S.E裏千家茶道教室 お茶のひと時

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紅芙蓉(べにふよう)

2011-08-27 12:52:13 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

「道端に朝のあいさつ芙蓉かな」・・・・田原清里

近くの陸橋の下に、薄紅色の芙蓉が咲き誇っています。

何年も、この道を車で通っていたのに、気がついたのは今年です。

運転が下手で、前しか見ていなかったのが、少し上達して、道端の花に目が止まったのでしょうか?

それとも?

もともと日本にあった花なのか、もしくは中国からの渡来種なのかは、不明だそうですが、

室町時代には観賞用に栽培されていたそうです。

早朝、大きな花びらを、はちきれんばかりに広げているのに、時間が経つにつれて、花びらは

中心に向かって丸くなってきます。

まるで時計のようです。

そして、夜になるとしぼみ、翌朝、丸く小さくなった花ビラは、ポトリと落ちます。

気品ある花で、”芙蓉の顔”・・・・とは美女を表わすとか。

大きく気高く開き、散る。

まるで美人薄命の如し、一日の命です。

そんな芙蓉を愛でて・・・・一服です。

 

 


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