「内なる宇宙」は、どのように観測するのでしょうか?
私が『心は、宇宙なんだ』と気付いたときのことを振り返えると・・
どんよりとした雲の間から太陽の光が差し込み一気に晴れ間が広がったような感覚だったのです。
私たちは、現実に空が灰色の雲で覆われていたとしてもその分厚い雲の上には、燦々と輝く太陽があることを知っています。
もし、夜、光のない暗闇だとしてもその雲の上には、月や星々が煌めく夜空があることを知っています。
でも、私は、それまで心の中では、光を観じたことがなくてそのとき初めて外の世界を知ったのかもしれません。
まるで、鳥の雛が孵った時のように、それまで暗闇の中にいた植物の生命が発芽したときのようであったのだろうと思います。
そう捉えることで「コペルニクス的展開」が始まったのです。
観測するよりもまず、その対象があることを認識しなければならなかったのです。
月が実際に行ける天体であると認識しなければ、誰もそこへ辿りつけないのです。
希望の未来があると認識することで私たちの世界は、平和になるのだと思います。
では、どのようにつつけば、自分の心の殻を破ることが出来るのでしょうか?
私がやった具体的な方法を紹介します。それは、自分自身に肯定的な言葉を投げかける作業です。
実際には、日記をつける要領でノートにポジティブな言葉を書いていきます。
まず、最初に自分自身を認めて褒めることから始めます。そうすることで自尊感情が高まります。
それから、家族、友達、同僚、先生・・お付き合いがある方に肯定的な言葉を投げかけていきます。
例・私は、私が大好きです
私は、いつも明るいところが素晴らしい
私は、いつも元気なところが素晴らしい
私は、私の家族を愛しています
私は、家族思いなところが素晴らしい
私は、働き者で素晴らしい
日記をつけだした、私は、素晴らしい
これで心という『宇宙』を観測する環境が整ったのだと思います。
要は、心の中のくもりを取り除くことなのです。くわしくは、下記ホームページで紹介しています。
http://peace2009.net/index.php?%BC%C2%C1%A9%A4%B7%A4%DE%A4%B7%A4%E7%A4%A6
この日記をモチーフにしたものが絵本「ひだまり日記」です。
ひだまり日記 | |
なかしま まりこ | |
梓書院 |
新しい物語を小説サイトにアップしています。http://ncode.syosetu.com/n5252bk/
いま、世界に必要なのは、SFです。夢や希望が未来をつくる原動力なのです。