毎日見るものや出会いの中で,ほめたり改善案を提示したりして,読者と共感したい
定年退職者の目
LANカード復活
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04月23日(月)
「せっかく買ったパソコンも1日天下で終わってしまい,OSとしてのWindowsの代金もむだになり,パワーポイントもアクセスも追加購入したのに使えず,何ということをしたのだろう。サポートセンターに相談したところでまた同じことが起きるに違いないと,途方にくれるのであった。しかし問題はこれだけではなかった。」と書いて終わった続きはこうである。Linuxのインストールはパソコンが新しいせいか何の問題もなく短時間に出来てしまう。とにかく目的のLinuxが使えることが購入の最低条件であったからむなしい気持ちであったが,とりあえず作業を先に進めるべくインターネットにつないでみた。ところがつながらない。あれこれさわって,一晩過ぎた。 | ||
幾通りもの手段を試みたがどれも効果はなかった。「ひとつ気になったのは,”DHCPを使うか”どうかを聞いてくれなかったことだ。」と前に書いたことが思い浮かんできた。そこでネットワークの設定画面を開いみると,デバイスの「eth0」が休止中となっている。ハードウェアとしてはokの状態を表示しているが,起動ボタンを押しても起動中とはならない。万事窮すとなった。Windowsも使えない。Linuxも使えない。いよいよ最後のめんどうな手段しか残されていない。「明日の休みは購入店へ行って,パソコンをあずけてこよう。」こんな気持ちでメーカーのサイトを開いてみた。偶然というか誰かが導いてくれたのか,ドライバーのダウンロードの画面に来た。2つしかメニューはないのですぐに読めた。LANドライバで有線LANでのインターネット接続が遅くなる問題の改善とコメントしてあった。 | ||
しばらく時間がたって気づいた。LANのドライバーがどうしてあるのだろう。LANコネクターはハードウェア的にプログラムがプリントされた部品だと思っていた疑問である。すると,Windowsがセットされていない状態では,このLANコネクターは無効になっているわけだ。Linuxだけではインターネットにつなぐことができないことが判明した。あきらめがついた。しばらくして,側に目をやると,Windows95に使っていたネットワークカードが転がっていた。そういえば,以前はネットワークカードを使ってインターネットにつないでいたではないか。![]() | ||
こうして失ったものもあるけれど残された機能を最大限に生かすことで,かえってLinuxを使う技術があがることになる。こんなふうに自分に納得させて安心を得た。したがって,その先の作業が進むことになったのである。そして,今回の事故は次のような疑問にも答えてくれたような気がする。LANコネクターやメモリーカードスロットがWindowsなしでは使えない。ドライバーのついたデバイスではなく,単なるつなぎ口である。使うためには,それを有効にするプログラムをWindowsOSと一緒にインストールしなければならない。こうして,パソコンの製造単価を安く,重量を軽くしているのだろう。憶測かも知れないが自分なりにつじつまが合う理屈だ。メーカーのFAQのところに「OSを抜いたパソコンだけの販売はできません。」という答がのっていたことも考えあわせるとこう解釈したくなる。 |
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パーティション 失敗日記(2)
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04月21日(土)
”Fedora Core 5”をインストールして,サーバー機能をもたせ,一方ではWindowsを開いて作業も出来る環境が欲しかった。それを持ち歩いて外でプレゼンテーションができるのを夢見てパソコンを買いにいった。条件を3つ揃えて注文を突きつけた。店員さんはA機やB機をさわりながら,これからは,WindowsVistaの切り替わりがでる前だから,「Windows XPのはいったノートパソコン」はこのC機しかありませんよ。といってそれを勧めてくれた。確かに条件を満たしていた。「パーティションがCとDに切ってある。」「持ち歩くに軽い12.1型。」電源アダプターをつけて計ると1600グラム。それに加えて妙に安い。持ち歩き用でもあるから安くてもいいだろう。と妥協して買ってきた。 | ||
つぎの日に受け取りに行って持ち帰ってから,とりあえずWindowsの状況とネットワークのつながり具合を見た。普通にイーサネットも機能し,無線LANも使用できるようになっている。40GBのハードディスクは「リカバリ領域」「ローカルディスク(C)」「ローカルディスク(D)」と分かれていた。そして次の日にいよいよ先週述べた方法でデュアルブートにすべく執刀した。DVDからFedora Core 5をインストールした。5枚のCDからするときと比べて何の問題もなくすんなり「おめでとうございます」表示が出てしまった。終始GUI環境で進み,真っ黒のLOGIN画面が出てこない。パソコンの機種の違いでこんなにも様子が違うとは思いも寄らなかった。ひとつ気になったのは,「DHCPを使うか」どうかを聞いてくれなかったことだ。 | ||
