〇 これでパソコン周りもすっきり、100均で買えるケーブル整理グッズ6選。
パソコンの周りはケーブルやコードが増えがちだ。それらを適当に置いたままにしておくと机の上の見栄えは悪くなるうえに邪魔だ。そこで、グッズを活用し日ごろからパソコン周りを整理しておくとよい。100均ショップには多くのケーブル整理グッズが売られている。今回はその中から机上の整理整頓に使いやすい6製品を選んだ。
天板の裏に取り付けて収納。
ダイソーで売られていた「デスク下コンセント収納」は、テーブル天板の裏側に取り付けて使うケーブル類の整理グッズ。付属のフックをテーブル天板の裏側に4個取り付け、網をぶら下げる。そこに電源アダプターや電源タップ、ケーブルなどを入れれば机上はかなりすっきりする。
フックは付属の両面テープで貼り付ける。両面テープはかなり強力で、一度取り付けると取り外すのが困難だった。フック4個の耐荷重は2キログラムとの記載があり、大型の電源アダプターや電源タップなどを載せても問題ない。網のサイズは幅300×奥行き200ミリメートルと大きい。2~3個の電源アダプターに加え、数本のケーブルを収納できる。電源アダプターや電源タップ、ケーブルなどに厚みがあっても網が伸びるため入れやすい。網の取り外しも簡単で、収納した物の入れ替えも容易だ。
対で使って巻き付ける。
キャンドゥで購入した「配線コードフック2個」は、2個1組で使うケーブル用のフック。対になるように壁やパーティション、機器の側面などに付属の両面テープで貼り付け、ケーブルやコードを巻き付けて使う。フックのサイズは幅16×奥行き46×厚さ12ミリメートルと大きめで、太めで硬いHDMIケーブルなども巻き付けやすい。
HDMIケーブルをこのフックを使ってディスプレーの裏に巻き付けておくと、ノートパソコンを接続するときに便利だと感じた。頻繁に電源プラグを抜き差しするような暖房器具の電源ケーブルを束ねるときにも便利だ。
自由に曲げてケーブル類をまとめる結束バンド。
「くっつけられる形状記憶コードバンド 吸盤タイプ 1本入」は、一風変わった結束バンドだ。自由に曲げられる鋼材を柔らかいポリ塩化ビニル(PVC)で覆い、それを巻き付けることでケーブルを束ねる。
中央部には小さな吸盤が設けられており、ケーブルを束ねた状態で平らな壁に貼り付けられる。吸盤の吸着力が弱いため取り付ける場所や物を選ぶが、コードが細い有線イヤホンや短めで細いUSBケーブルなどを一時的に束ねるときに便利そうだ。吸盤をスマートフォンの背面に取り付け、形状を工夫すれば、スマホスタンドとしても使える。
結束バンドの長さは12.5センチメートルと短い。イヤホンや短めの充電ケーブルを束ねるにはちょうどよい長さだが、直径が太いケーブルや長いケーブルなどは束ねにくかった。
フックに掛けられる結束バンド。
キャンドゥに売られていた「掛けて収納できる結束バンド」は、素材にシリコーンを使う結束バンド。柔らかい素材を使っており、先端部分を穴に通して引っ張ることでケーブルを束ねることができる。取り外すときは、逆方向に引けばよい。何度も繰り返し利用できるのは便利だ。
長さは200ミリメートルで、そのうち150ミリメートルを結束バンドとして使う。結束バンド部が長めなので、太いケーブルや長いケーブルも束ねやすい。フック用の穴を設けており、ケーブルを束ねた状態のままフックに掛けられる。
透明で目立たない、8個入りで配線をすっきり。
ダイソーで売っていた「クリアコードフック」はケーブル類を固定するフック。幅23×奥行き15×厚さ10ミリメートルと小さく、フックや付属の両面テープが透明なので、壁や柱に取り付けても目立たない。フック部分は直径7ミリメートル程度の大きさで、USBケーブルや電源ケーブル、LANケーブルならちょうどケーブルが1本入る大きさで使いやすい。
フックは8個入りだが、両面テープは10個分入っているので、貼り付けに失敗しても予備があるのは心強い。粘着力も強く、簡単に外れるようなことはなかった。両面テープは強力だがアクリル素材なので、剥がした後に粘着剤が残らないのもよい。
ゲルパッドにケーブル類を貼り付けて収納。
キャンドゥで購入した「吸着ゲルパッド ギュギュット!」は、壁などに貼り付けられるケーブル類の整理グッズ。両面に粘着力の強いゲルパッドを備えており、壁に貼り付く。ゲルパッドの間に溝が掘られており、そこにケーブルなどを巻き付けて収納できる。粘着力は強く、スマホ程度の重さであれば簡単に貼り付く。
サイズは幅48×奥行き48×厚さ12ミリメートルで、コードを巻き付ける溝は5ミリメートル程度の幅しかない。イヤホンのように細いケーブルや短めのUSBケーブルを巻き付けるのに適している。