天地暗察  もうひとつの宇宙の観察の記録

「心の闇」といえばネガティブな響きですが
その闇を「内なる宇宙」と捉え観察してきました。いま、パラダイムシフトの時

デジタル監獄 その2

2016年04月03日 | 宇宙からの眼差し
「人類はどうしたら監獄からでることができるのか?」

そもそも監獄に入れられているって 誰から?

もし、エイリアンor超人類だとするならこのシミュレーションゲームの目的は、何なのでしょう?

この地球の惨状をみて楽しんでいるのでしょうか?

「エイリアンor超人類」の立場で世界を客観的に見ても

人類を監獄に閉じ込めることの合理性をわたしは、見つけることができません。

その立場で思うことは、

ひとつ 「監獄なんかに閉じ込めていないのに まだ、気付かないの?」と

ただ、見守られているような気がするのです。

「天動説」が人々の意識を支配していたとき

地球と月の間になにか通り抜けられない壁があったとしたら 

それは、人類が無知だったゆえに「地球と月の間に壁(天幕)がある」と思い込んでいた認識の結果なのです。

認識が存在しない壁(天幕)を存在させたのです。

決して 地球人の宇宙開発を阻止しようとしていたエイリアンが壁を作っていたなんて誰も思わないでしょう。

壁をなくしたのは、「地動説」という宇宙のしくみを理解した『人類の認識の変化』なのです。

この世界が「デジタル監獄」ならばそこに留まるかそこから抜け出すかを決めるのは、人類自身しかいないようです。

まず、この世のしくみが解明されなければなりません。

それが明確に表され人類が共通に理解しているならば この世界は、もっと美しいはずです。

「天動説」から宇宙の概念を変えたのは、「地動説」の登場です。

私たちは、現在 ”物理世界が現実でありそれ単体で存在している”という「物理的実在論」の世界にいます。

”存在するから認識する”という世界観を大半の人は、常識としているのです。

しかしながら実は、物理的実在論では、物理上の事実を扱えないことがままあるらしいのです。

そのパラドックスを説明できるのは”認識するから存在する”という見方 すなわち「量子的実在論」らしいのです。

どうやら「量子的実在論」にパラダイムシフトすることが「平和や自由」への鍵であるようです。

”量子世界では、物理世界が仮想現実でない限りはありえないことになる。”

わたしは、この世界がバーチャルリアリティーだと理解した時 世界の見方が変わりました。



私たちが見ている現実は、入力次第で変わってくる出力された世界(ディスプレイ)なのです。

出力されたデータは、「人類のイマジネーションの産物」だとするなら

入力すなわち「人類のイマジネーション」を変えればよいことになります。

デジタル監獄 その3 につづく



デジタル監獄??その1

2016年03月16日 | 宇宙からの眼差し

「宇宙は、超知性を持った宇宙人によってデザインされた

マトリックス的コンピューターゲームである。」      

 

イギリスの哲学者ニック・ボストロム博士は論文の中で、人類は進化した異星人が”デジタル監獄”と彼が呼ぶものの中の囚人であると主張した。彼によれば、このエイリアン、あるいは超人類とでもいうべき存在は、仮想現実によって時空をシミュレートしているという。

 

宇宙がコンピュータープログラムによって作られたフィクションであるという仮説は、宇宙にまつわる数々の矛盾と謎を解決してくれる。

全文は、こちらから

 http://karapaia.livedoor.biz/archives/52192067.html  カラパイアより転載

 

仮想現実か 胎児の夢か?? ホントに夢なら醒めてほしいこの世界

環境汚染に少子高齢化、おさまらない政治家の不祥事、テロの恐怖におかしな犯罪

未来は、どうなるのでしょう?

もしこの世界が「デジタル監獄」だったとしたら私たちは、ここから出所できるのでしょうか?

刑期ってあるのでしょうか?恩赦があって自由になる日が来るのでしょうか?

看守は、エイリアンor超人類 人類は、なにか罪を犯したっていうこと?

エイリアンor超人類に訴えかけるのは、現実的では、ないようです。

ならば どうしたらよいでしょう?

