「道端に朝のあいさつ芙蓉かな」・・・・田原清里
近くの陸橋の下に、薄紅色の芙蓉が咲き誇っています。
何年も、この道を車で通っていたのに、気がついたのは今年です。
運転が下手で、前しか見ていなかったのが、少し上達して、道端の花に目が止まったのでしょうか?
それとも?
もともと日本にあった花なのか、もしくは中国からの渡来種なのかは、不明だそうですが、
室町時代には観賞用に栽培されていたそうです。
早朝、大きな花びらを、はちきれんばかりに広げているのに、時間が経つにつれて、花びらは
中心に向かって丸くなってきます。
まるで時計のようです。
そして、夜になるとしぼみ、翌朝、丸く小さくなった花ビラは、ポトリと落ちます。
気品ある花で、”芙蓉の顔”・・・・とは美女を表わすとか。
大きく気高く開き、散る。
まるで美人薄命の如し、一日の命です。
そんな芙蓉を愛でて・・・・一服です。
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