いつもの3人で岡本太郎制作の壁画「明日の神話」の前で待ち合わせをし、ランチをしてから能楽堂へ
私は夕方から予定があるので演目3つしか観られなかったが、それぞれスピードや内容に違いがありなかなか見ごたえがありました。
いつもの3人で岡本太郎制作の壁画「明日の神話」の前で待ち合わせをし、ランチをしてから能楽堂へ
私は夕方から予定があるので演目3つしか観られなかったが、それぞれスピードや内容に違いがありなかなか見ごたえがありました。
セルリアンタワー能楽堂で開催された吉祥会のおさらい会へ
友人が出演した演目は「酢薑(すはじかみ)」内容は酢売りと薑売りが「ス」と「辛い」をかけた駄洒落を言い合い勝負するが、最後には笑ってお互いを認め合い幕。
舞台を見ている私はいつもドキドキしていたが、今回は友人の肩の力が抜け余裕がある様子、私も安心して笑い楽しみました。
春水堂で台湾利き茶セットを賞味し帰宅。東方美人蓋碗がおすすめ
10代からの友人から手紙と自著「狂言十番 私のお稽古帖」が送られてきました。
大蔵教義先生のイラストが何とも可愛い
今まで演じてきた演目の内容紹介、演じる喜び、苦労、心境が綴られ、最後にはイソップ物語を狂言バージョンにした台本まで書いています。
読んで私も、あれはそういうことだったのと教えられたり、納得したり。
貫禄があるなあ!と思っていたら綿入れの胴着を着ていたんだ、とか扇で酒の量まで表現していたんだ!
次からは笑ってばかりいないで、もう少し深く舞台を見なくては
70代目前に新しい楽しみを見つけ、続けている友人に「狂言に出会えて本当に良かったネ」を送りたいです。
師走恒例、大蔵流吉祥会へ
友人は『寝音曲(ねおんぎょく)』を 軽妙に演じました。舞台慣れしてきて楽しそう
可愛い女の子(家元のお孫さんかも)の初舞台も見られラッキー
生まれ育った地で奉納狂言をみました。まず、神官が登場、お祓いをしてから始まりました。
木々にかこまれたシャクヤクが咲く庭、、時折うぐいすの鳴き声を耳にしながらの鑑賞、雰囲気満点のなかで、小舞,附子、仏師が演じられました。
第12回吉左右会(きっそうかい)を観に東急セルリアンタワー能楽堂へ行きました。まず大蔵教義氏と来場者みんなで「ハ↑ハ、ハ、ハ、ハ、ハ、↓」と笑ったあと、教義氏から舞台を三角に歩くと場面が変わったことなんですよなどの豆知識の説明をうけました。
番組
1、粟田口
粟田口(刀の銘)をなにだか知らず、「自分こそが粟田口である。」と名乗りでた男(詐欺師=すっぱ)に
大名が太刀を持ち逃げされてしまう。
すっぱが調子よく大名の呼びかけに答えながら太刀を手にしてしまう、その掛け合いが面白く、
また残された大名が太刀を探し歩くなさけない姿が印象的
知らないことは恥でなく、知らないことを隠すことが恥ずかしいのにね。
2、貰婿(もらいむこ)
夫婦喧嘩して実家へ戻り、「我慢するくらいならば川へ身を投げて死ぬ」という娘の言葉に舅は仕方なく
家へいれ、聟には決して会わせないと決心する、
しかし聟が迎えにくると、娘は父親を聟と一緒に押し倒して帰ってしまう。 愛娘を返したくない舅の
寂しく情けない姿。 お父さんごめんなさーい・・・・・。
3.蟹山伏
山伏と強力が修行を終えて、帰国の途中お互いに修行で得た法力を褒めあっていると緋色の蟹の精が現
れ道を塞いでしまう。自信たっぷりに法力をつかっても経文をとなえても効果なく、逃げ惑う。
なまじの修行や努力を嘲笑しているのかな?
登場人物それぞれの気持ちが錯綜しその人間模様が面白かった
また隣に座っている人の笑い声がすごーく楽しそうで、私も一層楽しい気分になりました。