「仙北平野」の四季の眺めは(その1)に掲載しておりますので、引き続き2月12日の山行(というほどでもありませんが)を綴ります。
<「西山」の中腹から「駒ヶ岳」方面を望む>
(ログ地図)
(地図:国土地理院)
やっとたどり着いた展望の効く場所から撮った写真を続ける。目を右(南)側に少し写してズームアップ。
右上に「真昼岳」。下は「大曲」の市街地の中心部。左手、平野の中の大きな森は「払田の柵跡」がある「長森」と「真山」。
「大曲駅」付近をさらにズームアップ。
緑の下地に書かれた「ホテル ルートイン」の看板が見える。その左手前のビルは「大曲厚生医療センター」で、さらにその左手の横長の建物が「大曲駅」。
ホテルの右奥の高い建物は、「大曲を往く―4、街中歩き」に登場した、区画整理事業に伴って建設された共同住宅。左下隅は「丸子川」のすぐ近くに建つ「大曲中学校」。
南東方向に目を移す。
「雄物川」に架かる手前の橋のすぐ左手の河川敷が「大曲の花火」の会場。その奥に架かる橋の道は、「国道13号」と高速道路「秋田道」のICを直結する「大曲西道路」。
奥の白い峰は、県境から少し「岩手県」側に入ったところにある「焼石岳」と思われる。
「仙北平野」を一望しながら少し休憩した後、ここまで来たなら頂上までと、さらに上を目指す。
1時間45分ほどかけて頂上に到着。すると、川岸で出会い、登り始めてすぐに追い抜かれた人が頂上で休んでいる。私の足元を見て、よくツボ足で登ってきたもんだと感心する。冬山を含めてあちこちの山を登っているらしく、その話や、私がかんじきや軽アイゼンを買ったスポーツ店(数年前に廃業)の店主のことなどいろいろ話してくれる。相当話好きの人らしい。登ってくる途中に展望台であった人や、夏に登った時にこの頂上から数十メートルのロープを降ろして登り下りの訓練?をしていた人のことなどを話すと、それはどこそこの○○さんだ、教えてくれた。
頂上からは北の方を展望することができる。
すぐ下の右側の山が「神宮寺岳」で、その麓を巻くように「雄物川」が流れる。川向うは「旧神岡町神宮寺」の街並。
奥の白い山並みは、左のピークが「秋田市」郊外にある「太平山」、中央は「太平山系」で一番高い「白子森」。
頂上からは「鳥海山」も望めるが、逆光で霞んでいるので、写真には撮らずじまい。
下りは、滑らないように軽アイゼン(長靴にアイゼンも変だが、アイゼンはしっかり装着できた)をつける。途中で「駒ヶ岳」をズームアップ。
登って来た時よりも視界が良くなったようで、奥に「岩手山」がうっすらと見える。
すぐ下の「玉川」にかかる橋は、手前が「国道13号」、奥が「奥羽本線」である。
アイゼンをつけているので安心して降りられる。最後に、公園のレストハウスの脇から撮った写真を一枚。
「雄物川」の水面は鏡のようだ。右端の電柱の向こう岸が、この日の前日に妻と見学に来た「川を渡る梵天」の渡し場である。
足元のすぐ下に見える踏み跡をたどって、川岸に止めた車に戻る。
(終わり)
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