「エイリアンor超人類」の立場にたって 逆にシミュレートしてみたら解決策に辿り着くのでは

ないかと私は、思うのです。 「宇宙からの眼差し」で思考実験していくのです。

問題を出題者側から考えるのです。

 「初めに答えありき」 現実の問題も同じことではないでしょうか。

同じ 《A》 という事柄があったとしましょう。

《A》 を問題だと思い答えを求め続けるならば何がしかの回答は、与えられる。

《A》 を問題だと思っていなければ 回答も考えつくことはないのです。

例えば

「大統領になりたいと思っていない人は、どうやったら大統領になれるかとは、悩みません」

「借金が返せない悩みは、借金のない人には、ないのです」

一見、当たり前のようですが 裏には、驚くべき潜在意識の法則が隠されています。

問題を的確に理解し悩み(探求)しつづけるなら回答は、あるのです。

この世界が問題だらけで混沌としているのは、

「なぜ 人類は、平和な世界を手に入れられないのか?」

このことについて 真剣に悩んでいないからなのではないでしょうか。

過去の出来事や現在の出来事を評価したり反対運動をしていても世界は、

劇的な変化をしません。

そもそも この目に見える世界は、人類のイマジネーションの産物なのですから

イマジネーションでしか変えることはできないのです。

そして、ある時 思いついたのです。

「人類は、どうして月に行くことができたのか?」この史実をモデルに考えよう。と

今では、地球が自転しながら太陽の周りを回っていることを小学生でも知っています。

しかし、地動説が常識になる前は、

月に人が行く日が来るなんて誰が想像したでしょう?

17世紀に望遠鏡が発明 当時の人は、どういう気持ちでつきを眺めたのでしょう?

それから 19世紀後半 ジュール・ヴェルヌの『月世界旅行』という小説によって

人々は、月への憧れを抱きました。 その憧れが人類を月に送った原動力になったと

私は、思うのです。もちろん、法則やエネルギーも重要な要素であったと思います。

『月旅行』=『自由や平和』 と仮定するなら未来についての合理的な思考ができそうです。

「人類は、どうしたら監獄からでることができるのか?」

まず、天動説から地動説にパラダイムが変化したように新しい概念が必要な時です。

デジタル監獄 その2 につづく

 

 

 

 

 


「地球見聞録」  Look through my eyes

2015年11月12日 | 宇宙からの眼差し

はじめまして、ぼくの名前はアルタンブラク、遥か560万光年彼方の銀河から時空を越えてきみたちの銀河にやってきたんだ。そして知的生命体を捜しているうちにこの太陽系にたどり着いた。そしてぼくたちは、その第三惑星そう、きみたちの暮らす青い星をみつけた。そしてその美しさにぼくたちはなんて表現したらいいんだろうズバリ「恋をしたんだ」きみたちが素敵な人を見て一目惚れするように青く瑞々しい地球はもう二度と消えることのないくらいぼくたちの目に焼きついたんだ。ぼくたちの誰もがこの星で暮らしたいと思いはじめた。宇宙には数えきれないほどの星がある。きれいな星だっていくつも見てきた。けれど地球のように生命のエネルギーを感じる星にであったのは初めてなんだ。「地球ときみたちの存在は、宇宙の奇跡」 ぼくたちは、そう思った。

 どうやってきみたちとコンタクトをとるか?どんなプレゼントをもっていったらきみたちから歓迎されるだろうか?

きみたちの描く宇宙人のイメージは、どんな感じだろう?宇宙人がやってきたら侵略されるとか思ってるのかな?だったら、ご期待には添えないけどぼくたちは、とても友好的で争いごとは嫌いだから地球を侵略しようなんて考えは、これっぽっちちも持ってないんだ。地上に降りると宇宙からは、とても美しかった地球が荒れていることにがっかりした。地球は、経済優先の社会の犠牲になっていたことを思うとぼくは、とってもかなしくなった。だけど、いまきみたちは、この星の環境を守らないといけないと気付いている。そのためにきみたちがいろいろ研究したり話し合いをして行動していることを知ってぼくたちもきみたちの力になりたいと思ったんだ。
 実は太陽系に知的生命体の存在を感知したときからぼくたちは、その惑星のことを
USO (unidentified shipwreck object)地球式にいうと「未確認沈没物体」そう呼んでいたんだ。
星が沈没しているなんて・・うそだろー この目で見るまでは信じられなくてでも、それは、残念なことに本当だった宇宙規模でみれば、地球は、沈没しかけの原子力戦艦のようだ。・・・・オゾンホールという致命的な穴が開いてるからね。そのうえ、放射能漏れも重なって・・きみたちがどんなに不安なことか・・
でも、大丈夫きみたちが溺れている人を見捨てて置けないように宇宙で溺れている星をぼくたちだって見て見ぬふりはできないんだ。時空を超えられる宇宙の住民としては、何が何でも助けるしかない。

