<「栗沢八幡神社」参道入口>
●歩いた日:2024年2月17日(土)
●歩いた所
・豊 受(豊川)中野、上野
・栗 沢(豊岡)柏木野、向野、本宮、宝量、社前
・大神成(豊岡)野中、坊谷地、十二田
●歩いたログ(足跡)(道のり7.3km)
(以上の地図:国土地理院に加筆)
(📸010のすぐ北にある)墓地の脇から右手に延びる道がある。県道から離れてその道を行くと、「社前」の家々が建ち並ぶ。やや広い道に突き当たり、右手に折れて少し行ったところで振り返る。
📸011:「社前」の一角
陰になっているが、左手前の家の向こうを左手から来て右折し、手前の来たところ。
左手前の家の前にはポストが置かれており、乗合タクシーの乗降場所にもなっている。また、ログ地図を見ても分かるように、「社前」は戸数も多いことから、この集落が昔の「栗沢村」の中心だったようだ。
右下に写る、山際の道を進む。道の右手、山側に大きな石碑と「菅江真澄の道」の標柱が立つ。
(「社前」の一角2)
石碑には「農の心」と刻まれている。圃場整備事業の竣工記念碑である。
「菅江真澄の道」の標柱には「栗沢八幡神社」とあり、脇に「・・・、いといと古く、よしある御神のよし」とある。「社前」の地名もこの神社に由来するのだろう。
歩いている時は気付かなかったが、奥に写るのは神社へ続く参道の一つのようだ。
さらに少し行くと大きな鳥居がある。
📸012:「栗沢八幡神社」参道入口
道より少し高いところに、大きな鳥居と石柱が立つ。その奥には45度はあろうと思われる石段が続いている。ここを登れない人のために、前掲写真に写る緩い坂道の参道もあるようだ。
50段程の石段を上る。
(「栗沢八幡神社」境内)
「いといと古い」神とあったが、いつ頃からここに鎮座しているだろうか。しっかり冬囲いされており、地域の人たちに大切にされていることがわかる。
上から見ると転げ落ちそうな石段である。慎重に、慎重に石段を下りる。下りる時緊張したせいか、下りて道を歩き始めたら、しばらく太ももの辺りがつりそうな感じがする。その足でさらに行くと、「栗沢川」にかかる橋に至る。
📸013:「栗沢川」の上流を望む
この橋には「豊岡を往く」(2020.9.2~掲載)で北から来て立ち寄ったので、その時のログとここでつながる。
ログ地図を見ると、この上流の山間部にはため池が作られている。潤沢とは言えない水を少しでも有効に使うため、そして、少しでも水を温めて稲の成長をよくするための対策である。
下流を望む。
(「栗沢川」の下流を望む)
「栗沢川」は山合から平野部へ一気に流れ下る。平野部といってもかなりの傾斜地である。傾斜地であるが、この川のおかげで「栗沢」はいち早く田んぼが拓かれたところだろう。
「豊岡を往く」では右岸の道を下って行ったが、今回は左岸の道を、川奥に見える橋のところまで下る。
(⑤に続く)
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