天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

七五三が勤まりました

2009-11-19 12:17:23 | 天真寺
天真寺本堂にて、子どもたちの七五三ならびに岳粋君の初参式が行われました。

みんなで讃仏偈のお勤めをして、お焼香をして頂きました。



法要後は、別室にて祝い膳を頂きました。
その最中、ソウジュくんとカイトくんは大根堀りに挑戦。
身体と同じ大きさの大根、力を振り絞って抜き取りました
お父さんとお母さんへのお土産となりました。







元来、七五三は、青春出版社発行「日本人のしきたり」によると、三歳になった男女、五歳になった男子、七歳になった女子の成長を祝って、晴れ着を着せて氏神を祀っている神社に行き、お祓いを受ける行事(地域により年齢の区別はないところがある)。

武家社会では、三歳になると男女とも、おかっぱ髪から結髪をする「髪置きの祝い」をしました。また、五歳になると、男の子に初めて袴を着せて碁盤の上に立たせる「袴着の祝い」が行われ、七歳になった女の子には、それまで帯の代わりに付けていた紐から、初めて帯を結ぶ「帯解」「帯直しの祝い」を行ったことが、七五三の原型と考えられている。
また、かつては「七歳までは神のうち」といわれるほど、七歳までの死亡率が高かったことから、七歳まで無事に生きてきた子どもの成長を氏神に見せて感謝する意味もあったという。

ちなみに、七五三に欠かせない千歳飴は、もとは江戸の浅草寺の境内で売られていたものが、全国的に普及したもの。

ということだそうです。

というように、七五三は子どもの成長を喜ぶ行事。
そして、仏教的に言えば子どもの誕生によって親にならせて頂いたこの私。
子どもと過ごす日々を感謝する大切な行事となります。

七五三は神社というイメージがありますが、
限りない願いで包み込んでいて下さる阿弥陀如来様の前で、亡くなって行かれた方々の願いに感謝をしてお参りを致しましょう。

皆様おめでとうございました

(龍)