 ぼくらの生命はひとつにつながっている 同じ宇宙のひとかけら アトムのこどもだから

ぼくは、大きな大きな気持ちになって、地球を抱きしめたんだ。地球の鼓動やみんなの気持ちを耳を澄ませて聴いてみなくちゃ・・・きみたちみんなが喜んでくれるなにかをみつけるために・・・
地球が元気をとりもどすには、どうしたらいいのか? まず何から手を付ければいいのか?どうしたら、きみたちが仲良くなるのか?まず、きみたちが困っているのは、地球の環境問題、地球が沈んでしまったら、元も子もないから・・・ぼくは、考えた うーんと 考えた。ぼくは、ひらめいた。たとえば、ぼくが大きな木になってCO2を食べる。たとえば、ぼくが大きな太陽熱発電機になってクリーンなエネルギーを作り出す。それより、いま、きみたちが望んでいるものは、放射能除去装置なのだろうか?
ぼくは、時空を超えられるし、すぐにでも、オゾンホールを修復して温暖化を阻止することぐらいできないことはない。エネルギーだって鏡にならなくても手に入れることができる。ただ、なんとかできると思うけど放射能の除去は、前例がないんだ。それは、いま最も優先されるべきだと思うけど・・ぼくにとっても難問なんだ。できることからしてあげたい気持ちは、やまやまなんだけど、よく考えると、それでは、きみたちのためにならないと気づいたんだ。だって、きみたちは、五百年前でも千年前でも・・
地球温暖化なんて言葉がなかった時代からずーと傷つけあってきたんだから地球を救うことが先か、きみたちを仲良くさせることが先か、ぼくは、究極?の選択を迫られた。

究極の選択をする前にぼくは、きみたちのことをもっと知りたいと思った。だから、ぼくは、地上できみたちと同じ生活を送ってみたんだ。テレビをみたり、いろんな本を読んだり、犬と遊んだりしながら地球で暮らしているきみたちの気持ちを感じることからはじめた。

 ある日、ぼくは、本の中にいい言葉をみつけた。それは、中国の思想家、荀子が言った言葉

「ある人に魚を与えたならば、その人の一日の食を満たすことは、可能であろう
 しかし、彼に魚をとる技を教えたならば、彼は、一生、魚を食べ続けることができるであろう」

この言葉は、今のぼくにぴったりくるものがあった。ぼくは、地球の豊かな自然が回復し、平和の中で仲良く暮らすきみたちの姿を夢に見た。この夢は、かなり欲張りかもしれない。この夢は、きみたち人間のルールでは、不可能かもしれない。でも、宇宙のルールをきみたちが学ぶことができたとき、きっとそれは、現実になる。ぼくは、そう思った。それは、きみたちのためだけではなく、ぼくたちにとっても大事なこと きみたちが仲良くしていることや地球の自然が美しいことは、そのまま、宇宙の美しさだからだ。                               

