次は草花で、まずは「水仙」です。
我が家の草花は栽培しているというより、多年草のものを植えっぱなしにしていると言った方がいいですが、毎年花を楽しませてくれます。
「レンギョウ」とともに春を実感させてくれる花が「スイセン」です。太陽の方に花が向いています。
「ムスカリ」です。
雑草の中から花茎を出し、毎年鮮やかなブルーの花を咲かせます。細長い葉が「ムスカリ」の葉ですが、花を終えると雑草と同化したような感じで、自然に花のことは忘れてしまい、春になって花を見るとまた思い出す、という感じです。
「プリムラ」です。
ピンクに黄色、白が混じった可憐な花の「プリムラ」です。これも丈夫な花で、草取りの時に独特なこの花の葉を残すようにするだけで年々少しずつ増え、花を咲かせます。
「クリスマスローズ」です。
5年ほど前に鉢植えでもらったものを花壇に植え替えたものです。毎年雪に押しつぶされた状態になりますが、雪が消えると立ち上がって花を咲かせます。「クリマスローズ」がこんなに丈夫な花とは知りませんでした。
緑色で、下向きの地味な花ですので、妻はもう少し派手な色の「クリスマスローズ」がほしい、と言います。手がほとんどかからないので、違う色の株を買ってきて植えようと思っております。
このほかの草花では「クロッカス」(咲き終わり)、チューリップ、スズラン(いずれも開花中)、「アルストロメリア」、「アヤメ」(いずれもこれから咲く)などが花を咲かせます。
我が家にある花は「枝垂桜」と「クリスマスローズ」は私が植えましたが、そのほかは、花木は父親が、草花は母親が植えたものだと思います。二人が亡くなっても植えた花だけは毎年見ることができることには感慨深いものがあります。
ところで、特に草花についてですが、用事があって同じ集落の家を訪問すると、どこの家でも同じような草花を見ることができます。昔は、隣近所に珍しい花を見つけると、「まあ!、きれいな花だこと~~!!」と言って褒めながら株を分けてもらって来て、自分の家の屋敷にも植えたものだろうと思われます。
最後に雑草の花を一つ。
「ヒメオドリコソウ(姫踊子草)」です。踊子が舞う姿に似ているとして「オドリコソウ」の名が付いたもので、その仲間の中では小さな花を着けることから「ヒメ」をかぶせたもののようです。
花も葉も暗い赤紫色で、一つ一つはあまり見栄えがしませんが、私の家の畑には、毎年、写真のような群落をつくり、これはこれで壮観な感じがします。
まもなくトラクターで耕起すると姿を消してしまいますが、春になるとまた次々と芽を出し、同じような光景を作り出します。
これから夏に向かうと、次第に咲いている花の種類が少なくなってきますが、もうしばらくは写真に収めた花を楽しむことができます。
(終わり)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます