てっきりてっくり

あっという間に1日が終わっちゃう

巷説百物語

2005年03月16日 | 読書
京極夏彦の「巷説百物語」を読みました。感想記事を書くのを、すっかり忘れていました。

小豆洗い
白蔵主(はくぞうす)
舞首
芝右衛門狸
塩の長司
柳女
帷子辻

の7篇。

お話の基本となる部分が少し気になる以外は、楽しめました。
気になったのは、『必殺仕事人』の話ってところ。
どうしてそれが気になるのかって?
そんなの、わからん。(乱暴)
理由が思いつきません。
こじつけも思い浮かびませんでした。

京極道が活躍するシリーズ同様、
「この世には不思議なことなど、何一つないのだよ。」が基本理念。
その上で、これだけの妖怪譚を書くのだから、本当に感心します。

短編だから、お得意の薀蓄を堪能できない部分も残念か。。。

24 24時まで

2005年03月16日 | 映画、TV
要するに、最後まで見たってことです。

まあ、なんと言いますか、
少しだけ詰めが甘いというか、
これから夜、暇になるというか、
結局、シーズン2を見ろってことかー!と叫んでみたり。

気になるのは、大統領候補。
なんだかなぁ~、今まで何年夫婦してたんだか、不思議なカップルですね。お互いに。
指南役(?)のおじいさんも、もう少しフォローした方がいいと思うよ。
ネタバレになるけど、

このままじゃ、大統領選挙、勝ち抜けませんよ。

そうすると、例の「懲戒免職になっても、大統領側近として引き抜く」という約束、果たせないじゃん。


あの終わり方じゃ、ぶーぶー言う客も出ると思ったのか、もう一つのエンディングというのがありました。
でも、もう一つのエンディングは、ありえないでしょ。甘すぎで。
そもそも、最初のでも、他の警備員なんかは瞬殺なんだから、もっと早くにかたをつけろよーと思ってみてたのに。
あれで時間をとったから、逃げられませんでしたね。


ともかく、これで、年頭の抱負、一つ実現!


シーズン2は、そのうちに。


[ The Scarlet Letter ]

2005年03月16日 | 英語
PGR2、総単語数8200。
The Scarlet Letter, ホーソーンの『緋文字』です。
もちろん英語初心者向けRetold版。


こういう、いわゆる世界名作物は、中学ぐらいで読んでいるのですが、内容については、すっかり忘れていました。
姦通の罪で、緋文字Aをつけていたということしか覚えていない。。。

っていうか、日本の女子中学生が読んで面白い話か?
今回、Elementaryレベルとは言え、読んでみて、しみじみそう思いました。

この作品で書かれている女性は、とても強く情け深い、まさに聖母マリアのような人です。
多分、男性にとっては理想とも言えるんではないかと思います。

夫が行方不明中(?)に、他の男と姦通し、子どもができた。
相手の男の名を言えば、罪から救われる(社会的にではなく、宗教的に)というのに、黙っています。
相手の男は、皆から尊敬され、好かれている人。
この男が情けない。日々罪の意識に苛まれているんだったら、自分から告白すればいいのに、勇気が出ません。
そんな男をかばい続ける女。
それに元夫が絡んできて・・・。というお話。

嫉妬に燃える元夫の「こんな私に誰がしたー?!」というセリフ、納得です。
2年たってやっと最愛の妻のところに来たら、別の男の子どもを産んでたって、ショックだよね~。
要するに、1年ぐらいしか待ってないってことだよね。
まあ、元々愛のない結婚だったみたいだけど、女性側からすると。

【評価】
★★★★

多読単語数【27.5】万