*までクレしん映画もテレビアニメもほとんど見たことがない人間が書いた「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」の感想です。
ネタバレは、少し。
前回「ラクガキングダム」を観たときに「ぶりぶりざえもんメインの映画があるなら観たい」と書いたが、正にコレがソレだった。
今まで観てきたのは、「天かす学園」「引っ越し物語」「B級グルメサバイバル」「ロボとーちゃん」「ラクガキングダム」、そして今回の「ブタのヒヅメ」の順で合計6本。
その中で、この「ブタのヒヅメ」は一番古い作品だと思う。
で、結論から言うと、今まで観てきたクレしん映画の中では、一番好きな感じだった。
てか、「死なば諸共バクダン」を背負ったピチピチ戦闘服のセクシーシングルマザーが大きな敵と戦うなんて、好きに決まってんじゃんね。
そりゃそうよ。
観ながら思ったことを連ねていくと
・モチーフとかキャラクターが昔のジブリっぽいなぁ。
・保護者抜きで5才児たちに天ぷらとか船盛食べさせる屋形船のイベント、なんなんだ。
これって伏線になってたりするのかな?(なってなかった)
・エヴァ観たことないけど、それでもわかるレベルで「エヴァに出てた人の声やん」てなるな。
・香港の海にめっちゃゴミ浮いてる描写、大丈夫なん?
・このアクションについてくる0才児ひまわり、一番強くない?
・”お色気”がバレルに倒されたときのワンショットが、急に今までの質感と変わるけど、何かのオマージュ?
・マウスの見た目と装置とかの感じからして、ジブリってよりエヴァなん?
うっすら知ってるだけだから、なんとも言えないな。
・「体に聞くしかないな」からの、”お色気”の体がピンクの豚に変えられて授乳は、普通に直球エロでは?
・しんちゃんの好きな芸能人、山田まりあだったことあるんだ。
・IZAMが憧れだった時代!!!!!!
・ぶりぶりざえもん、最初はしんちゃんに似た感じのキャラだったのか。
かっこいいけど、性質がしんちゃんなのね。
・え、しんちゃんが考えたぶりぶりざえもんのお話、最高じゃない?
しんちゃん天才じゃない?
これだけで観てよかったまであるやん。
・ぶりぶりざえもん…かっこいい…
え、好きなんだけど。グッツとか欲しいんだけど。
見終わった感想としては「しっかり出来てるなー」という感じ。
色んな要素が組み合わさってるんだけど、全部「全然ユルくない」。
悪役の目的も、攻撃の方法もマジのやつ。
他の映画のときの悪役は「悪いことしちゃうゾ!」くらいだったけど、ブタのヒヅメはマジで殺害しにくるし、立ち向かう方も死ぬ覚悟をしてる。
合間をギャグで繋いでるけど、内容がゴリゴリ。
これ、ギャグ要素を全部抜いて絵がシリアスだったとしても、普通に成立するのでは?
コレを観た後で思い返すと、ラクガキングダムのぶりぶりざえもんは、ニセななこ同様「本来の性格から違ってる」ということ?
ただ、元々しんのすけが作ったキャラだから、ななこおねえさんより再現度が高かったってこと?
あと、なんか元ネタとかあるのかな?て場面が多かったけど、あんまり思い当たらないままっだったな。
ジブリ…ぽい?エヴァってこんな感じだったような?とは思った。
合ってるかどうかはワカラン。
とにかく、今回で「クレしん映画の降り幅の広さって、この頃からなんだ~」って思ったし、「初期から既にこんな方向へ作り込まれてたのか」と思った。
今まで触れてこなかったけど、噂に違わず見ごたえがあるね、クレしん映画。
次は、「ぼくの花嫁」を観る予定です。
でめたし、でめたし。
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