親離れ子離れ

　　人間関係の中でも濃く深い関係で、

ある意味厄介だったり面倒くさかったり、

大変なのは親子関係だという話をしていました。

そして、この世に生きる課題を縁でバトンリレーの様に繋ぎながら、尚且つ子孫繁栄と称して人口（神の子・分身・魂の分身）を増やす天命使命を受けたという。

その関係性の中で魂の学びと成長を遂げる関係。

言葉で表すと難しいですね ww (^^;)

そんな関係でも根底にあるのはこの世に命を授けてくれたという感謝で愛しかない関係。

その先祖や両親がいなければ今の自分は存在しませんからね。

今当たり前に感じている事すら感じる事も出来ない。

愛おしいも楽しいも嬉しいも憎いも辛いも苦しいも悲しいも寂しいも。

そんな今の体験すら出来ないのです。

それらの感情を感じる前にまず生まれてきた事に感謝してはどうかなと思うのです。（私も半世紀この世で生きてそんな事に気づいた次第で）

仏壇だのお墓だのとそれに対して拘った考えをただ単に当たり前に押し付けられた時に疑問や違和感を感じてすっごく悩んですっごく考えて結論出して、最終的にはそんな事より、まず生んでくれたことや生まれてきたことに感謝やろって……。先祖や親がいないと始まらんかったんやから！と。

そこに感謝して親や先祖の人生を思ったり受け入れたり、認めたりすることが供養で、その継がれてきた課題を解消していく事で親や先祖の人生が報われていくのかなって思ったんです。

仏壇やお墓に手を合わせそんな事を問うのにはそのカタチの対象が必要だけど本来とかけ離れていくのは違うかなと。

そして、その親子関係がこんな風に繋がっていく中で一番大切なのは「親離れと子離れ」だというのは……、

気づいて学んで成長して……、繋がっているけど……、魂の自由と自立（自律）をするという事が本当の目的だからです。

思いやりを持ちながら助け合いながら委ねながらでも

依存しない執着しないで自由でいる、自律する……です。

子供が教えてくれる、親が教えてくれる、また、先祖が教えてくれている。

その魂が教えてくれている。

その本質や奥を見て感じれば必ず教えてくれている。

子供や親に対して責任や義務ばかりが今の世の中に伝わり過ぎて、反対にその責任や義務を放棄する関係も増えてきています。

悲しいかな命の尊さすらそこから学べない世の中になってしまっています。それも本来はその尊さとか繋がりが在る事を教えてくれているんだなと思うのです。

親に育ててもらったから親をみる義務があるとか責任があるという前に本当は自身がちゃんと自立して親離れが出来ていないのではないかと考えた方がいいのではと思うのです。

子供も親の所有物ではないです、しっかり子供も一人の人間として別人格だとして尊重する事が子離れでもあると思います。

最近のペットブームに映る背景にはこういった子離れ親離れが中途半端な時に命を育てながら愛を与えながら自分の心を育んでいき自立するという事で、ペットは所有物ではないのです。ペットだって自由を求めています。

その自由は何だろうと考えてあげる事は自分の自由を考える事に繋がると思います。

しっかり親離れが出来ていないと親の介護に悩みます考えます。

そこに学びがあるからです。

子離れがしっかりできていないと孫でもう一度無償の愛を学びます。

社会の中でも部下や後輩、人を育てるという所でお互いの自律が学べます。

しっかり人間関係の執着離れ依存離れをすることです。

子離れ親離れは自身の自立（自律）です。

執着や依存離れは魂の自由です。

そして自他尊重しながら魂は繋がっていくのです。