ある三日月の夜、ぼくは、地上から宇宙を見ていた。ぼくは、急に月に行ってみたくなって宇宙船に乗り込んだ。月に着くとぼくは、びっくりした。「アポロ計画」できみたちが月面着陸に6度も成功していたのは、本当だったんだ。いまでこそ、きみたちのコンピューターは、1秒間に何兆もの計算ができる。
でも、「アポロ計画」の当時は、電卓ほどの計算能力できみたちは、月を目指した。それを達成したきみたちの技術と精神力にぼくは、とても感心した。
ぼくは、アポロ11号が月面に贈ったレリーフを見た。そして、一緒にあった一冊の本に目がとまった。
それは、1971年にアポロ14号が月面に残していった「聖書」だった。ぼくは、その「聖書」を読んでみたくなった。聖書を手にして持ち上げたときちょうど、月の地平線から昇ってきた地球と重なった。
ぼくは、視線を感じた。目を閉じると、きみたち地球人が月を見上げて祈ったり、親子で指をさしたり、
同じ月の下にいる友を想ったりしている姿がまぶたに映った。それは、ぼくが初めて地球を見て 「美しい!」と思ったようにきみたち地球人の「心の美しさ」を感じた瞬間だった。そんな「美しい心」を持ったきみたちだったらきっと地球は、大丈夫。ぼくは、そう思った。
月の表面は、太陽の光を受けると摂氏100度 を超える灼熱だ、その光がジリジリと近ついてきたのでぼくは、陽のあたらない場所に移った。しばらく行くと小高いクレーターの淵が見えた。そこに腰掛によさそうな岩があったのでぼくは、座って聖書を膝の上に置いた。
地球にいた時、ぼくは、聖書やほかの経典を何冊か読んだから聖書がキリスト教をはじめいくつかの宗教の経典だということは知っていた。無数の宗教の礼拝や集会なんかにも忍び込んで見学した。お経の話しや宗教のいろんな話しを聴いたけれどぼくには、わからなかった。地球人は、何を求めて祈り・・何を求めてお経をあげているのか?神様の国? 今の幸せ? 心の平安?なぜ、地球というひとつの星にたくさんの種類の宗教があるのか?「宗教」ってなんだろう?ぼくは、考えた。ぼくは、あの三日月の夜もそんな疑問を持ちながら宇宙を見上げていた。そして、月に行ってみたくなったのは、「ここにある答」に導かれたのだろうか?

いま、ぼくは、きみたちが「月」に いや「宇宙」に贈った「一冊の聖書」を手にして震えている。                              

ぼくが「なぜ、震えているのか?」って?それは、ぼくの悩みの中に一条の光明がさしたからだ。
それは、同時にぼくの中にあるいろんな知識をネットワークで繋ぎひとつの知恵にしてくれた。

つづく


未来のハイテク使ってみませんか?

2015年02月18日 | 宇宙からの眼差し
 宇宙人がもし地球の存在に気づいたら助けに来てくれないだろうか?
 宇宙からの眼差しで物語を書いてみました。宇宙にSOS


「ある日、パソコンで友達からのメールを読んでいたときのことである。受信箱に新着メールが入った。
差出人 ・SESスタッフ  件名 ・「ドロラクシー」モニター募集

SES って何?? 「ドロラクシー」 って化粧品?何?? これって怪しいけど・・・
迷惑メール報告にしようか? 削除にしようか? 迷っていると・・なぜか?勝手にその
本文が開かれてしまった。不思議に思いながら・・リンク先の表示もなかったのでとりあえず読んでみることにした。

 「ドロラクシー」モニター募集  ・SESスタッフ

 私たちは、地球から遥か16万5千光年彼方の銀河にある・ホーキング星から来ました。
SESというのは、「Space Ecology Service」「宇宙エコロジーサビース」の略称です。
今回、地球に私たち12名が第一次のスタッフとして派遣されました。
私たちは、「ドロラクシー」というものを地球のみなさん届けるためにやってきたのです。

 まず、私たちの星のことを聴いてください。
私たちのホーキング星は、地球とよく似た自然環境をもつ惑星です。しかし、海の面積は、少なく、星表面の5割が「シュロ」というヤシ科の植物で覆われています。「シュロ」というのは、地球でもその幹の繊維をほうきに利用してあるようにほうきの素材としてたいへん適しています。最近では、バイオエネルギーの原料としても利用しています。有り余る「シュロ」の木のお陰でホーキング星人は、みんな、ほうき作りが得意です。掃除もよくするのでホーキング星は、いつもピカピカです。ところが最近「シュロ」の木の成長が早くなり、早期に伐採しなければホーキング星が「シュロ」の木に覆われてしまう危険性が出てきました。原因は、現在も調査中なのですがあと数十年は、続くと思われます。

そこで私たちの星のホーキング大王と同じ銀河に属する文明の進んだクナガーマ星の科学者たち、24光年先のブラックホールの管理人が集まり「シュロ」の利用方法について話し合いをすることになりました。

「シュロ」から造ったバイオエネルギーを保存する施設を作ろうという意見やほかの惑星に原料として輸出する意見がでました。しかし、どれもホーキング星の実情に合うものでは、ありません。「シュロ」を伐採してそのままブラックホールの管理人に引き取ってもらい、ブラックホールに直接「シュロ」を吸い込ませるという案もでました。それは、クナガーマ星の科学技術の助けを借りれば可能なことでした。

