セイナルボンジン

時代を逆行する大きなお友達ブログ。宇宙戦艦ヤマトや東映特撮ほか。

フィーチャリングスカル

2010-12-27 20:46:20 | 特撮
映画『仮面ライダーオーズ&ダブル』より、仮面ライダースカルに変身する、鳴海壮吉(演・吉川晃司)を描いてみました。
上下白のスリーピースを着こなす、ハードボイルド全開の私立探偵。立ち居振る舞いから台詞の一つ一つ、どれをとってもキメキメでコテコテの男くささ爆発のキャラクターです。
「ありえねえ」も一周して極めれば「カッコイイ!!」になるんです。そうなんです。

今回の映画では、彼の決め台詞「お前の罪を数えろ」の由来と、何故娘と会うことを避けていたか?という謎が明かされます。
男は大きな傷を背負い、異形の力を得て悪に立ち向かうのですよ。3本立ての1本という制約の多い短編ながら、伏線がキッチリはまった、切なくて力強いお話でした。

というわけで、仮面ライダースカルがよかったので、仮面ライダーW公式フォトブック 鳴海壮吉×吉川晃司を衝動買いしてしまいました。

…マジで?
女の子ならともかく、おやっさんで一冊本出すの?
2600円?高ッ!

…って思ってたのですが、実際本屋で平積みされてるのを見たら、ついうっかり買ってしまいました…
ま、お祭の一環ってことで。応募者全員サービスのDVDもあるみたいだし。
この後、ビデオ作品も2本リリース(仮面ライダーアクセル、エターナル)決定ってことでめでたい。


あと、こちらは相棒のマツ(演・山本太郎)。
脚本と役者さんの力もあって、短編なのに、やたら濃いキャラクターで印象深いです。筋肉質で資料マニアでメガネでちょっと屈折してるという、いや、美味しいキャラでしたw
インテリマッチョいいよね!新しい萌えに目覚めそうです。

至福の映画三昧

2010-12-26 21:47:13 | 特撮
今週末は泊まり掛けで、映画鑑賞の旅に出てました。

2日で「トロン:レガシー」「仮面ライダーオーズ&ダブル」「ウルトラマンゼロ」「SBヤマト」、趣味全開の4本を見てきました。

どれも楽しんで見ることができたのですが、ヤマト以外で特に良かったと思ったのは、仮面ライダーダブルのスカル編。ダブルそっちのけで吉川晃司大暴れの巻。ジャッカーの宮内洋以来じゃないかというほどの、清々しいまでのカッコつけの嵐、予想を上回る生身のアクションの激しさに、ああ、これこそヒーローだよなあと感じた次第。
三条陸の脚本も相変わらず素晴らしく、短い中に伏線が張り巡らされており、見ごたえがありました。
相棒役の山本太郎も良かったです。マッシヴなインテリっていいよね!

ウルトラマンゼロは、実は最近の円谷作品を良く知らないで見たのですが、地球の「ち」の字も出てこない、まさかのガチンコスペースオペラに意表をつかれました。21世紀になったら「光の巨人」があんなにベラベラ喋るようになるとはw
ミラーマン、ジャンボーグAなど、往年のヒーローも今風のデザインで大活躍。「叫べナオ、ジャン・ファイト!」は燃えた!
悪のウルトラマン、カイザーベリアルも、「アメコミみたい」と思っていたけど、実際見たらいい感じに王道の極悪キャラで良かったです。

あー、楽しかった!!

「さらばヤマト」in世界の亀山モデル

2010-12-19 00:54:06 | ヤマト
ずっと前にリハビリとして描きかけて放置していた、「さらば宇宙戦艦ヤマト」より土方さん。この配色はPS版ね。

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テレビを地デジ対応の薄型液晶に買い換えました。世界の亀山モデルです。
先日、この新しいTVになってから初めて、DVDの『さらば宇宙戦艦ヤマト』を見ました。

私は、『ヤマト』はTVパート1を超えるものは存在し得ないと信じているクチでして、長いこと『さらば』は、パート1での理念に反するエンディングを迎えるということで好きになれなかったのですが、最近、年取ってきたせいか「これはこれでアリだな」と思うようになって来ました。
2時間強の1本の映画作品として、一番密度が高く、ヒロイズム的にありえないくらい盛り上げて盛り上げて一気に終焉まで駆け抜ける熱量という点では、アニメの『ヤマト』シリーズの中ではこれが最強なんじゃないかと。

最後の「ヤマトは二度と姿を現さないでしょう」のテロップには失笑でしたがw


過去の『ヤマト』については、これまでノートパソコンや16インチのテレビデオなんかの小さい画面でしか見たことがなかったもので、改めて高画質・大きい画面でみた『さらば』が、きれいだなあ…と深く感じました。
80年代以降のパキッとした主線と違い、線画にすごく癖があるというか、特に土方さんや真田さんのアップになると、手書きで何回も重ねて描いたような、太く力強い描線がしっかりと見えて、ちょっと感動しました。

あと、これは自分の目が慣れてきたのか、シーンごとに古代君の顔がちょいちょい変わるのもよくわかって面白かったです。最後の方で、突然アムロっぽくなったのは気のせいか?

