「デュアルブートの限界」と題して前回書いたが,限界にも満たないどのサービスも壊れてしまうのだ。FedoraCore5をインストールしたハードとOSの馬が合わないのである。何とかしなくてはと思い,書店でLinuxDVDのついた解説書を探した。そこにあるものの目次を一通り見たが,サーバー構築を書いた本は,fedora7 しかないのである。fedora7は3社から出ている。どれを選ぶか探している中で,偶然にも,インストールしようとしているパソコンのメーカーが出版していることに気づいた。 |
| その本には,'Live CD' と'インストールDVD' が付録についており,それらの制作は同じハードメーカーが行っている。これを善意に解釈すれば,起動時のデバイス認識が解決するかもしれない。結論を述べると,FedoraCore5では未認識であった次のデバイスがすべて認識されたことである。イーサネットポート, | サウンドコントローラー, | アナログCRTポート, | USBフラッシュメモリーを認識するUSBポート |
| これらが無効だったことでどれだけ時間を割いたことであろう。一瞬に解決してしまった。認識できなかったのは,メモリースティックと無線LANだけである。 |
サーバー機能はどうか。WebサーバとFTPサーバだけでよしとしていた水準を上回って,その他のサービスをインストールしても競合しなくなったのである。FTPサーバ
| Webサーバ
| メールサーバ
| sambaサーバDNSサーバ |
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| デュアルブートが出来るようになり,各種デバイスも認識してパソコンの環境は揃った。やっとソフトウエアを使ってコンテンツの開発に時間が割けられるようになった。やりかけの「.NETを使って作ったデータベースの入力」と「Perlを使って作ったCGIの基本プログラムの実用化」などを予定しているところである。Linuxサーバー構築まで,Webサイトの皆さんにこれまで数多くお世話になりました。ありがとうございます。 |