しばらくの沈黙のあと、思い悩んだ表情でホーキング大王が科学者たちと管理人に問いかけました。
『これまで、ホーキング星を支えてくれた「シュロ」せっかくの宇宙の恵をすぐに捨ててしまうのは、もったいない。なんとか宇宙のために役立てられないだろうか?』

その後も話し合いは、続き「シュロ」を有効利用し「宇宙のエコロジー」に役立つ方法を考えようということになりました。次回の話し合いで具体的な提案をしたいとクナガーマ星の科学者は、「シュロ」で作られたほうきを300本持ち帰りました。

 クナガーマ星の科学者たちは、過去に「物質とエネルギーの等価性・E = mc2 という論文があったことを思い出しました。
「ほうきのゴミを掃く機能その性質を保ったままでエネルギーに転換することができないだろうか?」科学者たちの挑戦は、始まりました。
来る日も来る日も「シュロ」のほうきを使った実験が繰り返されました。そしてついに実験開始から5ヶ月後、新しい技術の開発に成功したのです。物質の姿からエネルギーに転換されたほうきは、「ドロラクシー」と名づけられました。

早速、ホーキング星を本部に「宇宙エコロジーサービス」が共同創設されました。
第一次スタッフの研修、ほうき作り、エネルギーへの転換作業、宇宙空間移動の準備、ブラックホールとその出口となるホワイトホールの調整がそれぞれの星で行われました。このプロジェクトは、三つの星のコラボによって進められました。
クナガーマ星には、立派な宇宙情報局があります。そこの惑星環境データ解析装置で第一次の派遣先が選ばれました。そう、それがあなたたちの星、地球だったのです。

 クナガーマ星とホーキング星の人々の会話は、しばらくこの話題でもちきりでした。
(新聞誌面)
  ホーキング☆彡News
  「宇宙エコロジーサービス」第一次スタッフ12名・派遣先決定
  ◎ 遥か16万5千光年彼方 太陽系第三惑星・地球
  ◎ 知的生命体・地球人 70億人  ◎ 複数の民族からなる単一星人
  ◎ 直径・ホーキング星の約3倍 
  ◎ 宇宙開発を行うなど高度な文明あり
 やがて、地球環境のついての詳しいデータも公開されるようになりました。
(新聞誌面)
  ホーキング☆彡News                                                                
  「太陽系第三惑星・地球の環境について」
 ◎ 異常気象、地震、津波、惑星のエネルギーバランスの乱れによる自然災害の増加
 ◎ オゾン層の破壊、放射能による汚染など多数の難題あり
 ◎ 人口増加が懸念される一方、先進国では、少子高齢化が進んでいる
 ◎ 戦争、テロ、飢餓、貧困、領土問題など国際問題多数あり
 ◎ 友好関係に基づき国際問題を話し合う機関多数あり    
 ◎ 肉体的にも精神的にも疲れている地球人が多いと思われる

私たち第一次スタッフは、派遣先のこの現状を知って急に不安になりました。
地球には、平和なホーキング星にない言葉がいっぱいで、すぐには、その意味を理解することができなかったからなのです。誰もが「もう、手遅れじゃない?」そう思ったのです。
そんな時にちょうど、クナガーマ星とホーキング星のみんなから私たちにメーセージが寄せられたのです。

第一次スタッフのみなさんへ 
  「早く、地球人にほうきを届けてあげて!!」
  「きっと、地球は、ドロラクシーを必要としているはず、がんばって!!」
  「宇宙のエコのために活躍してきてください。」 
  「クナガーマ星のハイテクほうきできっと地球もピカピカになるわ」

このメッセージに励まされた私たちは、「ドロラクシー」の普及が一つでも多くの問題を解決できることを期待して、地球へ旅立つ決意を新たにしたのです。
それから、私たちは、長い旅を続け、やっと地球にたどり着きました。そういうわけでいま、私たちは、みなさんとコンタクトを取れるようになったのです。