機関室in復活篇

2010-12-17 00:18:20 | ヤマト
公開一周年を記念して、ヤマト復活篇より、徳川太助と天馬兄弟。

太助:「こら、走!お前また同じミスを…!!」
走 :「あ、呼びましたか機関長ー?」
翔 :「(オレ、翔なんだけど…)」
太助:「(また間違えたッ…!!)」

みたいな?

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復活篇で登場したヤマトの新制服は、白ベースの、体にフィットしたデザインです。
女性や異星人キャラでなく、日本男子の全身タイツはなかなか斬新なものがあります。

野郎3人描いたら、妙に肉肉しい画面になってしまいましたw

聖闘士星矢世代ですから

2010-12-12 15:14:14 | アニメ・漫画
『食らえ!銀河の星々を砕く、この技を!
 ギャラクシアンエクスプロージョン!!』

80年代のジャンプ漫画・『聖闘士星矢』から、双子座(ジェミニ)の黄金聖闘士・サガを描いてみました。
私の誕生日は、本によって「牡牛座」だったり「双子座」だったりするのですが、自分では常に「双子座」だと名乗っています。間違いなくこの人の影響です。
いやー、美形で悪くて最強キャラ。最高ですな。
でもって、悩める二重人格者。
変に改心しないで、永久に善悪の狭間で苦しみ続けて欲しかったです。

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最近、週刊少年チャンピオン連載中の、『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』を大人買いしました。
80年代の原作『星矢』の200年前、つまり前世の戦いと因縁を描く物語で、作者は手代木史織先生です。

少女マンガのような線の細い絵柄なので最初は敬遠していたのですが、実際読んでみると面白いです。特に、3巻から始まる黄金聖闘士達の活躍で一気にはまりました。

女性らしい繊細なタッチで描かれる数々の美形キャラ、ウェットで切ないドラマがある一方、原点を彷彿とさせる戦士たちの熱い生き様、ハッタリの効いたド派手なバトルがうまいことブレンドされていて、1つの漫画作品としてこれはこれで面白い、良作だと思います。
もっとも、車田正美先生の原作のイメージは、完全に頭から追い出してから読まないとキツイかもしれません。
あと、ちょっと主人公のペガサスが影薄いけど気にしない!

LOST CANVAS版で好きな黄金聖闘士は、みんなキャラクターが際立っていて決められないです。ドラマ的には、水瓶座のブルーグラード編かなと思うのですが。山羊座もカッコよかった。

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ちなみに、原点の『星矢』で好きな黄金聖闘士は上記のサガ(悪)、全編通じて一番好きなキャラクターは、「教皇の幻朧魔皇拳で洗脳され、悪に染まった時限定・獅子座のアイオリア」です。
普段いいヤツ過ぎてつまらないくらいの人が、ものすごく悪くサディスティックに豹変した時って、自分の中では異様に萌えるのです。元々ちょっと悪っぽい人は対象外。
アニメで声を演じた田中秀幸氏の、ワル演技がすごく楽しそうに聞こえるのは気のせいかな?

復活篇の雪ちゃん

2010-12-11 23:13:52 | ヤマト
実写版ヤマトが週間ランキングでハリー・ポッターを抑え、堂々1位を獲得したということでめでたいです。
私もあと何回かは見に行く予定です。峠が吹雪いたりしなければね。


昨年の復活篇は劇場がガラガラで悲しかったのとはエライ違いだなぁ…
と思いをはせたところで、復活篇から雪ちゃんのあのシーンを描いてみました。
本編よりややエロスが増したようなのは気のせいですよ?


