天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

築地にお参り

2006-06-04 11:06:33 | 仏教
昨日は、午前中は法事。
午後からは築地本願寺へ行き、
仏教壮年会の記念講演、田中教照先生のお話を聞いて来ました。


(講演風景)

講題は「還相廻向」。

私たち現代人は、映像文化に慣れ、視覚に頼り、目で見える世界に生きています。
しかし、
この世界は目に見えない物も存在する世界です。
本当に大切なもの、
こころ・いのち・信頼・愛情などは目に見えません。
私たちの生活を支える一番大事なものは目には見えないのです。

そして、
「目に見えないもの」を大切にするのが仏教だとお話下さいました。

また、
「同感」が大切。
同感とは、いのちある者同士が同じ感覚を持つこと、すべての生きとし生けるものを我が事のように考えること。
それが仏さまの慈悲であり、
そのおこころをいただくことで、
許し合い譲り合う世界が広がるのです。

今、非常に欠けていることを、
仏教が教えてくれます。

短い時間でしたが、とても勉強になりました。


その後、
本願寺の裏に住む職員のF君のところへ寄り、出産祝いに赤ちゃんの顔を見てきました。


(すみかちゃん)

パパ似で可愛かった♪

(静)

ありがとう

2006-06-03 09:04:09 | 天真寺
お寺は、たくさんの空間がある。
本堂・仏間・廊下・トイレ・庭などなど掃除に飽きることはない。
今日も、掃除をしていると、「ピンポーン」とドアベルが鳴った。
何かな?と思い玄関へ。
大きな紙袋を持ったご門徒のKさんが立っていた。

持っている袋の中身をみると、そこにはたくさんの布が入っていた。
そう、今度お寺で開催されるボランティア「布チョッキン」
のための布を持ってきてくださったのだ。
http://www.cyr.or.jp/news/nuno/institution.html
そこには、子どものためにと取っておいたという20年前ものの布から
PINGUなどのキャラクターものまで色とりどりの布・布・布・・・



お話を聞いてみると、歩いて持ってこようと思ったが重かったため、
バスに乗って来て下さったとのこと 

ただただ感謝です

たくさんの布を見ながら、
この布で出来た人形で遊んでいる子供たちの姿を
思い浮かべるとあたたかな気持ちになります。

遠く離れたカンボジアにはたくさんの子供たちがいる。
そこには、たくさんの子供たちの笑顔がある。
今、私たち日本人は、ものを残しても何も感じなくなってしまうくらい豊かであるが、
本当にこころからの笑顔を忘れてしまった気がする。

何十年と寝かしてあった布を見ながら、
カンボジアの子供たちの笑顔を思いながら、
本当に大切なころを教えてくれるような気がする。

今度は、7月10日に天真寺で「布チョッキン」ボランティア(CYR)が開催されます。
たくさんの方々に参加していただいて、
「たくさんの人形を 笑顔を」と思います。

(龍)


ブログって何?

2006-06-02 12:20:31 | 日々
最近のカタカナ言葉は年取った私にはなかなか理解できないことが多い。
ブログもその一つで
何のことだろうと密かに思っていた
 ブクロ?・・・池袋のこと
 フクロ?・・・付録でもない
まず正確な言葉自体が分からなかった。
最近分かったことは、どうやら「ブロク」という言葉のようだ
調べてみると
ブログ(blog)とは、日記のホームページ版とあった!

こんな新しい言葉が理解できないんだから
私たちが何気なく使っている
仏教用語・・・煩悩・本願・他力・・・
 お説教を初めて聞く人は全然理解できないだろうなァ・・・
改めて反省したことである。

(恵)

アーユス訪問

2006-06-01 23:03:46 | 仏教
弟がお世話になっている「アーユス」に初めてお邪魔しました。
弟の歓迎会に一緒にと、呼んでいただいたのです。
緑豊かな清澄庭園のすぐそばです。

お寺にいると、
その中だけで生活が終わってしまいがち。
こちらの様々な活動に関わり、
いろいろなきっかけをいただけたと感謝してます。

これからもご指導下さい。
どうぞよろしくお願いします。

夜には、
念願だった森下のさくら肉の老舗「みの家」で


おいしいお食事もご馳走になりました。
(情報番組で紹介されてから、ずっと行きたかったところ。)

一日ありがとうございました!

(静)