 地球のみなさんにホーキング大王よりメッセージを預かってきました。

『地球のみなさんへ
 この度、私ども「宇宙エコロジーサービス」では、心の掃除道具として「ドロラクシー」というほうきを開発いたしました。このほうきは、目には、見えません。あなたの言葉であなたの心の中に作用して負のエネルギーとなっているネガティブな感情を一掃してくれます。そして、みなさんの心の中で集められた「負のエネルギー」をSESスタッフがお預かりします。その「負のエネルギー」は、特殊技術によりブラックホールで再生され「美しいエネルギー」となってホワイトホールより放出されます。それから、また、みなさんそれぞれの心にお納めします。
私どもは、「ドロラクシー」の普及により地球上の様々な問題が一掃されると信じています。なぜなら、目に見える世界は、鏡に映し出された心の姿だからです。心こそ現実の前に実在する未来なのです。地球のみなさんが「ドロラクシー」をご利用されるとことによって未来は、美しいエネルギーによって輝くのです。それは、きっと、「宇宙で最も美しい科学実験」として歴史に残るに違いありません。地球という惑星が本来の環境を取り戻しみなさんが平和の中で仲良く暮らす未来がくることを私どもは、熱望しております。そしてそれは、宇宙の意志でもあるのです。
ホーキング星 大王より

あなたも早速、ユーザー登録をおこなって「ドロラクシー」を使ってみてください。
なお、このサービスは、モニター募集期間中、無償で提供いたしております。
「ドロラクシー」モニター募集期間 2017年 12月20日 まで 


この文章のあと、ユーザー登録の手順、「ドロラクシー」の使用方法でメールは、終わった。


 なんだか、よくわからないが「美しいエネルギー」という言葉に心惹かれるものがあった。私がこれを使うことで少しでも地球の環境が良くなるのなら。と思い、ユーザー登録をして使ってみた。次の日、私の心の何かが動きだした。今まで不満に思っていた出来事が思い出され、不思議と相手を思いやる感情が湧き上がってきたのだ。まるで新しい服を着たときのように心が弾んだ。目を閉じると私のカッチカッチの心がブラックホールに吸い込まれている様子が想像できた。きっとこの心は、ふかふかになってホワイトホールから私の胸にもどってきたのだ。そして、私は、今までずっと宇宙の深い愛に包まれていたんだと気づいた。世界中の人たちがこんな気持ちになったらきっと争いごとなんてなくなる。私は、そう確信した。

 「SESスタッフ」からのメールは、地球上のあらゆる国に送信されていたようでユーザー登録をして実際に「ドロラクシー」を使った人からの口コミで瞬く間に世界の人々が
知るサービスとなった。そして、今まで人々を悩ませていた問題が次々と解決していったのだ。それは、きっと「ドロラクシー」のユーザーが増えた証拠なのであろう。
 モニター募集期間を一年残し、地球の環境も国際情勢もそれぞれの国や人が抱えていた問題は、嘘のようになくなった。世界が平和になったのだ。それは、奇跡としかいいようのないできごとだった。

 時空を超えて地球に「ドロラクシー」を届けてくれた宇宙人たちは、「この美しい科学実験」を楽しんでくれただろうか?





さてこれは、未来の物語です。「ドロラクシー」をあなたも使ってみませんか?
使い方は、このブログの「自己肯定感を高める」の記事で紹介しています。
心を掃除することは、未来を掃除することと同じなのです。

「内なる宇宙の真理を求めて」

2014年10月10日 | 内なる宇宙

 
  地球規模での人類の存続が危ぶまれる現代において宗教が担う役割は、大きなも   のになりつつある。しかし一方では、宗教離れや精神文化の荒廃が進んでいることも否定できない。そのなかで真理の情報をいかに伝えていくかが鍵となってくる。宗教を含む精神世界の全体像を「内なる宇宙」として捉え、分析し新たに考察することでこれからの宗教の進む方向性を見いだせないだろうか。いずれにしても原点にたち戻り姿勢を正すことが宗教本来の目的を果たすうえでの条件になるのではないでしょうか。 

