天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

きれいになりました

2006-11-20 22:22:58 | 日々
お寺の玄関わきの応接間。
たくさんの人が出入りするため色んな臭いがするのか、ベルがおしっこをする場所になってしまっていました。
いくら怒っても、隠れて来てはおしっこをしてしまうのです。
カーペット敷きなので、臭いはつくしシミはできるわで以前から気になっていたところ、今日やっとそのカーペットの敷き替えとなりました。
ご近所で畳屋さんを営むご門徒のYさんにお願いして、きれいにしていただきました。




この応接間はご法事の時の控え室となり、お客様用の応接室となり、お寺の中でも一番出番の多いお部屋です。
あざやかなワイン色のカーペットが敷かれると、今までよりずっと高級感があるお部屋になりました。





一日かけてきれいにしていただきまして、ありがとうございます。
今度はベルにおしっこをされないように、大切に使います。

(静)

松戸市議会議員選挙

2006-11-20 01:24:02 | 日々
地元松戸市は「すぐやる課」で有名な町であります。
今日は、その松戸市の市議会議員選挙でありました。

私は、政治について正直あまり分かりません。
けれど、駅で「選挙に行こう」と書かれたバンソーコを頂いて以来、選挙には行っていますが、これまで政治は全く違う世界のことだと思っていました。

しかし、
そんなこともいえなくなってしまいました。
なんと、中学校からの友達の友達が立候補したのです。

高校野球の選手が大人だと思っていたら、いつの間にか年下になっていたように。
気づかぬうちに年齢を重ねているのだなぁ、と実感しました。

29歳、もうそんな年齢なんだと、つくづく感じたことです。

そんなことを思いながらテレビを眺めていると、ダライ・ラマ14世がインタビューを受けていました。

北京―チベット・ラサ間を48時間で結ぶ鉄道が開通し、チベットに観光に来る中国人が増加し、チベットに経済の波が押し寄せ、チベット文化に変化をもたらすのではといわれています。
インタビュアーの方は、知人が「今行かなければ、本当のチベットにはあえない」と、チベットへ旅立たれたという話をしていました。

ダライ・ラマはそのことについて質問され、

鉄道の価値は、使う人の心によって変わるのです。

と。

ラサへの時間的距離が近くなることによって、

チベットを観光地化しようとする動きがあるかもしれない。

そのままのチベットの町を残そうとする動きもあるかもしれない。

果たしてどちらの道を歩むだろうか。



そんなことを考えながら、今日本社会が抱えている問題も頭に浮かんできました。
日本橋の首都高を取り除いて日本橋の雰囲気を取り戻そうとする動きもある。
改めて、何が本当に大切なものか考えてみる必要がある気がしました。

鉄道の価値は使う人の心によって変わる。

それは、知らず知らずに1日1日を過ごしている私自身にもいえることなのかもしれない。

人生の価値は、生きている人の心のよって変わる。

さすが、ノーベル平和賞受賞者。含蓄のあるお言葉であります。

(龍)

本番準備

2006-11-19 15:30:57 | 天真寺
来週23日、天真寺では「報恩講」が勤修されます。
午後からの法要に先立ち、午前中には今年1年間に新しく天真寺とのご縁を結ばれた方々の「門信徒会入門式」が行われます。

今日は月一回のお経サークルの日。
入門式では、お経サークルのメンバーが前に出てお参りをしよう!ということになり、その練習をしました。





最初はばらつきが目立ったみなさんの動きが、回数を重ねるごとにきれいにそろってきます。
この通りできれば、当日は大成功です。
繰り返しの練習ばかりではつまりませんから、皆さんの前でお披露目できる機会があると、張り合いができて練習の励みになります。

お経サークルの当日の活躍が今から楽しみです。
皆さん頑張って下さい!

(静)



築地本願寺通夜布教

2006-11-18 21:24:23 | 仏教
平成18年度築地本願寺の報恩講が勤修されました。

本年度、私は通夜布教をさせていただきました。
通夜布教とは、聖人のご苦労のご功績を偲び、夜を通しての説教のことです。

午後8:30よりお勤め・輪番挨拶。
午後9:00より1話40分のご法話のリレー(合計9名)が朝まで続きます。

今回は、朝の4:10より私の法話当番でした。

天真寺からは、なんと10名の門信徒の方々がかけつけてくださり、一緒に朝まで共にお聴聞致しました


(天真寺門信徒集合写真)

朝まで9時間位ぶっ続けです。
夜中の12時には、親鸞聖人が好まれて食されたという小豆粥が振る舞われます。


(おいしい小豆粥と)

長時間にわたるご法話のため、布教使専用宿泊所が用意されてあるのです。
私も朝早く起きたので、ご法話の前に、少し眠ろうかと床についたのですが眠れません。
布団につくと、ご法話が頭から離れないのです。
いつもはすぐに眠れる私にとっては、受験生以来の苦闘でした。

そして、朝の4:10から私の当番です。
テーマは、「うそとまこと」


(法話中)

緊張の中、40分にわたってお取り次ぎさせていただきました

ここで少し反省。
お話は「初めが肝心」ということで、空気をつかもうとしたのですが・・・・


私はよく友人にオチがないといわれるのです。

でも、こんな私が大切にされる時があるのです。

それは飛行機に乗るときです。

なぜなら、オチがない人。飛行機がオチない。


みなさん真剣に聞いてくださいました。もう少し、オチを学ばなければと感じました。

しかし、今年は、参詣者が多いと聞いておりましたが、朝でも50人位の方がお聴聞くださいました。

でも、緊張でわけがわからなくなりながらご法話をしている最中、
門信徒の方々の笑顔には励まされました。
なんとか皆さんに支えられてお話ができたという感じです。

みんなでお晨朝に参拝して、築地市場でお寿司を頂いて帰りました

(龍)




ベルの誕生日

2006-11-16 18:20:49 | 日々
天真寺の看板犬ベルちゃんがお誕生日を迎え、16歳となりました。
さすがに年ですから病気はいくつかありますが、まだまだお陰様で元気です。

元婦人会長のUさんの息子さんのお家で生まれたシーズの五つ子ちゃん。
そのうちの長男をいただいたのが、ベルちゃんがお寺に来たご縁です。
ですから今だに近所に弟妹がいて、たまに会えるんです。
だから「ベルは幸せだね」と、本人は分かっていないと思いますが話しています。


先日のお誕生日には、ちょうどセールだったので可愛いフワフワのポンチョを買いました。







以前はお洋服を着せた犬を見ると「犬に無理矢理あんなの着せてかわいそう~。」と思っていたのですが。。
ベルも年を取り、最近ではトリーマーでヘアカットをしてもらった後、ブルブル震えるようになりました。
どうも人間と同様冷暖房の部屋で育った室内犬ですから、急に毛を刈られ短くなると寒いようです。
で、トリーマーさんに「寒そうですから、何か着せてあげて下さい。」と言われたのをきっかけに、家でも冬になるとお洋服を着せるようになりました。

そして探してみると、可愛らしいお洋服がたくさんあるんです!!
以前はいやがっていたはずなのに・・・と複雑な思いはしますが、
あまりの可愛さに、この頃ではこちらの楽しみで買ってしまうようになりました。

ですから、ベル本人はいやがっているかもしれないな~と思いながらも、
「だって、寒がってるんだから。」という建前が出来てしまったおかげで、また今年も一枚お洋服を増えてしまったことです。

(静)