再起動を促すボタンが出て,いったんシャットダウンし,起動初めてOS選択画面ではデフォルトでWindowsが優先するようにしてあったので,5秒後にWindowsが立ち上がったと思うや否や,リカバリ画面が出てきてしまった。緊急事態発生である。落ち着いて,リカバリの選択画面を見てみると,Cドライブをリカバリという選択肢がある。それを選んで待つこと3分。再び再起動を促す所にきた。そして今度はうまくいくと思いきや,また,リカバリ画面になってしまうではないか。これは失敗したと思った。Dドライブを削除したはずだが。今度はCとDをともにリカバリを選んでやってみた。リカバリの力量はそれまでだった。DがWindowsと異なるフォーマットであったため,エラー発生。リカバリディスクを使ってもブートのみ可能で,リカバリ領域も壊れてしまったようである。それ以上繰り返しても無駄と知り,WindowsをあきらめLINUXだけのパソコンにしようと腹をくくったのであった。 | ||
せっかく買ったパソコンも1日天下で終わってしまい,OSとしてのWindowsの代金もむだになり,パワーポイントもアクセスも追加購入したのに使えず,何ということをしたのだろう。サポートセンターに相談した所でまた同じことが起きるに違いないと,途方にくれるのであった。しかし問題はこれだけではなかった。このつづきは明日以降にしようと思う。 |
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パーティション 失敗日記
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04月14日(土)
”Fedora Core 5”をインストールしたといっても,それまで入っていたWindowsが消されて,ハードディスクがすべてLinuxに占拠されしまった状態でのことである。しかし,このことがわかるまでには,同じパソコンにインストールを繰り返すこと7,8回かかった。インストールが終わって,起動してから,WindowsとLinuxを選択するはずのメニュー画面にLinuxの表示が出てくるだけなのである。インストールを繰り返す中で結局壁になるのは,最初のパーティションをきる場面でどう切り抜けたらよいかなのである。パーティションの設定フォームは難解である。聞いたことのない,見たことのない文字列の中での入力は全くわからない。エラー攻めに悩みあきらめておまかせコースを選ばざるを得ないのである。 | ||
7,8回のインストール後にやっとわかったことは,Windowsの領域がすべてフォーマットされてしまったために,メニューにWindowsが出てこないのだと。それがわかって,次のステップに進む気持ちがわいてきた。しかし,2台目のインストールまでは未解決のままで敗退気分から抜けきっていない。3台目に挑戦した。Webサイトのどこにも書いてないWindowsの残し方をついに自分で発見したのである。パーティションの選択画面の4番目を除いて3つのどれでもない。4番目は画面の最初から躓いて進まない。 ![]() | ||
しかし,上の4択を熟読玩味した。 ①ドライブを初期化して,すべてをFedora Core 用のデフォルトレイアウトにする。 ②すでにLinuxがインストールされているときに,そのLinuxパーティションを削除してFedora Core をインストールする。 ③ドライブの中から空きスペースを利用してデフォルトレイアウトでインストールする。 そして「④自分でパーティションを作る。」を選んでレイアウト画面に立ち向かったとき,自力で出来たのは「削除」という項目だけであった。そのとき,WindowsのDドライブ(今はローカルディスクDというらしい)を消しておいた。ここにLinuxを入れたいからである。それを合わせ考えると,4択の3番目を選べば,自動的にレイアウトしてくれるはずだと。やってみたら,インストールが進行して,何と,Windowsも残っているではないか。成功である。 | ||
もう一度まとめてみると,Windowsを使っているパソコンにLinuxを入れて両方使いたいときは,パーティション選択画面で④を選んで,これまでデータの保存に使っていたDドライブを探して,すなわち,/dev/hda2 の行を探して削除をする。それが済んだら選択画面にもどり,③を選択してOKでインストールを進めていく。これで大丈夫である。レイアウトの設定項目を埋めることが出来なくても気にすることはない。それは作者の入力フォームの流儀がわれわれに伝わらないつたなさのためだからである。 |
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isoイメージ 失敗日記
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04月12日(木)