宗教の役割
 あらゆる真摯な宗教の目的は、此岸から彼岸への道を説くことだといいます。
現代的に言い換えるならひとりひとりの精神の平安から恒久的平和を実現することにあると思います。しかし、現在の日本の社会においてそのような宗教の基本的存在理由を知る人は少なくなってきているように感じます。
その背景には、宗教の必要性を見いだせない現代社会の多様化した価値観があったり、一部の宗教団体が起こした事件により蔓延しつつある宗教嫌い、宗教アレルギーがあると思います。そしてそれに対応できない宗教団体の経営の甘さがあるのではないでしょうか。
 人を救うはずの宗教がなぜ人に害を及ぼすのでしょうか。それは、経済発展の陰に様々な公害問題があったことと相似の関係にあるようです。信仰によって救われた人もいれば度の過ぎた信仰が争いの原因になることも多いはずです。公害問題の多発から企業の環境保全の意識が高まり、その取り組みは、広がりをみせています。このような時代背景の中で、うわべだけでなく本質的な宗教の取り組みが期待されます。目に見えない情報世界の環境に配慮したかたちで情報の供給を行っていくことが、これからの宗教の課題であり役割だと思います。

精神世界を内なる宇宙として捉える
 精神世界の英語訳は、「 inner space 」です。これを日本語に直訳しなおせば「内なる宇宙」ということになります。秩序の整った人体のことは、よく「小宇宙である」と表現されるようにそれとつながりを持った精神も宇宙と相似の関係にあると考えることは、理にかなっているようです。また、それとは、逆に、不可視の宇宙がわたしたちの内側にあるから、可視の宇宙が理解できる。ということなのかもしれません。
漠然と宗教や信仰について考えをめぐらすより、宇宙という秩序正しく成り立っているものに当てはめて分析し、仮説を立てていくなら内なる宇宙の闇の部分が見えるかたちで表現できるのではないでしょうか。また、そうすることで、だれもが全体像としての精神世界、内なる宇宙というものを共通に認識できるはずです。
いまでこそ、地球が球体で太陽の周りを公転しているという認識は、社会に浸透しています。が、しかしこの地動説が常識となるまでは、多くの人々は、天動説を信じていたわけです。そのことに、精神世界を当てはめると信仰=内なる宇宙観には、対極する二つの説があることになるのではないでしょうか。
それは、生命原理としての神が人間の内にあるのか、それとも無いのか、という認識の違いであったり、生命が個々なもなのか、繋がったものなのか、という認識の違いに、見てとれると思います。精神世界を内なる宇宙として捉えることで、まず、この点が改善されると思います。
(神とは、宗教、特有の信仰の対象、人格をもったものとすると唯神論か無神論かという論議になってしまうのでこの場合は、神=宇宙を貫く真理と考えたほうが仮説を抵抗なく受け入れられると思います。)

精神世界と可視の宇宙が相似象であるという仮定
 「こちらのほうが簡単に説明できる」と理由からコペルニクスは、地動説を唱えたといいます。やがて、人々は、明解な世界観をいだいたのです。その陰に望遠鏡の発明、観測技術の向上があったことは、いうまでもありません。
内なる宇宙において、宗教や哲学によりわたしたちが得る情報は、可視の世界での天文台の観測結果に相当しているように思います。それを信仰する信者となれば集いの場は、プラネタリウムやテーマパークと、いったところでしょうか。わたしは、宗教家ではありませんし、宗教評論家でもありません。宗教の全体像を見たいという探究心から、アマチュア天文学者きどりでプラネタリウムやテーマパークの情報収集をしたり様々な対象に信仰をいだく人々に接してきました。そこには、いくつもの宇宙があるのです。そして、その活動は、本来の宗教の目的からはずれたところで営まれているのでは、ないかと疑問を感じたのです。宗教の経営は、平和の実現のために精神世界という内なる宇宙の開発と最新情報の提供にあるべきだとわたしは、思います。
可視の世界では、宇宙開発の新しい情報は、公開され万人が共通に知ることができます。
一方、精神世界=内なる宇宙の情報は、数多くあり、本来、繋がっているはずの宇宙が分断された形でしか知ることが出来ないのです。この内なる宇宙の一致した新しい情報がわかりやすく伝えられるならば、宇宙観の違い、情報の時差は、おのずと無くなるはずです。情報提供の環境を整えるには、可視の宇宙と相似象という仮定で内なる宇宙の実像に
迫ることが有効であると考えました。
「そのほうが驚くほど簡単に説明できるのです。」
真理への道を表す地図を共通のものさし=信仰の動機と目的の一致で見える形にしようという試みなのです。可視の宇宙開発をモデルにすれば、真理を求めやすくなるはずです。