どっかよその国では払い下げになった日本の地下鉄車両が現役で走ってるというレポートをやっていた。
日本の中古車が3割ぐらいが海外に輸出されていたり、家電ものも結構な割合で海外で使われていたりで、
優秀な日本製品は海外で人気です、みたいな話だったと思う。
なるほど、日本車は車検なんて5年に1度でもいいくらい壊れないし、
(でも、車検は重要な買い替えタイミングなんで、自動車業界が絶対にそんなことはさせないだろうが)
その割にモデルチェンジのサイクルが短いので、立派な中古車はいくらでもあるだろう。
そんな話があるかと思えば、最近のトヨタのCMでは、
まだ乗れる車だけどエコな車に買い替えよう、みたいなことを言っている。
家電関係も同様で、いつまでも環境に悪い商品を使わず新しいものに買い替えなさいと言っている。
確かにそれも一理ある(環境負荷の少ない商品を増産するために環境負荷をかけているという、ニワトリと卵みたいな話が気にならないでもないが)。
しかし、それでは「もったいない」がいいのか「買い替え」がいいのか、さっぱり分からんではないか~!と思っていたら、ハタと気がついた。
日本という狭い視野で考えるからいけないのだ。
もはや環境問題は地球規模の話だし、金満日本は「買い替え」担当で、そこで出た立派な中古品は海外で「もったいない」してもらう。
これで地球は丸くおさまるのだ。チャンチャン。
では、私はさっそく非力だったエアコンの買い替えに…。
いや、ウチは首が壊れた扇風機も買い替えられないほど金がないんだった。
という訳で、私は“国内もったいない担当”ということで…。
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