スキンケアタオルの紹介です。
絹の糸には種類があります。 蚕が繭を作るのは皆さんご存知と思います。 養蚕にも2種類あり、家蚕(白い)と野蚕(少し白度が悪い)に分かれます。 生産量は圧倒的に家蚕です。
繭は1本の糸です。 それを何本か合わせて高級絹糸になります。(専門用語で長繊維=フィラメント、絹のフィラメント=正絹)→着物や帯、ネクタイなどになります。
正絹に取れない繭は裁断されて真綿(よく綺麗な木綿わたを真綿と言ってるのを聞きますが、真綿とは絹です。)にされ、繊維の向きを合わせて撚りをいれ、紡績糸になります。=絹紡糸
繊維の向きを合わせる時、未熟な部分や短い繊維が脱落します(コーマ落ちと言います)、その落ち綿を、空紡と言う紡績機でもう一度糸にします。=絹紡紬糸=ノイルシルク
大まかにはこんな所でしょうか?
絹タオルその1(5/14UP)は家蚕の絹紡紬糸です。(太い糸しか紡げない)
絹タオルその2は家蚕の絹紡紬糸と、上記説明の絹紡糸の中間の糸です。 細くて色白の絹ですが、若干繊維に節があります。 スキンケアタオルには最高です。
絹の特性については、絹タオルその1(5/14UP)を参照ください。
うねのピッチや糸番手が細いので、とても滑らかです。
サイズは、20cm×100cmです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます