タオル道中

大阪・泉州 タオル屋 てるの日記 美由喜タオル(株)

絹タオル その2

2010-05-15 16:21:18 | プロダクツ

スキンケアタオルの紹介です。

絹の糸には種類があります。 蚕が繭を作るのは皆さんご存知と思います。 養蚕にも2種類あり、家蚕(白い)と野蚕(少し白度が悪い)に分かれます。 生産量は圧倒的に家蚕です。

繭は1本の糸です。 それを何本か合わせて高級絹糸になります。(専門用語で長繊維=フィラメント、絹のフィラメント=正絹)→着物や帯、ネクタイなどになります。

正絹に取れない繭は裁断されて真綿(よく綺麗な木綿わたを真綿と言ってるのを聞きますが、真綿とは絹です。)にされ、繊維の向きを合わせて撚りをいれ、紡績糸になります。=絹紡糸

繊維の向きを合わせる時、未熟な部分や短い繊維が脱落します(コーマ落ちと言います)、その落ち綿を、空紡と言う紡績機でもう一度糸にします。=絹紡紬糸=ノイルシルク

大まかにはこんな所でしょうか?

 

絹タオルその1(5/14UP)は家蚕の絹紡紬糸です。(太い糸しか紡げない)

絹タオルその2は家蚕の絹紡紬糸と、上記説明の絹紡糸の中間の糸です。 細くて色白の絹ですが、若干繊維に節があります。 スキンケアタオルには最高です。

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絹の特性については、絹タオルその1(5/14UP)を参照ください。

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うねのピッチや糸番手が細いので、とても滑らかです。

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サイズは、20cm×100cmです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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