通っている大学で,DVDを使って”Fedora Core 5”をインストールしたときには問題にならなかったことが家庭で古いパソコン(DVDが読めない)にインストールしようとしたものだから,本の付録で手元にはあるが,聞いたこともない”インストールCD-ROM ISOイメージファイル”とやらを使わなくてはいけないらしい。意味を理解した上,その使い方を調べて作業にかかった。 | ||
DVDに入っている5つのファイル FC-5-i386-disc1.iso FC-5-i386-disc2.iso をDVD-RW機能のついたパソコンのドライブに先ずコピーした。PacketManとやらで焼いてみた。結果はそのまんま移動しただけに過ぎなかった。つまりPacketManでは焼けないことが判明。ISOイメージファイルを焼くためのソフト”cdrecord.exe”を使わなくてはいけないことがやってみてわかった。FC-5-i386-disc3.iso FC-5-i386-disc4.iso FC-5-i386-disc5.iso ![]() | ||
今度は失敗は起きなかったのでそれらを使ってFedora Core 5のインストールを始めた。ご丁寧に焼き方に失敗がないかチェックをする画面が出てくる。しなくてはいけないと思い,正直にやってみると,1枚目がパスをした。2枚目を入れてみたら,エラーメッセージが出てきた。「これを使ってインストールするとおそらく失敗するであろう。」こんな脅し文句が気になる。不安な気持ちで3枚目を入れた。またエラーメッセージである。買ってきたCD-Rの枚数が気になる。これで3枚パーにしたことになる。4枚目は不思議と通過した。5枚目はどうか。これまたエラーメッセージである。使えるCDは残り4枚である。2枚目を再び焼きなおした。そして,チェックにかけた。やはり,エラーメッセージである。 | ||
二の舞を踏んでしまったので悔しい。もしかしたら,もとのファイルが壊れているのではないかと思い,Webサイトからダウンロードしてきたものを使ってしかも別のソフトで焼いてみた。結果は同じである。これ以上やっても無駄であると思い, まともな考えを捨てて,強引にインストールをやってみた。英語の説明なので,暗闇を手探りで歩くような感覚でインストールが終了したが,何と2枚で終わってしまったのである。3枚が使われずに,残ってしまった。しかし,起動はできる。けれども,DVDでインストールしたときのような綺麗な画面が出てこない。Loginを要求する画面が出てきてそのあと,コマンド入力の状態になるのであった。 |
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FedoraCore5 失敗日記
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04月09日(月)
私は文化情報や文化活動の記録をデジタル化してデータベースを作り始めていた。マイクロソフト社のAccessを使ってフォームまでは作り上げた。しかしこれでは自分が入力を行わなければならない。次に,マイクロソフト社のADO.NETを使って同じようにデータベースのフォームまでつくった。ネットワーク上で動くことはわかるが,このソフトが動く環境がマッチしていない。やはり,Linuxサーバー 上で動くwebアプリケーションをつくらなくてはいけない。これを最終目標に掲げて遠大な計画を立てた。今は,日本語の文字化け問題や漢字モードにならない問題に悩まされている。とにかく,これまでの通ってきた道を振り返りながら,2台目のLinuxサーバーを立ち上げるとき躓かない為の失敗記録を記しておこうと思い立ったのである。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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これから,順次思い出しながら,このサイトにドキュメントをまとめていきたい。 |
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アクセスログで解決
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04月08日(日)
一昨日のトラブルに問い合わせた結果を今日は書くことにする。 MailPeeperさんからあくる日の早朝返事が来た。 差支えなければ記録をとって見せていただけませんか? ①MailPeeperアイコン右クリック → 設定 → オプション → メールアクセスのログを記録する をオンにする ②メールチェックを行う ③再びオプションの画面に行き、ログの表示ボタンで表示 ④ログの内容(ふだんからオンなら最下部のあたり)をメール で送ってください | ||
早速報告した。
早速対応していただいて,ありがとうございます。 こういうときにブロックがかかるんですね。確かにメールアドレスなどの個人情報が外部に出てゆくわけです。 アクセスLOGを以下に貼り付けました。 よろしくお願いします。ウイルスバスターが入っていて, 送信ブロックされましたので,もう一度送る形になりました。 START --- 2007/04/07 08:25:43 ------------ Session, Event, Time, MilliSec, ID, Data (以下ここでは省略) | ||
