。
誰ですか宇宙刑事とか言ってるのは(私か)。

開始5分、「で、ギャバンってどの人?」

なんだか悔しいので、ネットでサーチして出来たのが今日のイラストです。
結局最後まで見られないまま、返却日になってしまいました。

ハニーVSキャシャーン

2005-09-03 16:40:32 | 特撮
昨年は「昔の人気アニメを実写でリメイク」したものが話題になりましたね。
で、遅ればせながらそれらをレンタルDVDで鑑賞しました。

一つ目は「キューティーハニー」。
これは期待通りの面白さでした。原作のアニメは良く知らないんですが、アニメ的なポップな画面、アクの強い敵キャラ相手に無敵の美少女大活劇!ちょっとラスボスの最後はグダグダだよね、とか考える隙も無く、90分にギュッと詰め込まれたおバカなアイディアの数々に圧倒されていつの間にやらニコニコしてしまう、そんなパワフルな作品。脳みそ空っぽにして楽しむにはうってつけの一品です。
(ちなみに、ちょっと天然入ったハニーのキャラは、この実写版においては英断だったかと。女性の目から見ても嫌味にならないセクシーキャラはさじ加減が難しそうですが、サトエリハニーはうまくいったんじゃないでしょうか)

二つ目は「CHASSERN」。
これも原作は知らないのですが、結果から言えば、思ったより楽しめました。
ただ、ストーリーや全体の完成度は「ああ、やってもうた」ですかね・・・冒頭の納谷悟朗氏のナレーションの時点で既に半泣きでした、いろんな意味で。
お話は、シリーズ後半のエヴァかと思ったら唐突にカリオストロの城になって、最後は人類補完計画が発動して終了(笑)
しかし、CG中心のビジュアルは確かに独特で、よく頑張ったねぇと評価するに足ると思いますし(ゲームのムービーでありそうな感じではあったけど)、主人公の父親で屈折したマッドサイエンティストを演じる寺尾聰や、敵ボスの唐沢寿明らの俳優陣はとても見ごたえがあり、作品の質を大幅にアップしています。
また、主人公親子の確執を中心にした作品のテーマが、ちゃんと宇多田ヒカルの主題歌とリンクしているところにもポイント入れときたいと思います。
これで上映時間があと30分コンパクトだったら、こんなにストレス溜まんなかったのにねぇ(笑)

あと、両作品に共通して出演している及川ミッチーですが、彼はコスプレしようがしまいが濃さは変わらないんだな、というのも発見でした(笑)

これで、04年度話題の実写化作品は・・・あ、デビルマンが残ってた∑(゜д゜;)