<伸びてきた花壇の水仙>
少し前(3月16日)に、「春よ来い、一足早く来い!!」と題して、我が家の花壇についての記事を掲載しましたが、その後の様子をご覧いただきたいと思います。
まずはその花壇です。3月12日はこんなでした。
雪が融けて間もない時であり、「水仙」はようやく芽を出し始めた頃でした。毎日見ていると、芽の伸び具合がよく分かりませんが、今(3月28日)はこうなっております。
比べて見ると生長の様子がよく分かります。
一番奥の「水仙」に蕾が、左手の方に「クロッカス」の花が見えます。
「水仙」の蕾です。
まだ葉が小さいので、蕾のつく茎も短いようです。
「クロッカス」です。
我が家で春先一番に花を咲かせるのがこの花です。そばにも「クロッカス」と思われる葉っぱが出ておりますが、花は今のところ一輪だけです。園芸書によると、球根を毎年6月に掘り上げて乾燥し、秋に植え付けると花の着きがよくなるとあります。我が家では植えっぱなしなので、花の着きが悪いようです。
ここの花壇は、以前に紹介したように雪山を崩して早く融かしましたが、最近雪が融けたところはこうなっております。
びっしり敷き詰められている落ち葉を突き破って、次々と「水仙」が芽を出し、その伸び具合が雪の融けていく様子を表しております。
若い頃は、春先のこんな光景を見ても何とも思いませんでしたが、近頃は思わず目を向けてしまいます。これも歳のせいなのでしょうか。
枝が広がっている「枝垂桜」の下は雪が少ないので、「バッケ(蕗の薹(フキノトウ)」がほかのところよりも早く姿を現します。
「バッケ」を見ても雪の消えていった様子が分かります。
近くで見るといかにも瑞々しい感じです。
今年はどういう訳か、妻が「バッケ味噌を作ってやるから、バッケが出てきたら採って来て!」と言っておりました。そこで、この場所から、あまり葉っぱが広がっていない「バッケ」を採りました。
その「バッケ」を妻が細かく刻むと春を思わせる独特の香りがキッチンに広がります。刻んだ「バッケ」に味噌、調味料を加えてフライパンで炒めると、今度は香ばしい香りに包まれました。
「この次はバッケの天ぷらを食べたい」というと、あまりいい顔をしませんでした。
(終わり)
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