28日
今暁、兄(92)の死亡が知らされた。母親をおくってから30年以上経っているので肉親を失う実感は忘れていた。彼は大学を出てすぐに国鉄へ入り爺メと違って役人生活一筋、晩年は国鉄民営化反対に旗幟を鮮明にしていたため不遇だったが、それでも退職後は関連の組織に天下りしてそれなりに遇されていた。
賢兄愚弟の標本みたいな周囲の目もあり、爺メはそれをいいことに形を変えた甘えの中で彼との付き合いがあった。まぁ生き方はまるで正反対だったが、それなりの感慨も深い。
遥か阿武隈の山地より合掌。
28日
今暁、兄(92)の死亡が知らされた。母親をおくってから30年以上経っているので肉親を失う実感は忘れていた。彼は大学を出てすぐに国鉄へ入り爺メと違って役人生活一筋、晩年は国鉄民営化反対に旗幟を鮮明にしていたため不遇だったが、それでも退職後は関連の組織に天下りしてそれなりに遇されていた。
賢兄愚弟の標本みたいな周囲の目もあり、爺メはそれをいいことに形を変えた甘えの中で彼との付き合いがあった。まぁ生き方はまるで正反対だったが、それなりの感慨も深い。
遥か阿武隈の山地より合掌。