小学校2年生の頃、発明絵画コンクールで「人工知能搭載ジェット噴射付ローラースケート」と言うアタマ悪い絵を描いて賞を貰ったことがありますが、同レベルの発想(笑)の特撮映画を発見しました。
『ロケッティア』(91年アメリカ)です。
ディズニーが贈る、超王道冒険活劇!
吹替的には、主人公の青年が山寺宏一で、相棒の”自称”天才エンジニアが青野武。
うーん、王道だ!
舞台は1930年代のアメリカ。
駆け出しのパイロット・クリフが、偶然ランドセル型のロケットパックを入手して、仮面のヒーロー・ロケッティアが誕生。ロケットパックをめぐり、ギャングやナチを相手に大冒険を繰り広げる!
コミックが原作なだけに、かっこいいんだか悪いんだかの微妙なコスチュームや、超ベタベタな展開はある意味必然でしょうか。
古きよきアメリカを思わせる、昔の航空機や飛行船などがふんだんに登場するので、それらが好きな方なら、かなり楽しめると思います^^航空王ハワード・ヒューズが、非常に粋な役どころで登場しますよ。
自分的にウケたのが、表の顔は銀幕のスター、だが正体は…というコッテコテの悪役を楽しそうに演じたティモシー・ダルトン(ムーアの後007やってた人)。彼のボンドはそんなに好きではなかったのですが、この映画で好感度2割増しです。2枚目の悪人顔だしね(笑)
ヒロイン(ジェニファー・コネリー)に、「乳首が硬くなるぞ」とセクハラ発言するシーンには吹きだしたけど(ちなみに字幕では「目の保養」でストップ。さすが戸田先生=笑)
ブンブン空を飛び回る派手な特撮もありますが、全体に漂うのんびりさがどこか懐かしい、ちょっとノスタルジーに浸れる一本でした。