階級制度の復活を

今さらオイラが言うまでもないが、原油価格が３カ月前のピーク時の半分以下まで下落しているらしい。
世界的な金融危機の影響もあるという。
やたら物の値段が上がったと騒いでいたが、金融危機だと物が安くなることもあるのか。
さっぱり訳が分からん。
でも、やっぱりそういうことがお金持ちさんや大企業のマネーゲームによって起こる弊害なんだったら、その影響を一般庶民にまで及ぼさず、お金持ちのみなさんに尻拭いまできっちりやってもらいたい。
もともと資本主義なんて、資本家という昔の貴族みたいな人が労せず資産を殖やすために、あり余る金を才覚ある庶民に貸し与えて事業をやれるようにしたもんなんだから（そうなのか？）、なんぼ民主主義だ四民平等だ天は人の上に人をつくらずだと言ったところで、資本主義社会である限り、階級格差はなくならない。
というか、格差がなくなったら資本主義社会は成り立たない。
ならば、いっそのことハッキリ階級制度を復活させた方がいいんじゃなかろうか。

階級といってもたったの二つ、「資本家」と「庶民」で、もちろん世襲制。
資本家階級はいくらでも大もうけしてもらっていいが、コケても責任は階級内でとってもらう。
庶民階級は頑張っても“小市民的幸せ”が関の山だが、ちゃんと働いていれば食いっぱぐれることはない。
ちゃんと働かずに文句ばっかり言ってるヤツは、とっとと牢屋にぶち込んでしまおう（わ、俺ヤバ！）。
肝心なのは、資本家と庶民の間に発生する“成り上がり”を作らないことだ。
生まれながらにしての資本家なら資本家としての素養を身につけているはずだが、
成り上がりは目先の損得しか考えられず、長期的な展望がない。
こういう連中が先物だ土地ころがしだなんだでものの値段を吊り上げてバカ儲けしたかと思えば、
調子に乗って高転びして経済をかき乱す。
だから階級は世襲制に限る。
う～ん、我ながらナイスな階級制度案。
とても45の社会人が考えたとは思えない、中高生並のアイデアだなあ。