モトＧＰ第１２戦はブルノサーキットでのチェコＧＰ。
雨の影響で実質５～６周で終わった予選ではストーナーが順当に速さを見せ
６戦連続のポールポジション獲得。ロッシもきちんと２番手につけてブリヂストン
勢は総じて好調の様子。
レースはストーナーの飛び出しでスタート。すぐに後を追いたいロッシだったが
ホプキンスに一時前へ出られ１秒のロス。
そこからタイヤの温めもそこそこに始まったストーナーとロッシの直接対決が
このレース最大の見どころでした。
サーキットレコードを連発しながら逃げを打つストーナー。対するロッシも遜色
ないラップタイムで食らいついてプレッシャーをかける。
つかず離れず・・・後半勝負まで粘れればタイヤのこともあるしロッシかな！？
なんて思っていたら、直角コーナーでフロント滑らしてストーナーが頓死です。
ダメだろそこで終わっちゃ・・・。
おれはその先、どこまでも突き抜けていく２台の攻防が見たかったんだよ。(-_-;)
勝利の行方はここで決まったも同然。あとはフォーメーションラップで死にかけ
てたエリアスの大逆転でのごぼう抜きと・・・
マシンの戦闘力が上がって期待通りに上位進出してきた中野の頑張りだけが
見どころだったかも。
ま、なにはともあれロッシの今シーズン５勝目と相成りました。
今回の優勝パフォーマンスはタンク上でのカードゲームです。なんでコースの
上でトランプやってみせたいんだか・・・彼らのセンスはいつも面白いです。（笑）
リザルト見るとミシュランの不振ぶりが際立ってる。マシンメーカー問わず上位
を占めるブリヂストンとあまりに対照的。（ちょっと気の毒だよ）
相手のミスにより力を使わずに得た勝利・・・ここでの５０Ｐ差は大きいね。
勿論このまま黙ってるストーナーじゃないのは判ってるけど、自分でコケて
失ったポイントってのは数字以上に痛いものだから後々まで響くはず。
足まわりが決まれば・・・ってタイプだから、ここで中野が来るのは想定内だった
けど、この堅実さは素晴らしいと思うよ。来期のシートがどうなるのか、ちょっと
気になってきた。
今週末のサンマリノ・・・楽しみ楽しみ。(^-^)
テク憧：
モトＧＰ２００８ アメリカＧＰを見るにＴＢ。
