いま住んでる福岡でもちゃんぽんを出す店はゴマンとあるんだけど、具に海鮮が入ってる店は意外と少なくて、長崎ちゃんぽん必須のゲソ・エビ・夏場はアサリor冬場は小粒のカキの海鮮三役が入ってる店はあんまりない。
まあ、豚肉とたっぷり野菜とどトンコツスープが博多のちゃんぽんだ!と言われれば別に否定も拒否もせんけども、どトンコツのラーメンスープでも具の海鮮や練り物や野菜をいっしょに煮込むことで、スープの味に深みが出るんだよなあ(特にゲソの力は偉大だ)。
そういう意味では、2014年頃からゲソを入れなくなった「Rンガーハット」には個人的には「長崎ちゃんぽん」を名乗って欲しくないんだけど、まあ、地元・長崎でもアサリはともかく冬場のカキをデフォルトで入れる店は少なくなったので、冬場のカキの有無は良心的な店か否かの指標ぐらいかな(逆に広島産とかのでかいカキは主張しすぎでちゃんぽんには合わないけど)。
あと、値段。スペシャルな具材を入れて「高くて旨い」のは当然なので、基本はデフォルト(ノーマルな)ちゃんぽん。
僕が長崎にいた頃(まだ消費税とかなかった時代)は新地中華街では組合でちゃんぽん1杯700円と価格が統一されていて、街場の食堂なら1杯600円というのが大体の相場だったけど、さすがにもう時代が違うし、消費税なんて邪魔なものも導入されて久しい。
ちなみにオススメという意味でデフォルトちゃんぽんで冬にカキが入ってそうな店は(ネット調べ)、会楽園850円・京華園850円・新和楼800円・宝来軒864円・洋々軒650円(実家の近所で、皿うどんの出前はここから取る)。
参考サイト:長崎新地中華街/ちゃんぽん倶楽部http://www.nagasaki-chinatown.com/chanpon.html
余談だけど、「「Rンガーハット」のちゃんぽんは長崎と東京で味が違うのか?」という面白いブログがあったので、参考まで。