ところで、私は好きな漫画や特撮も、フィギュア・立体系は極力手を出さないという方針だったのですが、ここに来て『超合金魂GX-57 宇宙戦艦ヤマト』を買ってしまいました。

現在、玄関スペースに大切に飾っております。
期待値が高かった分、見た目が少し安っぽい?というか、まあこんなもんなのかな?とは思いましたが、ボタンで音楽や効果音が流れ、LEDが光るギミックやら何やらにニヤニヤしながら眺めてます。

買って早々、第二副砲の向きを調節しようとして、誤ってアンテナをボッキリ折ってしまい、涙目になりながらアロンアルファでくっつけました…

実写版を見て

2010-12-10 23:11:13 | ヤマト
というわけで、実写版「SPACE BATTLE SHIP ヤマト」、2回見てきました。
記念に、柳葉敏郎演じる「実写版真田さん」を描いてみました。

真田さんへの愛があふれる熱演に、ファンの一人として大変感動しました。
ちゃんとアニメの口調・トーンに似てるのね!
ありがとうギバさん。


「ヤマト」パート1の物語には、ひおあきら版や石津嵐版、PSゲームなど様々なバリエーションがありますが、今回の実写劇場版はそれらの中で、確実に最高のマンパワーと密度と熱さがあったと思います。
特に、ガミラス本土決戦前の乗組員の決意、古代の檄、艦長席への敬礼には燃えました。

赤くさびた鉄屑が唸りをあげて宇宙戦艦ヤマトの雄姿を現す名場面、あれが美しい最新ビジュアルで、バックにはあの主題歌のメロディが流れる、これを大画面で堪能できた時点ですでに涙腺が決壊しそうでした…いやーヤマトファンやっててよかった。

デスラーがあの声で「ヤマトの諸君」と言ってくれたシーンや、アナライザーの活躍などのサービスにも、いちいち大喜びしながら見てました。自分がこんなにミーハーな人間だったことに、自分でも驚きです。

個人的には、TV版でのガミラス本土決戦からイスカンダルへ至るくだりがヤマト最大のドラマであり、テーマだと思っていますが、その辺はガッツリ割愛されてしまったことは、残念といえば残念です。ただ、2時間半を最大限スピーディに、かつ熱く盛り上げて見せようと思ったら、仕方のないことだと思います。ガミラスサイドのドラマが中途半端になるくらいなら、あの辺でとどめておいて正解かと。

こんなにすごいクオリティになるんだったら、最初から3部作とかにして、もっとじっくり旅を描いてくれればよかったのに…
と、終わった後で愚痴るのも、ファンのわがままです。
最初に実写化と聞いたときは「ふざけんな!」とか言ってたくせにね。

エンディング主題歌は、やっぱり某ハリウッド隕石映画を意識してああなったんでしょうかねw

宇宙から日本を見てみよう

2010-12-08 23:31:35 | Weblog
「くもじいじゃ!」


テレビ東京の『空から日本を見てみよう』という番組が気に入ってるのですが、最近、案内役の「くもじい」の声が総統閣下=伊武雅刀ということに気づいて、とてもびっくりしたことでありますよ。

くもじいも、アシスタントのくもみちゃん(CV:柳原可奈子)も、取材先に対して好き勝手なこと言いまくりでステキです。

ひたすら上空・地上から日本の景色を追っているだけで1時間番組が成立するということに衝撃をうけました。テレ東おそるべし。

鬼のように強くてカッコいいデスラー総統が見たい!

2010-12-06 23:26:00 | ヤマト
実写映画を見て、ガミラスの皆さんがあんな感じだったので、なんだか無性に「鬼のように強くてカッコいいデスラー総統」が見たくなって描いてみた一品。

ヤマト製作スタッフの諸君、覚えておきたまえ。
私は屈辱を忘れない男だ…

なんつって。
あ、右手のもやもやはあの「意識体」のつもりでひとつ。


実はデスラーって描くの難しいと思うのです、イマイチ若いのか歳食ってるのかわからないんで。
何歳くらいなんだろ、あの人?

見てきました!!

2010-12-04 18:55:29 | ヤマト
見てきましたよキムタクヤマト!

一言でいうと、燃えました!!
パート1をベースにさらばの要素をまぜこみ、SF娯楽超大作として、2時間半一発勝負にかけた、その心意気に感動しました。

言いたいことがないわけではありませんが(キムタクがまんますぎるとか沖田艦長もう少し頑張って欲しかったとか最後のオチとか)、現在最高のビジュアル技術で繰り広げられるヤマトの激戦に、柳葉敏郎演じる、ナマで呼吸して動く真田さんに私のテンションはあがりまくりです!

というか柳葉敏郎最高過ぎました。惚れた!


ヤマトファンになって十年あまり、こんな形でリアルタイムの興奮を味わえるとは思っていませんでした。
生きてて良かった!!