3時間後に返事が来た。しかし,もう最初の対応の返事でアクセスログに書かれている内容で原因が自分でわかった。
> 1, 3,08:25:43, 0,8B8, S [USER xyz] > 1, 4,08:25:43, 15,8B8, R [+OK Name is a valid mailbox] > 1, 5,08:25:43, 0,8B8, S [PASS ******] > 1, 6,08:25:46, 3063,8B8, R [-ERR Invalid login] メールサーバーのメッセージを見ますと、 ユーザーIDは正しいが不正なログインなのでエラー、つまりパ スワードが違うと言っているみたいです。 お手数でも再度MailPeeperでパスワードを再設定されてはいか がでしょうか。 | ||
同じような症状のお客さんへの対応に役立つかと思い,その解決の道を報告しておいた。
いろいろ気苦労をおかけしました。その顛末はこうです。 結局思うに,「多くのトラブルの解決の原因を調べるとき,プロは記録を解析する」ことが実感できた。素人はあわててあれこれ触ってみてどうにもならないといって,専門家に相談することにしてしまう。こんな風だから相談窓口も混み合うことなのだろう。これからはアクセスログとかエラーログを探して見てみるとか,その記録を専門家に伝えることにするなどして対応することだ。 1.初めは プロバイダーさんへ aaaaaa というパスワードで登録してありました。 2.そのパスワードで MailPeeper に設定しました。 3.その後,パスワードを bbbbbb に変えました。 4.しかし,MailPeeper の設定パスワードは2年くらいそのまま放置で使っていました。 5.1週間前くらいから,MailPeeper がアクセスしてもメールを感知しなくなりました。 6.MailPeeper の設定パスワードは aaaaaa のままでしたが,プロバイダーさんにbbbbbb に変えたことを忘れて,おかしいおかしいと思いつつ,Teaさんに相談したわけです。 7.深い思案の末,パスワード を変えたことを思い出しました。それで bbbbbb にMailPeeperの設定を変えたら再び動き始めたということです。 8.不思議といえば,不思議です。パスワードを変えても,MailPeeperが動いていたが, あるとき何らかの刺激を受けて,MailPeeperがパスワードの変更に気づいて,感知できなくなったということです。こんなこともあるんです。 |
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MailPeeperが動かない
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04月06日(金)
この1ヶ月をかけて," Fedora Core 5 "をもう1台のノートにインストールして,各種サーバーを立ち上げることができた。各種トラブルを乗り越えながらようやくデータベースサーバーとして動くようになったが,熱中していたせいか,メールを気にすることも忘れて取り組んでいた。ふと思い出したように,最近メールの着信を知らせてくれないと思い,メールソフトを開いてみると,1週間前からのものがいくつかきていた。シェアウエアのMailPeeperが機能していなかったことがわかった。2日くらい悩んで設定を変えてみたが,結局だめであった。 | ||
1.症状 POPサーバーにアクセスができないというのだ。アカウントとパスワードのいずれかが間違っているという。メッセージが出る。これまで何年もこれで通してきたアカウントとパスワードに間違っているはずがない。もちろん変更したりして試しても,他の着信ソフトで試してもアクセスできないということがわかった。 ![]() 設定を見てみると, ![]() 設定ボタンをクリックしてみると ![]() 文字は架空のものであるが,きちんとデータははいっている。 | ||
2.原因となる数々 Linuxサーバーを立ち上げるために,4ポートのブロードバンドルーターを取り付けて,それに2台のパソコンをぶら下げた状態にした。したがってIPアドレスも変わった。デフォルトゲートウエーもブロードバンドルーターになった。2台のパソコンにApacheもはいっている。どちらもWWWサーバーになれる状態になっている。ルーターをはずしてもとの状態にしても,同じ症状でどうにもならない。MailPeeperのバージョンアップを図ったがおんなじこと。 | ||
3.この文の目的 MailPeeperのサイトにもこんな症状は書いていない。フォームから問い合わせても返事がまだ来ない。(私のメールソフトは正常に動いている)このような状況に陥る人がたくさんいらしゃると思う。今回は解決策を書けなかったが,以降FedoraCore5のインストールから各種サーバーのインストールにおいて,出くわした問題の解決策を書こうと思う。各種サイトから得たヒントのおかげのお返しのためにも。 |
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